こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
「沖縄に行くなら宮古でしょう!」と言われるほど、今や人気の観光地となった宮古島。
私が初めて訪れた2003年当時、年間45万人程度だった観光客数は、2019年には100万人を越えるほどに!
甘くて濃厚な宮古島のマンゴーが話題になったり、「宮古ブルー」と呼ばれる美しい海がSNSなどで広がって、女子旅やファミリー層にも人気の観光地となりました。
宮古島に2ヶ月間滞在したことのある私も、宮古ファンのひとり。
先日(2023年のゴールデンウィーク)に、久しぶりに宮古島を訪れ、観光スポットを巡ってきました。
新しいリゾートホテルやショップはかなり増えたものの、宮古島らしさもしっかり残っています。
これから宮古島に行ってみたい!と思っている方向けに

昔からある定番の観光地から、新しい観光スポットまでを網羅した「宮古島のオススメ観光モデルコース」を日数別にご紹介します!
宮古島の基本情報
宮古島は、沖縄本島と台湾のちょうど真ん中くらいにある島。
台湾から300kmしか離れていないこともあり、ラジオをつけると台湾のラジオステーションが入ってくることも。
島の周囲は約100kmで、宮古島を車で1周ドライブしても4時間程度で周ることができます。
宮古に行ったことがない人からすると「小さな島っぽいから、2日で十分かな?」と思いそうですが、とんでもない!笑

2泊3日じゃ物足りなくて、また戻ってきたくなるはず!
そのくらい見所も多いし「次回は長めに滞在しよう」と思わせてくれるのが宮古島なのです。
その理由はなんと言っても美しい海!
沖縄本島の海も東京近郊と比べれると遥かにキレイなのですが。
宮古島の海、そして白砂のビーチは、世界的なリゾート地「モルディブ」と並ぶほど美しいと個人的には思います。
さらに、宮古島から簡単にアクセスできる、伊良部島、下地島、来間島、池間島、大神島、多良間島といった離島もあるので、ぜひゆっくり滞在することをオススメします!
宮古島へのアクセス
宮古島には、2つの空港があるのをご存知ですか?
ひとつは、昔からある「宮古空港」。そして、2019年に開港した「みやこ下地島空港」です。
宮古空港は宮古島のメインゲートで、全国各地からJALやANAの便が発着しています。
新しくできた下地島空港は、主にLCCのジェットスターやスカイマークが発着しているのですが、出発ロビーがとにかく快適すぎて最高なんです!(別記事でご紹介します)
東京・関東方面から
東京から行く場合は、羽田から宮古島への直行便がベスト。JAL、ANA、スカイマークと選択肢も多いので。
なんですが、実は成田から下地島空港もオススメ!

私は今回LCCのジェットスターで、成田から下地に飛んだのですが、下地島空港の雰囲気が好きすぎて、次回も下地にしよう!と思ったほどです。成田までは遠いですが..
フライト時間も、羽田ー宮古が約3時間なのに対し、成田ー下地は約3時間20分と20分しか変わらないので。
大阪・関西方面から
繁忙期など季節によっても変わるようですが、大阪・関西方面からは、4つの直行便があります。
JAL系だと、日本トランスオーシャン航空(JTA)の直行便。
関西国際空港発の宮古空港着です。
ANAの直行便も関空から出ていて、宮古空港に着きます。
ジェットスターも関空発ですが、到着は下地島空港です。
スカイマークは神戸発ー下地島着という便を就航しています。
関西方面から宮古島までのフライト所要時間は約2時間から2時間半ほど。
宮古空港・下地島空港からホテルまで
宮古空港、下地島空港どちらからも、フライト時間に合わせてバスが出ているので、宮古島の市街地周辺に宿泊する人も安心です。
リゾートホテルやホテルの送迎がある方は、空港ピックアップをお願いした方が楽だと思います!
宮古島の観光モデルコース(2泊3日)
週末や3連休を利用して2泊3日で宮古島を訪れたい人にピッタリのモデルコースはこちら!
1日目:宮古空港または下地空港から池間大橋へ向かってドライブ。西平安名崎に寄った後、砂山ビーチへ。砂山は小さなビーチなので、足だけ海に入ったり、写真を撮ったりして楽しむ。夕方、パイナガマビーチでサンセットを眺めてホテルへ。
2日目:伊良部大橋をドライブし、17ENDに向かう。タイミングが良ければ飛行機の発着が見られる!その後、通り池をサラッと観光し、中の島海岸 (カヤッファ)でシュノーケリングを楽しむ。浅瀬でもたくさんのカラフルな魚に出会えます!伊良部島または宮古島に戻って遅めのランチ。
午後は「東洋一のビーチ」とも言われる与那覇前浜でのんびり。
3日目:東平安名崎までドライブ。日本に16基しかない登れる灯台に登って絶景を堪能。シュノーケリングをしたい人は、新城海岸またはシギラビーチでウミガメや魚と泳ぐ。海に入りたくない人は、来間大橋を渡り、来間島でのんびりカフェやお買い物を楽しみましょう。残りの時間でお土産を買って空港へ。

2泊3日で宮古島と周辺離島を満喫できるプランにしてみました。初めて宮古島を訪れる人にオススメです!
宮古島の観光モデルコース(3泊4日)
3泊4日と少し時間に余裕がある場合は、ぜひ宮古島でしか体験できない日本最大級の珊瑚礁で天然記念物にも認定されている「八重干瀬(やびじ)」のシュノーケリングorダイビング・ツアーに参加してみて!
1日目:宮古空港または下地空港から池間大橋へ向かってドライブ。西平安名崎に寄った後、砂山ビーチへ。砂山は小さなビーチなので、足だけ海に入ったり、写真を撮ったりして楽しむ。夕方、パイナガマビーチでサンセットを眺めてホテルへ。
2日目:午前中は八重干瀬(やびじ)でシュノーケリング!ランチを食べた後は、ホテルで休むも良し。与那覇前浜のビーチでのんびり過ごして、夕方は西平安名またはパイナガマビーチでサンセットを楽しむ。
3日目:伊良部大橋をドライブし、17ENDに向かう。タイミングが良ければ飛行機の発着が見られる!その後、通り池をサラッと観光し、中の島海岸 (カヤッファ)でシュノーケリング。浅瀬でもたくさんのカラフルな魚に出会えます!伊良部島または宮古島に戻ってランチ。
午後は東平安名崎までドライブ。日本に16基しかない登れる灯台に登って絶景を堪能。その後、イムギャーマリンガーデンを散歩したり、再び海に入ったりしてのんびり過ごす。
4日目:シュノーケリングをしたい人は、新城海岸またはシギラビーチでウミガメや魚と泳ぐ。海に入りたくない人は、来間大橋を渡り、来間島でのんびりカフェやお買い物。時間が余れば再び伊良部大橋をドライブして伊良部島を1周してみましょう!最後はお土産を買って空港へ。

宮古島の大自然、宮古ブルーを思いっきり堪能したい人にオススメのプラン。ウミガメやカラフルな熱帯魚と泳げるなんて日本じゃないみたい!と感動すること間違いなし!です。
宮古島の観光モデルコース(1週間)
宮古島を「体感」するには、ぜひ1週間以上滞在してみてください。
これは私自身の経験ですが、東京から宮古島に来てのんびりとした「宮古時間」を感じることができるのは、だいたい3日目くらいから。
着いて1〜2日は、自分と宮古島の時間の流れがなんか合わないというか、本来の宮古島に身体が馴染んでいないというか。
2泊3日とか3泊4日の観光なら全然それでもいいと思うのですが。
宮古島の魅力のひとつは「のんびりとした時間の流れ方」だと思うので、ぜひそれを体感してほしいのです。
以下は私が宮古島と離島で過ごした1週間のvlogです。
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1日目:宮古島の市街地を散策。夕方はパイナガマビーチでサンセットを眺めたりのんびり過ごす。
2日目:好きなビーチ(与那覇前浜、砂山ビーチ、吉野海岸)でのんびり。または新城海岸、中の島海岸 (カヤッファ)でシュノーケリング。
3日目:伊良部島へ。渡口の浜や17ENDでのんびり過ごすか、中の島海岸 (カヤッファ)でシュノーケリング。
4日目:来間島へ。とにかくのんびりとした雰囲気を楽しむ。物足りない人は、与那覇前浜でマリンアクティビティを!
5日目:八重干瀬のシュノーケリング・ツアーに参加。ツアーは色んな会社が催行しているので、事前リサーチしておくと良いです。
6日目:大神島へ。その名の通り神が宿る神聖な場所として、宮古の人たちの中では「恐くて行けない」という人もいるほど。「行ったけど上陸できなかった」という人もいます。大神島には独自のルールがあるので、島、そして住人の方々へのリスペストを忘れずに訪問してください。
7日目:1週間の滞在で気に入った場所に戻ったり、ビーチでのんびりしたり、最終日は気ままにに過ごしましょう。

1週間も滞在すると、そのまま宮古に住みたくなるか、都会が恋しくなるかのどちらかだと思います。笑 それも島の醍醐味!
宮古島に行く前に知っておきたいこと
宮古島のベストシーズンは?
宮古島は本土より温暖な気候なのでオフシーズンでも快適に過ごせますが、やはりベストシーズンは初夏から秋まで!
3月下旬から4月上旬に海開きとなるのですが、まだ肌寒いのでシュノーケルをするにもウェットスーツがあった方がいい気温。
私は今回ゴールデンウィークが始まる頃に海に入りましたが、その時はもうウェットを着ずに水着だけでOKでした!
なので4月下旬から10月初旬くらいまでは、快適にマリンアクティビティを楽しめると思います。
ただ、6月は梅雨で雨も多いし、9月は台風シーズンなので、天候によっては宮古ブルーを見られないことも。

ベストシーズンは4月下旬から9月頃まで!
宮古島で雨が降ってしまった時の楽しみ方
軽い雨なら浅瀬でシュノーケリングをしたり(ライフジャケットは必ず着用)、釣りをする。
島の中でも風向きによって、晴れている場所もあるので、晴れているエリアに移動する。
結構な雨が降っている時は、ミュージアム(宮古島海中公園、宮古民俗資料館、ドイツ村など)や、ホテルのスパでのんびり過ごしましょう。
または、琉球ガラスや陶芸体験、三線のレッスンなど、沖縄ならではのインドア・アクティビティもオススメ!
私が宮古島に2ヶ月いた頃、雨の日は家で沖縄料理作ったり、三線レッスンに通っていました。おじい元気にしてるかな・・?
宮古島では日焼け(火傷)に注意!
とにかく日差しが強い宮古島。日焼け対策は必須!です。
「今日はちょっと太陽が出ているな」という「曇り時々晴れ」のような日に、日焼け止めを塗り忘れ2〜3時間歩き回っていたら見事に真っ赤に日焼けしてしまいました。
ジリジリと焼けるので、日中はあまり気づかなかったのですが、夜シャワーを浴びる時に、ヒリッと・・。

あ、やってしまった・・。
現地の人に「あら〜!どうしたの!?塗り忘れた?」と驚かれるほど真っ赤になった脚・・。
3日間ほどで赤みは引きましたが、変な焼け方をしてしまったので、この夏はロングスカートしか履けません。笑笑
しっかり日焼け対策をしていきましょう!
宮古島にもスーパーやドラッグストアで日焼け止めが買えるし、島内のお店でラッシュガードなども売っているので、忘れてしまっても現地調達できます。
宮古島から離島へ渡る料金は?
宮古島には高速道路や離島への特別料金などはありません!🙆♀️
フェリーで大神島や多良間島に行く場合のみ、フェリーの乗船料金がかかる程度です。
宮古島のホテル・宿泊施設は?
宮古島にはリゾートホテルや、高級ヴィラ、ゲストハウスが次々にできています!
長期滞在者用のアパートメントもあるし、予算に合わせて宿泊先を選べるのも宮古島の魅力。
島でのんびりすることが目的なら、プールやプライベートビーチ付きのヴィラやリゾートに泊まってホテルから一歩も出ずに過ごすことも可能。
低予算な人、観光がメインでほとんどホテルに滞在しない人は、格安のゲストハウスもありだと思います。ファミリーやカップルにはおすすめしませんが。
宮古島旅行の予算は?
2泊3日や3泊4日で宮古島行く場合は、個人手配するよりもパッケージツアーで行った方が安い場合も多いです。
2泊3日なら3万円〜(2名1室)というツアーも結構あるので。
私は個人手配派なのですが、今回はLCC(ジェットスター)で飛んだので航空券は往復2万円弱でした。
ANAやJALの通常料金は片道3万円ほどですが、セールを利用すれば往復2万円以下で行けることもあります。
飛行機代:2〜6万円
宿泊費:1泊2万円〜(ゲストハウスなら5,000円〜)
レンタカー代:1日4,000円〜
その他ガソリン代、食事代、アクティビティ代、お土産代など。
本当にザックリですが、2泊3日なら10万円あれば、それなりに楽しめると思います!
格安ツアーを利用したり、LCCで飛んでゲストハウス泊の場合はもう少し安く抑えることができますよ。
宮古島が教えてくれたこと
宮古島は東京で育った私の価値観を大きく変える場所となった、とても思い入れの深い島。
自然の偉大さ、時間の流れ・使い方、人間が本来大切にすべきものなど。
東京にいたら気づくことすらできなかったことを、たくさん教えてくれた宮古島。
本当に美しくステキな島なので、ぜひ訪れてくださいね!
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