「ヴィパッサナー瞑想」10日間コースに参加する人へのアドバイス

ヴィパッサナー瞑想10日間コースに参加する人へのアドバイス(c)Megumi Mitani Nepal
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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

現在地:タイ🇹🇭バンコク

ここまで「ヴィパッサナー瞑想」10日間コースの私の体験談と、率直な参加した感想や学び・自分自身に対する気づきをシェアしてきました。

まだ公開して間もないですが、すでに感想を送ってくれた方、ヴィパッサナーに興味を持ってくれた方もいるので。

「初めて10日間コースに参加する予定(したいと思っている)」方、「既に日本では体験済みだけど海外でもコースを受けたい」と考えている方に向けに、いくつかアドバイスを。

「アドバイス」というと、おこがましいですが、私自身の経験と、他の参加者を観察し気づいたことをまとめたので、参考になれば幸いです。


先入観を持たずに参加しよう

ここまで8本も「ヴィパッサナー瞑想」の体験記事を公開しておいて、こんなことを言うのは矛盾しているけど。

はじめて「10日間コース」に参加する人は、他人の体験談は極力読まない方が良いと思います。

私自身、「Vipassana 10-day course」がどんな内容で、どんな練習をするのかよく理解していない状態で、ネパールに飛びました。参加が承認されたのも現地到着後でした。

なので、公式サイトにある情報(規則やアクセス方法)と、参加決定通知の内容(持ち物、受付時間)を読んだだけ。他はまったく未知の状態で参加しました。

結果、そうして良かったな、と思っています。

「Vipassanaとはこういうもの」という先入観が無かったので、ゴエンカ氏のインストラクションを、まっさらな状態で聞くことができ、無理なくそれに従うことができたと思います。

 


過度な期待はせず、ニュートラルな気持ちで参加しよう

10日間コースに参加する理由は人それぞれだと思うけど、「ヴィパッサナー」に過度な期待はしない方が良いでしょう。

「自分を変えるために参加する」「ヴィパッサナーをやれば答えが見つかるはず」「過去のトラウマを解消したい」などと思って参加すると、人によっては、期待通りにならなくて、苦しむ可能性があるから。

10日間、ひとりひとり感じることや体験することは異なるけれど、私が参加したコースにも、嗚咽を漏らして泣く人、怒りをコントロールできずにいる人、苦しみをどう処理して良いか分からない人がいました。

これらは外から見えた一部なので、自分の内側だけで苦しんでいた人もいるはずです。

私自身は「どんな感じなんだろう?何を感じるんだろう?」という感じで、特に期待を抱かずに参加したため、ほとんどの時間をいつも通り(おそらく日常生活よりも)平和なマインドで過ごすことができたように思います。


環境を受け入れよう

国によっても違うと思うけど、12日間過ごす「ヴィパッサナー・センター」は、必要最低限のものだけがある施設なので、決して快適とはいえない環境だったりします。

私が滞在したネパールのルンビニにある宿泊施設は、手作り感満載のレンガ造りの建物で、気温45℃の中、あるのは天井についている大きな音を出して回るファンだけ。

バスルームは、シャワーとスクワット式のトイレと洗面台が一緒になっていて、それをルームメイトとシェア。トイレは水洗式でもなく、バケツに水を汲んで流すタイプ。

洗濯は休憩時間に手洗いして、外に干す。野生の猿がイタズラしたり、強風で飛ばされたりする。

蚊や虫が入ってきても「いかなる生き物も殺してはいけない」というルールがあるので、蚊に刺されても我慢。蚊のせいで眠れなくても我慢。

このような環境だったので、初日こそ「ここで12日間も過ごせるかな、私..」と思ったけれど、ほとんどの時間をホールでメディテーションして過ごすので、いつの間にか慣れました。

朝ごはんを食べていたら、天井から10センチくらいの大きな蜘蛛が目の前に落ちてきた時には、流石に驚きましたが。笑

日本の施設(千葉と京都)は、ネパールよりは快適なのではないかな?と思います。

 


せっかくなら真剣に取り組もう

24時間いつでも「誰か」や「何か」にアクセスできる「日常」から10日間完全に離れ、毎日1日10時間、ひたすら瞑想だけをする。

そんな時間が取れるのは、人生で何回あるのでしょう?

特に、仕事や家庭を持っている人、家族や身近な人をケアしたり、愛するペットと暮らしている人にとって、「12日間、音信不通になる」ことが許されるのは、そう簡単ではないはず。

だからこそ、もし「10日間コース」に参加すると決めたなら、ゴエンカ氏の言葉通り「真剣に」取り組みましょう。その方が自分のためになるから。


強いエゴは捨てよう

他の参加者を見ていて気づいたのですが。

エゴが強い人ほど、「ヴィパッサナーの練習が辛い」「自分には無理だ」と感じているようでした。

瞑想に限らず、強いエゴを持っている人は、自分の思い通りにいかないと、苦しみます。

悔しがったり、悲しんだり、怒り出す人もいます。

海外のインタビューやPodcastを聴いていると、いわゆる「成功者」や心理学者たちが、”Ego is the enemy”と言っていますが、「本当にその通りだな」というのを目の当たりにしました。

エゴが厄介なのは、多くの場合「自分では気づけない」こと。

他者から見て「エゴの塊だな」という人ですら、「自分のエゴが強い」ことに気づいていないこともありますよね。

エゴは誰にでもあるものだけど、「強いエゴ」は自分を苦しめるだけ。さっさと捨てましょう。

 


他人に優しくしよう

日本で参加する場合は、そこまで他人の言動に驚くことはないと思うけど。

海外で参加する場合は、文化の違いを受け入れ、広い心で接するようにしましょう。

私が参加したコースは、ネパール人が約20人、中国人が約10人、その他イタリア人、アメリカ人、日本人が1人ずつ。(私の知る限り)

「マナー」や「文化」は、国によって違うし、国籍に関わらず、自国だけで暮らしてきた人と、海外経験があって「世界標準のマナー」を知っている人とでは、また違います。

体験レポートでも少し触れたけど、「列に並ばずに割り込む」「待つ、譲ることをしない」人もいたし、欧米や日本ではタブーとされている不快な音を、当たり前のように出す人たちもいました。

私がシャワーを浴びている間に、部屋に入ってきて、断りもなく私のスキンケア・アイテムを使って、キャップも開けっぱなし。「なんでこれ開いてるんだろ?」と思っていたら、後から別の部屋の女の子が「あ、そういえば、あれ使ったからね。私の終わっちゃったから。」と報告されたこともありました。笑

おそらく、彼女たちにまったく悪気はなくて、それが「当たり前」という環境で育っただけ。

日本人の私たちからしたら驚くようなことがあっても、いちいち反応しないで、優しい気持ちで見守りましょう。

それがピースフル・マインドでいるコツでもあるから。


自分にも優しくいよう

10日間コースは、はじめて瞑想をする人でも続けやすいように構成されているけれど、人それぞれ、習得するスピードも、感じることも、出てくる感情も違うはず。

規則では、途中で止めることは許されていないし、参加前に署名もするけど、本当に「もう無理だ」「私には合わない(できない)」と思ったら、その自分を受け入れることも大事だと思います。

最後まで続けるにしても、離脱するにしても、自分に厳しくしすぎると苦しくなってしまうと思うので、他人に対してだけでなく、自分にも優しい気持ちで接しましょう。


以上が、これから10日間コースに参加する人に向けたアドバイスになります。

初めての参加だと「どんな感じなんだろう?」と疑問や不安もあると思いますが、きっと良い体験になると思います。😊

詳しくは別記事に書きますが、私は「ヴィパッサナーの10日間コース」に参加して得た副産物として、「シスターフッド」のように感じる2人との出会いもありました。

年齢も、住んでいる国も、ライフ・ステージも異なる3人ですが、彼女たちと出会い、時間を共有し、いろんな話ができたこと、コース終了後も繋がっていることを、とても嬉しく思います。

他の参加者や、サーバーとして私たちをサポートしてくれた方々との会話の一部も、私の中に残り、私の一部になるのだと思います。

ヴィパッサナーに興味がある方は、ぜひ体験してみてくださいね。

そして、経験をシェアしてもいいという方がいたら、聞かせてもらえた嬉しいです。:)

Namaste🙏

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この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。世界各地で家を借りながら暮らす「デジタルノマド」9年目。40ヶ国。

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