こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
11月下旬に、日本最古の神社であり、「奈良県最強のパワースポット」とも言われる「大神(おおみわ)神社」へ行ってきました。
この投稿をInstagramで見る
大神神社の御神体である「三輪山」を登拝させていただいたので、登拝する際の注意点、登拝した時の様子、大神神社の参拝ルート、アクセス方法などをまとめました。
これから参拝される方の参考になれば幸いです。
大神神社(おおみわじんじゃ)とは
奈良県桜井市三輪にある「大神神社」は、日本最古の神社ともいわれており、国内でも有数のパワースポットとして知られています。
大神神社には、本殿がなく、山(三輪山)自体がご神体。
三輪山は「神様の鎮まる神聖な山」とされており、かつては三輪山に入ることが禁じれていましたが、現在はお参りすることができます。
ご祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)で、国造り、農業、工業、商業を含むすべての産業、 方除、治病、交通、縁結びなどのご利益があるといわれています。
また大神神社は、「うさぎ」とのご縁が深いことでも知られています。2000年以上も前から重要なお祭りを「卯の日」に奉仕しているそう。
願いを叶えていただく、痛いところを治すために、参拝者が撫でることができる「なでうさぎ」が有名です。
私も「なでうさぎ」をお参りしてきました。
ちょっと想像していた「うさぎ」さんとは違った。笑
大神神社「三輪山」登拝について
大神神社拝殿をお参りした後、「三輪山」を登拝させていただきました。
三輪山を登拝するには、「狭井(さい)神社」で受付をする必要があります。写真の右手側が受付です。
受付時間は、午前9時から正午まで
下山報告は、午後3時まで
(2023年12月現在)
に済ませる必要があります。
以前は「受付は午後2時まで、下山報告は4時まで」だったようですが、時間が短くなっていました。季節によって変わるかもしれないので、正確な時間は現地で確認してください。
三輪山には「入山禁止日」があります。
令和6年の入山禁止日:1月1日~8日、2月17日、4月9日、4月18日、10月24日、11月23日
(最新の日程は公式サイトを参照ください)
入山の受付は、申込用紙に、氏名、住所、携帯電話の番号、緊急連絡先(家族など)を記入します。
申込用紙と入山料300円を納めると、「三輪山登拝のご案内」という地図と、登拝時に首からかける襷(タスキ)、お祓いの紙、申込用紙の控えをいただきます。
初めて登拝する場合は、入山に関する注意点・説明を受けてから入山します。
当日、説明も受けますが、事前に知っておいた方が良いと思うので、重要なところだけお伝えしますね。
三輪山登拝の心得、禁止事項
- 登拝は登山ではないので、敬虔な気持ちで登拝すること
- タスキを首にかけ、お祓いをしてから入山する
- トイレはないので、入山前に済ませておく
- 水以外の飲食は一切禁止
- 写真や動画撮影、スケッチ等も禁止
- 山の中にあるものを持ち帰らない
- 下山したら、下山報告と共にタスキを返却する(返却場所は受付とは別の場所)
その他、説明はありませんでしたが、荷物はコインロッカー(100円玉返却型)がありますので、そちらに預けると良いです。
私は、貴重品とご神水を入れたタンブラー以外は、全てロッカーに預けました。
三輪山登拝レポート
ここからは。私が登拝した時の様子をお伝えしますね。
10:40分に受付をして、受付裏手にある「御神水」をいただきました。
コインロッカーに荷物を預け、お祓いを済ませ、三輪山に入山したのが11時。
ゆっくりと自分のペースで歩き、休憩もとりながらの登拝でしたが、下山まで2時間弱でした。
三輪山の標高は467.1m。登拝口となる狭井神社の標高が80mなので、標高差は387m。
東京にある高尾山の標高差が400mなので、高尾山と同じくらいだと考えると登拝のイメージがしやすいかもしれません。
三輪山登拝のルートには9つのポイントがあります。
途中、4ヶ所ほど急なポイントや岩場もありますが、全体的に歩きやすかったです。私は1人で入山しましたが、道ができているので、迷うこともありませんでした。
3番目のポイント「三光の滝」には座れるベンチがあったので(おそらく滝行をする方の更衣室兼休憩所のようなところ)、私はここで一度休憩&水分補給をしました。
その後も、立派な樹木があったり、岩場が続いたと思ったらパッと開けて太陽の陽を感じる場所があったりと、とても心地の良い登拝でした。
登りはゆっくりと氣を味わいながら登ったのですが、下りは本当にあっという間で、「気がついたら登拝口に戻っていた」という感じ。
三輪山登拝中は、写真や動画の撮影が禁止なので、いつもスマホ片手に写真を撮りまくっている私ですら、一度もスマホを手にすることはなく、本当に、必要なものは「お水」だけでした。
そして、登拝口にある「杖」。
普段は「(結局使わないので)邪魔になる」と思い借りないのですが、三輪山登拝の日は、なんとなく「借りようかな」と思ってお借りしたのですが。大正解でした。
登りは足が疲れた時に杖に頼って登れるし、下りは思っている以上に膝に負担がかかります。
「杖」があるだけで下山後・翌日の疲れが違うので、脚力に自信がある方も、「杖」をお借りすることをお勧めします。
下山したら、狭井神社の社務所へ、下山報告をし、タスキを返却をします。
これを忘れてしまうと、「下山していない=山で失踪した」と判断されてしまうので、下山したらすぐに報告&返却を済ませましょう。
大神神社・狭井(さい)神社へのアクセス
電車の場合
JR奈良駅から桜井線(JR万葉まほろば線)で約30分「三輪」駅で下車。
三輪駅からは徒歩5分で「二の鳥居」に着きます。二の鳥居から拝殿までは徒歩3分ほど。
なのですが。
どうせなら「一の鳥居」を通ってから「二の鳥居」へ行きたい方は、三輪商店街をまーっすぐ歩きましょう。右手に「一の鳥居」という案内があります。
さらに。もっと先に行くと「大鳥居」があります。
この大鳥居は高さ32.2m、幅23mと日本で2番目に大きい鳥居。昭和天皇即位60年を記念して建てられたものだそう。
ちなみに日本一大きい鳥居は「熊野本宮大社」の鳥居で、和歌山県の大斎原(おおゆのはら)にあるそうです。
私もこの「大鳥居」が見たくて、三輪駅から商店街をまっすぐ歩きましたが、誰もいませんでした。笑
同じ電車で降りた方は30名ほどいましたが、みなさん、駅から二の鳥居に向かわれたようです。
車の場合(無料駐車場)
車の場合も、奈良駅からだと約40分。
ルートは、Google mapやカーナビに案内してもらいましょう。
駐車場は1から6まであります。
「大鳥居」から歩きたい人はP1かP2に止めましょう。
「一の鳥居」から歩きたい人はP3に。
できるだけ歩きたくない、「二の鳥居」に少しでも近い方がいい、という方はP6に止めましょう。
P6より先になると、有料駐車場になります。
大神神社・狭井神社の参拝モデル・ルート
「一の鳥居」または「二の鳥居」をくぐり、大神神社拝殿へと進む。
- 祓戸神社
参拝する前に、心身を祓い清める神社。 - 夫婦岩
縁結びの神様。 - 大神神社拝殿
拝殿を通して三輪山を拝む。 - 三ツ鳥居(2023年12月現在 拝観休止中)
本殿に代わるものとして神聖な場所 - 巳の神杉
樹齢500年、白蛇が住むとされる御神木。 - なでうさぎ
身体の痛いところを撫でると良くなると言われている。 - 狭井神社(さいじんじゃ)
三輪山登拝の受付をする神社。
神社内にある「薬井戸」の御神水は万病に効くと言われている。 - 三輪山登拝
詳細は上記参照。 - 市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)
海と水の神様。芸能や財宝に関わる御利益も。
これは、私が実際に参拝したルートですが、これでも大神神社の西側半分しか回れていません。
登拝もして、東側も参拝する場合は、まる1日かかるかも?
「三輪そうめん」を食べて帰ろう
大神神社、三輪山登拝をした後は、三輪名物の「三輪そうめん」を食べて帰りましょう。
二の鳥居を出た参道沿いに、三輪そうめんを食べられるお店がいくつかあります。
私は、平日でも行列ができるほど人気だという「千寿亭」さんに行きました。ランチタイムを過ぎていたからなのか、待たずに入れました。
「3色冷やし素麺 天ぷら付き」をオーダー。
お料理はすぐに提供され、美しい見た目にワクワク。
天ぷらはちょっと油っぽかったけれど、冷たい自家製素麺が朝から歩き回っていた身体にスーッと入っていきました。
大神神社からは20分くらい歩く(プラス駅に戻るのに徒歩15分)ので、時間のない方は、参道を出てすぐのお店の方が便利かもしれません。
Google mapで探しただけでも、流しそうめんを提供してくれるお店、老舗店、新しくてオシャレそうなお店など、色々出てきました。
ぜひ気になるお店に寄って「三輪そうめん」を食べてみてくださいね。
※当サイトのコンテンツは全て私個人の体験・意見です
※当サイトの画像・文章・コンテンツ内容の無断使用・改変・転載・出版を禁じます
※引用は当ページへのリンクを貼っていただければご連絡は不要です
※サイトの運営費用を賄うためアフィリエイトリンク(広告)を掲載しています
Comment