Galitebe(ガルテンビ)の「手焙煎キット」で自宅焙煎してみた

Galitebe「コーヒー豆手焙煎キット」(c)Megumi Mitani Life
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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

世界各地で美味しいコーヒーを飲み歩き、国内外のコーヒーロースターから焙煎豆を購入することが趣味でもある、コーヒー好きな私。

今回、エチオピアのコーヒー豆を輸入販売されている、株式会社Galitebe様より、手焙煎キット(マンカシャカシャと生豆200gのセット)をご提供をいただいたので、レビューします。

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エチオピアでは一家に一台ある手焙煎フライパン

コーヒーの発祥地であり、コーヒー豆生産量世界第5位を誇るエチオピア。

世界中で最も長い期間コーヒーを楽しんでいるエチオピアでは、各家庭にコーヒー豆を煎るためのフライパンがあります。

エチオピアで購入した焙煎機(c)Megumi Mitani

エチオピアに行き、エチオピア流のコーヒー儀式に必要な品々を購入して来たアメリカの友人がこのフライパン(写真のもの)を持っていて、「今からこれでエチオピア豆を焙煎しよう!」と、一緒に焙煎したことがあります。

その後、アメリカと日本で行われたコーヒーの展示会でも、このエチオピア式焙煎フライパンを何度か目にしました。

そのくらい、エチオピアでは当たり前の「手焙煎用フライパン」。

日本では、「手網焙煎」で楽しむ方も多いようですが、エチオピア流のフライパンでコーヒーを焙煎してみませんか?

ガルテンビの手焙煎フライパン「マンカシャカシャ」

エチオピア・バンナ族の成人儀式から名付けたという「Galitebe(ガルテンビ)」。

Galitebeの創業者は、エチオピアの生産者と直接やりとりをし、手焙煎用のパンとコーヒー豆を作っているそうです。

Galitebe「手焙煎キット」(c)Megumi Mitani

こちらが、ガルテンビの『マンカシャカシャ(手焙煎キット)』

・手焙煎用のフライパン「マンカシャカシャ」
・エチオピア産のコーヒー生豆(Natural 100g、Washed 100g)

がセットになって¥3,500(税込)という商品。

手焙煎用のフライパン「マンカシャカシャ」は、把手の部分が木製で、オリジナルロゴが入っています。

120gと軽量なので、キャンプなどのアウトドアにも持っていきやすいのもGood.

コーヒー豆の情報、そして生産者産さんのお顔が見られるのもうれしい。



ガルテンビのコーヒー豆

ガルテンビのコーヒー豆(c)Megumi Mitani

手焙煎用のフライパンだけでなく、エチオピアからコーヒー豆も輸入しているガルテンビ。

そんなガルテンビのコーヒー豆の特徴をまとめると。

  • 現地の生産者と直談判し、二人三脚てコーヒー豆の開発をしている
  • 生産地で異物を徹底的に除去しているため、ハンドピックする手間が不要
  • そうすることで、品質を保ち、生産者への単価を上げられる
  • ひとりひとりの生産者が納得できる価格での取引を心かげている

ドキュメンタリー映画『おいしいコーヒーの真実』で、生産者の受取分がいかに低いかを知ったので、「生産者が納得する価格で取引している」というのは、私の中ではかなり重要!

『マンカシャカシャ(手焙煎キット)』に入っていた、2種類の生豆を見てみると、サイズの違いは多少あるものの、欠点豆(虫食い、カビ)は見当たりませんでした。

「マンカシャカシャ」で焙煎してみた

Galitebeエチオピアコーヒー豆(c)Megumi Mitani

さっそく、手焙煎キットの「マンカシャカシャ」で、NaturalとWashedの生豆を焙煎してみることに。

キットについてくる説明書通り、50gの生豆をフライパンに入れます。

最初にWashedの豆を50g、説明書に書いてある通り、「強火で10-15分」焙煎してみることに。

10分を超えるとかなり色が濃くなって来たので、12分で止めました。

2回目のNaturalは、「中火」で煎ることに。私は浅煎り〜中煎りが好きなので。

コーヒー豆を自宅で手焙煎してみた(c)Megumi Mitani

火との距離を考えながら、均等に火が入るように、ひたすらフライパンを左右に、回すように、降り続けます。

3分頃から豆に色がつき始め、5分後には、パチパチという音が。

そして、コーヒー豆の薄皮(チャフ)が、飛び始めます。

そのままフライパンを振り続けて、このくらいかな?という好みの色になったら火を止めます。Naturalは10分で止めました。

ザルに移して熱を冷まし、軽量してみると。

Washedは50gが30gに、Naturalは50gが40gになっていました。

コーヒー豆の水分含有率は10-12%程度なので、最初に焙煎したWashedは、焙煎しすぎかも。

ロースターだと、生豆より1-2割くらい減る程度なので、50gだったら、40-45gで仕上がるのが理想的なのかもしれません。

ま、素人だし、自分で飲むので、とりあえずOK。笑

手焙煎したコーヒーは、少なくとも3〜4日は置いてから飲んだ方が味が安定するので、焙煎してから5日目、1週間後に飲んでみました。

豆を挽いてドリッパーに入れて、ガスがプクプクと抜けていく様子(新鮮な証拠)をみたり、香りも楽しめる!

味に関してはプロが焙煎したものには敵わないけど、自分で焙煎→数日待つ→豆を挽いてドリップする。というプロセスは楽しい!です。

2回目に自分で焙煎した時は、3分までは「弱火・遠火」で水分を飛ばすイメージで振り続け、残りは「中火」で8分まで焙煎したところ、より美味しくなりました。好みにもよりますが、説明書通り強火で10-15分だとかなり深煎りになると思います。



ガルテンビのコーヒー豆

ガルテンビのコーヒー豆(c)Megumi Mitani

素人の手焙煎と、プロの焙煎の違い

エチオピアコーヒー豆 手焙煎とプロ焙煎の比較(c)Megumi Mitani

素人の手焙煎と、プロの焙煎はどのくらい違うのか。

を比較するために、アメリカ・カリフォルニア州にあるロースタリーで買ってきたオーガニック・ライト・ローストのエチオピア(写真上)と、自分で焙煎したエチオピア(左が1回目、右が2回目)を並べてみました。

ご覧の通り、プロのロースターが焙煎機で焙煎した豆は見事に均一ですよね。

一方、私の手焙煎豆は、ローストしすぎて黒い豆も混ざっているし、色もバラバラ。

7年前に初めてアメリカで手焙煎した時もそうでしたが、素人が手焙煎をすると、どうしてもムラが出てしまうのです。

エチオピア式「手焙煎」のメリット・デメリット

Galitebe「コーヒー豆手焙煎キット」(c)Megumi Mitani

エチオピア式「手焙煎」のメリットは

  • 気軽に「焙煎」ができる
  • 純粋に楽しい
  • 自分好みの焙煎ができる
  • キャンプやイベント時にみんなで楽しめる

デメリットは

  • 素人が好みの仕上がりを目指すには、練習が必要
  • キッチンでやると掃除が大変(チャフが飛び散る)

です。

ちなみに、自宅で焙煎する場合は、換気扇を最大にして、窓を開けてやることをおすすめします。火災報知器が誤作動しないように。

キャンプ場だったら、美味しそうなコーヒーの匂いに釣られて人が集まって来ちゃうかもしれませんね!笑

エチオピアの人々がひとつひとつ手作業で付けているという把手部分に関するエピソード、買付ストーリーも公開されていますので、興味がある方は読んでみてください!



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この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。世界各地で家を借りながら暮らす「デジタルノマド」9年目。40ヶ国。

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