初めての自家製梅干し作り【梅仕事】

自家製梅干しを作ってみた(c)Megumi Mitani Cooking
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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

梅シロップに続き、自分で収穫した南高梅で「梅干し」を作ってみました!

この記事では、誰でもかんたんに作れる、自家製梅干しの作り方と、経過をレポートします。

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自家製南高梅干しの作り方

ジップロックで!南高梅干しの作り方(c)Megumi Mitani

材料・用意するもの

<材料>
完熟南高梅 500g(3Lサイズで11個ほど)
天然塩 100g(または90g)
梅酢 20g (あれば。オンラインでも購入可。)

このレシピは、覚えやすいように塩分20%にしています。塩分18%(一般的な白干し)にしたい場合は、塩90gで作ってください。

<用意するもの>
ジップロック(1L以上入るもの)
キッチンペーパー
食品用の消毒アルコール(あれば)
爪楊枝や竹串(ヘタがある場合)
トレーなど平らなもの
重しになるもの(500g-1kg)

作り方

1. 青梅を追熟させます。(完熟梅を購入した場合は不要)
追熟前の青梅(c)Megumi Mitani

水洗いはせず、軽く汚れを落としたら、キッチンペーパーの上に並べます。直射日光の当たらない風通しの良い場所で追熟させ(寝かせ)ます。

追熟後の完熟梅(c)Megumi Mitani

3日ほど経った南高梅がこちら。部屋中に梅の甘い匂いが漂っています。

2. ヘタがついている場合は、竹串で優しく取ります。(梅を傷つけないように注意)

3. 梅の表面をよく水洗いし、ボウルで30分くらい水に浸します。

4. 水を切て、ひとつひとつキッチンペーパーで、丁寧に水分を拭きます。(ヘタの部分は水が溜まりやすいのでしっかり吸い取る)

5. ジップロックを開いて、アルコール消毒(あれば)します。

6. 梅を梅酢に浸して、塩の上に乗せてくるくる転がします。

自家製南高梅干しの作り方(c)Megumi Mitani

7. ヘタの部分に塩を揉み込むようにして、ジップロックに入れていきます。

8. 同じことを繰り返し、残った梅酢と塩をジップロックに入れて閉じます。この時、できるだけ空気を抜きましょう。

ジップロックでかんたん!自家製南高梅干しの作り方(c)Megumi Mitani

9. 全体を軽く揉んだら、直射日光の当たらない平らな場所に置きます。

10. ジップロックに入れた梅の上に、トレーなど平らなものを置いて、その上から重しとなるものを置きます。

写真撮り忘れたけど、私はトレーの上に、カメラ(750g)を乗せました。

翌日以降は、梅から梅酢が出てくるので、全体に行き渡るようにジップロックを軽く振ります。

1ヶ月ほど寝かせたら、天気の良い日に、3日間天日干しをしたら、自家製梅干しの完成!(の予定)

注意点

  • 洗った梅に水分が残っていると、腐敗の原因になるので、ヘタの部分もしっかり水分を拭き取りましょう!

自家製南高梅干し経過観察 DAY1-5

1日目:梅500gと、梅680gの2つ作りました。

ジップロックの自家製梅干し(c)Megumi Mitani

2日目:塩がだいぶ溶けて、梅酢が出てきています。ひっくり返して、全体に梅酢が行き渡るようにします。

ジップロックで作った自家製南高梅干し2日目(c)Megumi Mitani

3日目:さらに塩が溶けて、梅酢が出ています。梅の表面も少しぷくぷくしてきたので、重しとして乗せていたカメラとトレーを外しました。

ジップロックで作った自家製南高梅干し3日目(c)Megumi Mitani

4日目:塩が完全に溶けました。梅干しから梅の香りが・・!

ジップロックで作った自家製南高梅干し4日目(c)Megumi Mitani

5日目:ジップロックだと梅酢が漏れてきそうな気がしたので、容器に移し替えました。このまま1ヶ月ほど置きます。

ジップロックで作った自家製南高梅干し5日目(c)Megumi Mitani

1日目に仕込んだら、あとはほぼ放置するだけなので、忙しい人でも、梅仕事初心者でも作れる!

自家製南高梅干しを干す(約1ヶ月後)

(2024.8.5追記)

ついに梅干しを干せるタイミングがやってきたので、干しましたー!

そもそも、なぜ梅干しを干すのかというと。理由は主に3つ。

  • 保存性を高める(太陽の直射日光を浴びることで殺菌)
  • 梅干しの食感を良くする(余計な水分を飛ばすことで果肉が柔らかくなる)
  • まろやかな味になる(梅の酸味と塩の塩味のバランスが良くなる)

というわけで、美味しい梅干しにを作るためには、大事なプロセスなんです。

一般的には「だいたい梅干しを漬けてから1ヶ月後くらい、土用の日あたりに、最低でも連続3日間、天日干しをする」と言われています。

私が梅干しを漬けたのが6月17日なので、本当は7月の下旬に干したかったのですが。

7月下旬は、午後や夕方にゲリラ豪雨が降ったりで、不安定な天気が続きました。

そして、ついに8月1日から3日間晴れの予報が出たので、梅干しを干しました!

竹ザルに並べて、陽の当たる場所に置きます。

DAY 1

1日目。曇りのち晴れ。気温28-33℃、湿度64%。朝9時から19時まで。

梅干しを干すDAY1(c)Megumi Mitani

梅酢をいっぱい含んでいる状態。このままでも美味しそう。笑

DAY 2

2日目。超真夏日の晴れ。気温25-35℃、湿度59%。朝9時から17時まで。

梅干しを干すDAY2(c)Megumi Mitani

1日目の夜、ひっくり返す時に梅の皮が竹ザルにくっついて、皮の一部が破けてしまった子が、しぼんでいる。。

DAY 3

3日目。真夏日。気温26-35℃、湿度63%。朝9時から17時まで。

梅干しを干すDAY3(c)Megumi Mitani

表面は完全に乾燥してサラサラ。ひっくり返す時もスムーズ!

DAY 4:白干し完成!!

4日目。超真夏日。気温26-36℃、湿度57%。朝9時から17時まで。

梅干しDAY4:白干し完成(c)Megumi Mitani

3日干したら十分なのかもだけど、晴れてたのでもう1日干してみた。

というわけで。4日間天日干しをして、白干しが完成しましたー!

ちょっと干しすぎなのかな?どうなんだろう??
梅干し詳しい人、教えてくださーい!

この後、保存瓶に入れて3ヶ月くらい待つと、まろやかな梅干しになるらしい。

すぐにでも食べてみたいけど、もうしばらく我慢!

自家製南高梅干し:紫蘇漬け梅干しを作る

完成した白干しの一部を、紫蘇漬けにするので、また後日アップデートします!

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この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。世界各地で家を借りながら暮らす「デジタルノマド」9年目。40ヶ国。

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