弾丸ひとり旅!東京から1泊2日で伊勢神宮を満喫したルート&旅レポ

二見興玉神社の鳥居と夫婦岩(c)Megumi Mitani Japan
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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

急に思い立ち、ひとり旅で伊勢神宮に行ってきました!

これまで何度か「伊勢神宮に行ってみたいな」と思ってはいたのですが、東京から伊勢って「ちょっと遠い」「アクセスしづらい」イメージがあり。

しかし実際に行ってみると

そうでもない!なんなら東京から日帰りも可能なんだな

と思い、前回の記事では「東京発で日帰り&1泊2日の伊勢神宮モデルコース」をご紹介しました。

そして、こちらの記事はその続編として、実際に私が1泊2日で回った「伊勢神宮への弾丸ひとり旅ルート」を、旅レポ形式でご紹介します。

初めて伊勢神宮に行かれる方、「伊勢神宮ひとり旅ってどんな感じなんだろう?」と疑問に思われる方の参考になれば幸いです!

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伊勢神宮の正式な参拝ルートを知る

伊勢神宮1泊2日モデルコース(c)Megumi Mitani

国内も海外も、思い立った時に旅立つ傾向がある私は、今回も「お天気良さそうだし、3月3日でゾロ目だし、大安みたいだし、そうだ!伊勢神宮行ってみよう!」と前日に行くことを決めました。

とはいえ、伊勢どころか三重県初上陸の私は、土地勘もなければ、伊勢神宮についてほとんど知らない。

急いでリサーチをすると「一般的には、伊勢神宮参拝というと外宮→内宮を回って終わるが、本来は外宮と内宮を参拝する前に、二見浦で禊をしてから神宮を参拝するのが正しい」という情報を発見。

せっかく行くんだし、初めての伊勢神宮だから、正式なルートで参拝したい!

と思った私は、最初に二見に行き、外宮→内宮、余裕があれば朝熊山に行こうと決めました。

伊勢1泊2日旅(1日目)

まずは二見浦へ

前回の記事にも書いた通り、早起きが苦手な私は、始発の新幹線(朝6時15分発)に乗れる自信がなく、夜行バスに飛び乗りました。

東京を23:30頃出て、伊勢には朝7時半に到着。

宿泊先に荷物を預けて、朝8時から観光スタート。

JR近鉄「伊勢市」駅改札(c)Megumi Mitani

JR 伊勢市駅から二見浦(ふたみのうら)まで2駅。

JR三宮線はSuicaなどのICカードが使えないので、切符を購入。

最近は「切符」を買うこと自体が珍しく、二見浦駅では電車を降りたホームで切符を駅員さんに手渡すという、なかなか新鮮な旅の始まり。

改札を出て、最初の目的地である「二見興玉神社と夫婦岩」を目指して歩きます。駅から二見興玉神社までは徒歩15分ほど。

途中、伊勢神宮の賓客の休憩・宿泊施設として建てられた「賓日館(ひんじつかん)」にも寄りってみることに。

賓日館(c)Megumi Mitani

国指定重要文化財にもなっているだけあり立派な建物・庭園。

建物の中に入れるのは、9時からだったので、私は庭園だけ見学させてもらいました。

綺麗にお手入れされた、美しいお庭を眺めながらお茶を飲んだら、心安らぐだろうな〜。

私は時間が合わず休憩できませんでしたが、二見興玉神社参拝後に立ち寄ると良いかもしれません。

賓日館を後にし、海沿いを歩いて「二見興玉神社」に到着。

天照大御神が隠れた岩屋とされる「天の岩屋」、本殿、日の出遥拝所を参拝。

天の岩屋(c)Megumi Mitani

二見興玉神社 本殿(c)Megumi Mitani

二見興玉神社の鳥居と夫婦岩(c)Megumi Mitani

そして、カエル、夫婦岩、禊橋を渡り、契り松を見て戻ってきました。

その後、海沿いを歩いたのですが、小石の浜に打つ波の音(Instagramの2枚目の動画)がとても心地よかった〜。自然(海と小石)が生み出す音、何時間でも聞いていられます、私。

外宮と内宮を参拝するために、二見浦駅に戻ろうと地図を見たら「音無山」という山が。

音無山(c)Megumi Mitani

調べたら「20分程度で登れる」と書いてあったので、登ってみることに。

9:30から登り始め、9:50に頂上的なところにある小屋に到着。

ここが頂上??ここに来るまで誰ともすれ違わなかったし、景色もたいして良くない。というか、何もない。苦笑 まぁ、いい運動になったし良いか。

と思い、周遊する感じで下山し始めると、少し行ったところに神社と展望台的な場所が。

音無山展望台(c)Megumi Mitani

音無山は、地元の高齢者の方々の散歩コースとなっているようで、天気が良い日は富士山が見えるのだとか。「今日は春の霞で見えないけど、昨日は見えたよ!」と仰ってました。

下山ルートの方が景色がよく、二見の町を眺めたり、橋を渡ったりと楽めたので、登ってきた道を下るのではなく、海側の方へ下ることをオススメします。

10:30に下山して、11時過ぎの電車で伊勢市駅へ。

JR「二見浦」駅(c)Megumi Mitani

自販機はないので、駅員さんから切符(レシート風)を購入。

伊勢に戻り「外宮」→「内宮」を参拝

友人に「伊勢に行くなら是非食べて!」とオススメしてもらった、外宮参道にある「ひりょうず(練り物を揚げたもの)」を食べ、外宮の方に向かっていくと、事前リサーチで知った「外宮前観光サービスセンター」が。

外宮前観光サービスセンター(c)Megumi Mitani

「当日空きがあれば、外宮をボランティアガイドが案内します」とWebサイトに書いてあったので立ち寄っってみたところ、「では行きましょうか」とすぐに案内してくださることに。

 え!次は◯時なので、10分前に集合してくださいね、とか言われると思っていたら、まさかのプライベートツアー?ひとり旅なのに申し訳ない。

と思ったのですが、ガイドさんが丁寧に案内してくださったおかげで、神宮に対する理解を深めることができました。

海外だと、無料ガイドでもチップを渡すのですが、日本だとそういう習慣がないため、感謝の気持ちをお伝えすることしかできず・・・。ガイドさん、ありがとうございました!!

「外宮と内宮」両方案内してほしい場合は、7日前までに申し込みが必要です。詳細は↓

日曜日だったため、参拝者がものすごく多くて、写真はほとんど撮りませんでした。外宮の様子は2日目の旅レポをご覧ください。

13:00。ガイドさんに1時間ほど外宮を案内してもらったあと、バスに乗って内宮へ向かいます。

外宮から内宮はバスで約20分。バスに乗って驚いたはこのシート!!

CANバス(c)Megumi Mitani

Cutest bus ever!!!こんなに可愛いバス見たことない!

アラフォーの大人が興奮するポイントではないですが(笑)、あまりに可愛くて写真を撮ってしまいました。

バスの路線図を見ていたら「猿田彦神社」を通ることが分かり、途中下車することに。本来は、外宮の後、そのまま内宮に行くべきなのでしょうが。。

猿田彦神社(c)Megumi Mitani

猿田彦神社&佐留女神社を参拝し、おはらい横丁&おかげ横丁へ。

日曜日のおかげ横丁(c)Megumi Mitani

すごい人・・・!鎌倉の小町通りとか、上野のアメ横みたい・・

「日曜日の観光地」なので、当たり前と言えば当たり前なのですが。

おそらく、みなさん参拝を終えた後に、おはらい横丁&おかげ横丁で、のんびり過ごしていると思うので、私みたいな「これから内宮行くんです」みたいな人は、ここを通らないのでは?と。

完全にルート間違えたな、と反省。苦笑

人混みを避けたい場合は、バス通り(内宮に向かって右手側)に抜けると、スムーズに内宮に辿り着けます。少し遠回りにはなるけれど。

13:30。人の波を掻き分けて、ようやく「内宮」に到着。

伊勢神宮「内宮」(c)Megumi Mitani

内宮の参拝は80分ほどでした。(外宮同様、内宮も人が多かったので初日はほぼ写真を撮らず)

参拝を終えた後は、再びおかげ横丁を歩くも、混雑していて、赤福本店など人気店は行列がすごい・・。

座って和菓子とお茶をいただきたかったので、内宮の入り口付近まで戻り、伊勢名物「太閤餅」へ。

太閤餅(c)Megumi Mitani

お土産を購入するお客さんはいたものの、閉店間近の店内でくつろいでいたのは私だけ。笑
人混みを避け、ゆっくりと休憩することができました。

帰りのバスの時間を調べると、ちょうど良いバスがなかったので、散策ついでに歩くことに。

「田舎道」と言ったら失礼かもしれないけど、東京のように平坦ではない歩道を歩くこともまた新鮮で楽しく、結局そのまま40分ほど歩き続け、伊勢市駅付近の宿泊先に到着。

16:30にチェックイン。

今回泊まったのは、女性専用部屋もあるホステル「風見荘」。

風見荘(c)Megumi Mitani

前日予約でも空きがあったのと、木造建物の雰囲気がステキで、レビューも良かったので予約したのですが、正解でした!

スタッフさん、ペルパーさん、海外からのゲスト、日本のゲスト、お会いした皆さんとてもフレンドリーで、連泊したいと思えるほど、居心地の良いホステル。

ドミトリーなら1泊4,000円、個室も空きがあれば1泊7,000円程度なので、「風見荘」オススメです!

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チェックイン後は、ロビーにいたアメリカからの旅行者2人と、ステキな日本人女子2人と、赤福とコーヒーいただきながら、いろんな話をしました。

夜は伊勢名物を食べに行こうかなと思っていたのですが、ちょうどステキ女子2人が夜ご飯を食べにいくと言うので、ジョインさせてもらいました。

彼女たちとの会話がとても楽しく、あっという間に20時。

早朝から(なんなら深夜から)動いていたし、翌日も早めに行動したかったので、宿に戻ってシャワー浴び、22時には就寝。

Mac持ってきたけど、1度も開かなかった・・(荷物になっただけ)

伊勢1泊2日旅(2日目)

再び外宮を参拝

伊勢神宮「外宮」(c)Megumi Mitani

1日目は混雑していてゆっくり参拝できなかったので、朝8時前に外宮へ。

月曜日の朝、ということもあり、とても静か。

伊勢神宮「外宮」鳥居(c)Megumi Mitani

表参道の第一鳥居をくぐって、参道を進むと、前日とは空気やエネルギーも違うと感じました。

伊勢神宮「外宮」(c)Megumi Mitani

ご祈祷やご集印の受付も空いています。

伊勢神宮「外宮」正宮(c)Megumi Mitani

最初に「正宮」を参拝しました。

伊勢神宮は「個人的なお願いをしてはいけない」ことで知られていますが、伊勢神宮の公式サイトには以下のように書かれています。

正宮は公の祈願をお祭りという形で行う場所ですので、感謝の気持ちを天照大御神に伝えるのが古くからの風習です。ですが、決して個人的なことを祈ってはいけないところではありません。個人的なお願いごとは荒祭宮と多賀宮でする、というような地元の風習としての信仰もありますが、どの宮社でもまず感謝をし、次にお願いごとをすれば良いかと思われます。きちんとお願いごとをしたい場合は、神楽殿でご祈祷をあげると良いでしょう。
引用元:伊勢神宮「伊勢神宮の「ギモン」と「ふしぎ」」

なぜ調べてみたかというと、初日に内宮の正宮を参拝した時に、近くにいたお母さんが子供に「いっぱいお願いしておきなさい」と言っていたのを耳にしたからです。

私もガイドさんから「個人的なお願い事は、多賀宮なら良いとされています」と聞いていたので、「あれ?お母さん??」と余計なお世話ながら思ったのですが、感謝をしてからであれば、個人的なお願いをしても良いことを初めて知りました。

とはいえ、やはり感謝の気持ちを伝えるだけの方が良いと思い、個人的なお願いはしませんでした。

伊勢神宮「外宮」古殿地(c)Megumi Mitani

古殿地。遷宮まで御殿があった場所。真ん中にある小さな覆屋は、正殿中央の床下の柱である「心の御柱」をお守りするためのものだそう。20年ごとに左右に移動させる「式年遷宮」の歴史は本当にすごい。

伊勢神宮「外宮」(c)Megumi Mitani

正宮を参拝した後、三ツ石を見て、亀石を渡り、風宮、多賀宮、土宮、下御井神社と参拝し、四⾄神から、旧表参道を歩きました。

これらの写真も載せたいのですが、ページが重くなるので割愛します。(リクエストがあれば、追加します..)

平日の朝の外宮は、神聖な雰囲気があり、静かな気持ちで参拝することができました。

外宮から内宮へ自転車で移動

2日目は自転車をレンタルしていたので、外宮から内宮まで自転車で移動しました。30分くらい。

途中、また猿田彦神社&佐留女神社を参拝してから、内宮へ。

伊勢神宮「内宮」第一鳥居(c)Megumi Mitani

9:30に内宮に到着しましたが、こちらも前日よりかなり人が少なかったです。

伊勢神宮「内宮」五十鈴川(c)Megumi Mitani

五十鈴川の透明度、そして冷たさに驚きました。ここも何時間でもいられるなと感じた場所。

伊勢神宮「内宮」(c)Megumi Mitani

正宮、荒祭宮と参拝し、神楽殿を通過したら、神馬の「本勇号」がいらっしゃいました!

伊勢神宮「内宮」御馬の本勇号(c)Megumi Mitani

凛々しくもあり、可愛らしくもあり、人が集まってきても落ち着いていて、とにかく美しい、まさに「神馬」という感じのお馬さんでした。

前日外宮を案内してくださったガイドさんも「神馬は朝の早い時間だと見られる時もあるけど、いないことが多いので見れたらラッキーですよ」と仰っていたので、会えて嬉しかったです。

10時半過ぎに内宮の参拝を終え、最後の目的地である朝熊山に向かう前におかげ横丁へ。

月曜日のおかげ横丁(c)Megumi Mitani

前日とは違い空いています。月曜日休みのお店もいくつかあるみたいだけど、ほとんどのお店が営業していました。

お団子(c)Megumi Mitani

日曜日は大行列で諦めた、焼きたてのお団子を川沿いで食べてエネルギーチャージ。

11:00 内宮から朝熊山まで自転車で向かいます。

11:30 朝熊山の登山口「であいの広場」に到着。

内宮から朝熊山までの道のりは、風が強かったこともありわりと大変だったので、自転車で行くことはあまりオススメしません。苦笑

朝熊山(c)Megumi Mitani

登山口に着いたものの、朝のスタートが遅れたので、登山時間は1.5時間しかありません。

とりあえず登れるところまで登って、下山しようと思い、17号まで登ったところで下山開始。

朝熊山 登山道(c)Megumi Mitani

音無山と違って、朝熊山は初心者向きとはいえ「登山」感があるので、スニーカーではなく、トレッキングシューズや登山靴をオススメします。

13時すぎに下山し、伊勢市駅まで自転車で戻ります。

14時15分の電車に乗るため、14時には伊勢市駅に戻って自転車返却&荷物ピックアップをしないといけません。

Google mapだと、車で15分、徒歩で1時間40分だったので「30-40分で戻れるかな?うどん食べる時間あるかも!」なんて思っていのですが。

大間違いでした。笑笑

Google mapがものすごい急な登り坂とか、「なにこれ修行?」っていうルートに案内するのです。

土地勘のない私は、Googleさんに頼るしかないので、車ルートから徒歩のルートに切り替えたら、急な坂を越えた後に、自転車をかついで急な階段を50段くらい登らなくてはいけないところに連れて行かれ・・。

え、私なにやってるんだろ?なんで自転車借りたんだろ?ひとりトライアスロン?ていうか、電車間に合わない!!

と半泣きになりながら、ひたすら田舎道を走り続けました。

なんとか14時過ぎに到着し、自転車を返却し、荷物をピックアップし、汗だくになりながら、駅に走りました。

無事に乗る予定だった電車にも乗れ、16時に名古屋に到着。

本当は下山後に、お風呂に入って、伊勢名物を食べてから帰りたかったのですが・・。叶わず。

2日目もゆっくり過ごしたい人は、18時発や、最終の新幹線に間に合う20時発の電車が良いと思います。

結論:また伊勢に戻ってこよう

伊勢神宮に行ったことがある友人や知人からは「半日あれば十分だよ」「1日だと時間が余るかもしれない」と言われていたのですが。

ご覧の通り、私のような自由気ままに動く人間には、1泊2日では足りませんでした。笑

1日目は

自分がなんとなく「いいな」「好きだな」って思う場所に好きなだけいたり、「この山登ってみようかな」と思ったままにフラっと山に登ったりできるのも、ひとり旅だからこそ。この気持ちが向くままに、自由に動ける感じが好き。

なんて、のんびりしていたのですが、2日目は、約2時間自転車に乗って、2.5時間歩いて、1.5時間ハイキングをして、電車に飛び乗る、というバタバタな感じでした。笑

朝熊ヶ岳参詣も途中で終わってしまったし、鳥羽や志摩の方にも行ってみたいので、また近いうちに伊勢に行こうと思います。

ここまで、長文旅レポを読んでいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。世界各地で家を借りながら暮らす「デジタルノマド」9年目。40ヶ国。

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