こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
11月末から、「紀伊半島 NEW ReLATIONプログラム」ツアーに参加してきました。
奈良県東吉野村に3日間滞在し、学んだこと、感じたことをレポートしています。
第2回目は、東吉野村の「自然の魅力」とおすすめスポット、東吉野の「食」についてご紹介します。
第1回目の記事はこちら。
まだ読まれていない方は、合わせて読んでみてくださいね!
東吉野村は自然好きの理想郷
東吉野村の何がすごいかといえば、やっぱり「自然」。
前回の記事でも触れた通り、村の96%が山林である東吉野村。
都市部で育った私からすると、東吉野村の空気は「感動的なほどキレイ」なんです。
人間は、1日に500mlのペットボトル3万本分(約18kg)の空気を吸うと言われているので
毎日、あの新鮮な空気を吸いながら暮らしたら、心身ともに健康でいられそう!
なんて思いました。(個人の感想です)
東吉野村は「吉野林業の中心地」として知られているので、山だけでなく、村の至る所で「吉野杉」や檜、木材を目にします。
暖炉に入れる木がお家の前に積んであったり、室内には立派な吉野杉のテーブルがあったり。
東吉野村では、飲食店の割り箸までも「吉野杉」なんです!
↓食べ物の方がインパクトが強い写真でごめんなさい。笑
東京から東吉野村に移住し、林業をされている方に「割り箸まで吉野杉で驚きました!」と伝えると。
「そうですね。こっちに来てから、他の割り箸を見ると、うーんって思うようになりました。笑」と。
こんな風に、身近なところで、日常的に「木」や「自然」を感じられるなんて、素敵ですよね。
東吉野村は、山、そして木に囲まれた生活に憧れる人にとっては、かなり理想的なところだと思います。
東吉野村の自然を満喫できるスポット
もはや村全体が「自然を満喫できる場所」といえる東吉野村ですが。
その中でも、特に美しい場所、観光地としても人気の場所をいくつかご紹介します。
七滝八壺(ななたきやつぼ)
環境省「平成の名水百選」にも選定された「七滝八壺」。
7つの滝が段落することから、「七転び八起き」にちなんで、この名前がついたそう。
標高1418mの国見山から大又川に流れ込む、落差50mの滝は、見応えがありました。
東吉野村には、七滝八壺のほかに、5つの滝(和佐羅滝、魚止めの滝、明神滝、東の滝、投石の滝)があります。
次は、和佐羅滝にも行ってみたい!
丹生川上(にうかわかみ)神社 中社
白鳳4年(675年)に天武天皇によって創建された「丹生川上神社」。
400年に渡り歴代の天皇が参拝に来ていたという、歴史ある神社ながらも、しばらくの間、神社の所在が不明に。明治以降に、現在の形である、上社、中社、下社の三社となったそう。
丹生川上神社 中社の本殿は、1829年建築で、国の重要文化財にも指定されています。
御祭神は「罔象女神(みづはのめのかみ)」という「水」の神様。
強力な龍神様がいる神社として、県内外から多くの参拝者がいらっしゃるようです。
5年前に、奈良県観光課のお仕事でご一緒した方に、「東吉野村に行くんです」とお話ししたら、「それなら、ぜひ丹生川上神社 中社と東の瀧にも行ってくださいね!」と教えてくださいました。
参拝した後、樹齢1000年を超える「叶の大杉」からパワーをいただいてきました。
そして「夢橋」を渡って、右手に進むと「東の瀧」がありました。
この辺りは、高見川(丹生川)・日裏川・四郷川が合流する地点で、水の色が、エメラルドグリーンとコバルトブルーが混ざったような神秘的な色をしているのですが。
「東の瀧」は、日裏川が高見川に注ぐところで、龍神が棲むといわれているそうです。
色が美しいだけでなく、とても良いエネルギーを感じました。
この景色ずっと見ていられる〜
夏に戻ってきたいな〜
と思いました。
みなさんにも、ぜひ訪れて欲しいです。
高見山と国見山
「高見山」と「国見山」は、今回訪れることができなかったのですが、行ってみたい山。
「関西のマッターホルン」とも呼ばれる、標高1248mの高見山は、冬に見ることができる「霧氷」で有名。
冬登山になるので、しっかりとした装備で行く必要がありますが、いつかぜひ見てみたいです。
国見山は東吉野村と三重県松阪市にまたがる約1419mの山。
東吉野村を散歩していた時に、頂上の方に雪がうっすら被っていて、美しかった山。
他にも、春、夏、秋、冬で、自然を満喫できるスポットがあります。
詳しくは、東吉野村の公式サイトを見てみてくださいね!
東吉野のオススメ「食」スポット
手打ち蕎麦「よしの庵」
平日でも満席になるほど人気のお蕎麦屋さん。
二八でも十割でもなく「外一」で、蕎麦粉は福井県産のものを使用。
築300年の古民家でいただく手打ちのお蕎麦は、蕎麦の風味をしっかり感じながらもコシがありました。
写真は15食限定の「変わりご飯セット」。
自家製の鴨ロースも、ふろふき大根も、炊き込みご飯も、美味しかったです。
ひよしのさとマルシェ(道の駅)
東吉野村にある「道の駅」の中に、イートインスペースがあります。
そこで食べられるのが、東吉野名物「太素麺(たあめん)」。
一見、うどんのような見た目なのですが、小麦粉に吉野本葛を使っているため、もちっと食感でおいしい!!
素麺でもない、うどんでもない、「太素麺」、ぜひ食べてみてくださいね。
あしびき
地元の方も通われているという洋食レストラン「あしびき」さん。
私たちは、東吉野に着いた初日の夜にお邪魔しました。
ハンバーグ、唐揚げ、フライなどの定食メニューから、本格フレンチのコース(要予約)まであるお店。
写真を撮り忘れましたが、みんな「美味しかった!」と大満足でした。
住所:奈良県吉野郡東吉野村大字鷲家111
電話:0746-42-0710
西善
江戸末期にお茶屋さんとして始まったという「西善」さん。
東吉野村の空き家見学をしていた時、奈良県の移住担当の方、村役場の方が「ここのどら焼きは有名。美味しいですよ!」と教えてくれました。
そしてOffice Camp(コワーキングスペース)のスタッフさんが「最中も美味しいですよ。焼き立てを出してくれるので。」と。
どちらも食べたくなった、欲張りな私は2つ購入。
あんが甘めでコーヒーに合う。最中はサクサク、どら焼きは生地がしっとり系でおいしい♡
このまま東京に帰るなら、お土産に買って帰りたいほど、本当に美味しかったです。
きのこの館
色々な種類のきのこを栽培されており、新鮮なきのこ料理を食べられるという人気店。
私は行けなかったのですが、他のメンバーが、「きのこの館」のきのこを買ってきてくれました。見たこともない、珍しいきのこたち!
きのこ鍋として美味しくいただきました。
次回は、お店にきのこ料理を食べに行きたいです!
ジビエ(鹿肉)
こちらは、番外編となりますが。
移住アドバイザーの大谷さん(もはやプロ級のシェフ)が、いただいたという鹿肉を、ステーキにしてくれたもの。
東吉野では、猟師さんやご近所さんから、お肉を分けてもらうこともあるそうです。
私もひとつ、いただきました。
しっかり歯ごたえはありますが、全くクセのない赤身のお肉。牛肉の赤身よりもクセがないと感じました。
地のものを、その地でいただけたことに、感謝🙏
東吉野村には、魅力的なところがたくさん
第2回は、東吉野村の自然、魅力的なスポット、オススメのお店を中心にご紹介しました。
「移住」や「二拠点生活」、「関係人口として地域とどう関わっていくか」を考えるにあたり、「どんなところなのか」「何があるのか」を知ることも大切だと思ったので。
次の記事では、地域のコミュニティ、移住情報についてお伝えします。
第1回目の記事はこちら↓
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