こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
11月末から、「紀伊半島 NEW ReLATIONプログラム」ツアーに参加してきました。
奈良県東吉野村に3日間滞在し、学んだこと、感じたことをレポートしています。
第3回目は、東吉野村への「移住」と「地域コミュニティ」について。
「東吉野村が移住先の候補に入っている」という方はもちろん、村への「移住」や「二拠点生活」って、実際どうなんだろう、と思っている方の参考になれば幸いです。
東吉野村の空き家を見学
東吉野村に滞在した3日間の間に、移住者の方々から「移住」に関するお話、「東吉野村での暮らし」について、お話を聞かせていただきました。
そして、東吉野村で暮らす人々の温かさ、都会では考えられないほどの大自然に触れ
東吉野村は、すごく素敵なところ!だけど「家探し」ってどうするんだろ。「空き家」を買ってリノベしたり、DIYする?賃貸のお家もあるのかな?
という疑問が。
そこで、登場したのが「移住アドバイザー」の大谷さん。
ご自身もご家族一家5人で、東京から東吉野村に移住されたという、移住経験者。
東吉野村役場の方と一緒に、移住ツアー参加者である私たちに、空き家見学ツアーをしてしてくださいました。
まず最初にご案内いただいたのが、東吉野村の移住モデルハウス「小栗栖A棟」。
古民家をリノベした村営の「お試し住宅」的なもの。
2階建ての一軒家で、かなり広々としています。
この家をリノベーションするにあたり、デザイン、家具等も、東吉野村在住の方が担当されたのだとか。
木をふんだんに使った、温かみのあるお家。
東吉野村への移住に興味がある方向けに、1週間〜最長3ヶ月まで「お試し住宅」として利用することができます。
詳細は、以下(東吉野村のサイト)を参照してください。
その他、空き家2軒と、第1回目でご紹介した「せせらぎクラフト」さんの工房&ご自宅を見学させていただきました。
東吉野村のお家は、どこも広いので、「空き家をDIYしたい」、「リノベ・アイディアがある!」という人には、いいと思う!
村役場の人によると、賃貸物件も何軒かあるらしく、月3万円くらいで家族が住めるサイズのお家を借りられるそう。中には「月1万円でいい」というところも。ただし、改修が必要な場合は自費。
そして、東吉野村には「田舎暮らしエコ補助」という補助金制度があります。
薪ストーブ設置費補助費(上限15万円)、太陽光発電システム設置費補助費(上限28万円)、空き家改修事業補助金(上限100万円)など。
移住者希望者や村民のための補助金制度、ありがたいですよね。
東吉野村への移住に興味がある、移住についてより詳しく知りたい、という方は以下よりお問い合せしてみてくださいね。
移住アドバイザーの大谷さん、めちゃくちゃ良い人(そして色々できちゃう人)です!東京からご家族で移住された移住経験者なので、色々と相談しやすいと思います。
東吉野村のサテライトオフィス
東吉野村役場から徒歩圏内の「サテライトオフィス」も見学させていただきました。
建物は2区間に分かれていて、共有のキッチン、MTGスペースも。
キッチン隣の共有スペース。窓の外には川が流れています。
ここで休憩したり、ブレストしたら、いいアイディアが生まれそう!
こんなに広くて素敵なオフィスを、月額5万円で借りられるそうです!
奈良県外の法人格を持つ企業、施設利用に伴い移住を伴うこと、など諸々条件はありますが、興味のある方は、以下より詳細ご覧ください。
東吉野村のコワーキングスペース
2015年に出来たという「OFFICE CAMP HIGASHIYOSHINO」は、東吉野村のコワーキングスペース。
村役場からも橋を渡ってすぐ、という立地の良さ。
村民だけでなく、村外からの利用者も集まるHUBとなっている場所だそう。
古民家を改装した2階建てのコワーキングオフィスは、1階に大きなシェアテーブルと個室。2階に3つの畳部屋があり、自由に使うことができます。
利用料金は、1日500円と良心的!
1階には、カフェスペースもあり、スタッフさんがコーヒー(¥400)を淹れてくれます。
Made in Naraのスニーカーがあったり、マガジンがあったり。
単なるコワーキングスペースではなく、コミュニティスペースの役割もありそうな雰囲気でした。
東吉野村の地域コミュニティ
「移住」を考えた時に
縁もゆかりもない土地に移住して、大丈夫かな?
誰も知り合いがいないし、孤立しないかな?地域との関わり方もよく分からないし。
といった不安や疑問が浮かぶかと思います。
東吉野村に移住されている方々に「なぜ東吉野を選んだんですか?」と聞いてみると。
「ある程度コミュニティがあるところがいいと思ったので」という方もいれば、「たまたまここに行き着いた!」という方まで、さまざまだったのですが。
共通していると感じたことは、「みなさん、楽しそうだな!仲良いな。」ということ。
もともと知り合いがいようが、いまいが、新たな土地で暮らすとなると、イチから新たな人付き合い、コミュニティと関わることになりますよね。
その時に、移住アドバイザーの大谷さんのような存在であったり、地域コミュニティ活性化の活動をされている方の存在はとても大きいと思います。
Rebe(リーベ)東吉野
築100年の古民家ゲストハウス「Rebe東吉野」を運営されている、狩野(かのう)良太さんも、そのひとり。
狩野さんは、ご家族が大阪にいらっしゃるので、大阪と東吉野村の二拠点で生活をされています。
ゲストハウスの運営、理学療法士、介護関連のお仕事をしながら、地域のコミュニティビルダーとしても活躍。
2023年の9月には、東吉野村の宿泊施設「ふるさと村」で、「ふるさと ひよし祭り(まちゅり)」を開催。
「昔ながらの地域の伝統や暮らし、文化を次世代へ継いでいく」
「地元住民、移住者、村外の方が分け隔てなく、つながる」
ことを目的としたお祭りには、村外からの来場者も含め、800人を超える人が集まったそうです!すごい!
そんな風に、日頃から地域と移住者をつなぐ活動をされている狩野さん。
「移住ツアー」で東吉野村を訪れている私たちにも、地域を案内してくださいました。
3日間お世話になった「ふるさと村」から、前回の記事でもご紹介した「七滝八壺」まで、村歩きをしながら、地域のお話、自然のお話を聞きました。
そして「笹野神社」では、大又区にお住まいのご夫婦とお話しする機会を作っていただき、地元の方から「400年の歴史がある神社のお話」を聞くことができました。
地元のご夫婦も本当に優しくて「また来てくださいね。夏がいいですよ。」と、見送ってくださいました。
これも、狩野さんが日頃から地域の方と関係性を作っているからこそ、ですよね。
「東吉野村、気になるなぁ」と思った方は、狩野さんが運営するゲストハウス「Rebe東吉野」に滞在してみては?
東吉野村のこと、二拠点生活のこと、狩野さんが取り組んでいる活動など、いろんなお話が聞けると思います。
「Rebe東吉野」では、ワークショップやイベントなどもやっているようなので、チェックしてみてくださいね!
イベントではこのカマドでご飯を炊くこともあるのだそう。
大きな窓と、長持(昔の木製収納箱)を使ったテーブルもステキですよね!
東吉野村は「移住者、大歓迎!」
東吉野村滞在2日目の夜。
「ふるさと村」で、地域の方との交流会が行われました。
東吉野村の水本村長が「クリエイティブ・ビレッジ構想が始まってから、若い人の移住者が増えています。みなさんも、ぜひ移住してください!」とご挨拶されました。
第1回目の記事にも書いた通り、東吉野村には多くのクリエイターが移住しています。
「地域おこし協力隊」として移住をしてくる方も多く(そして任期完了後の定着率が高い!)、東吉野村は住みやすい村なのだな、と感じました。
少しでも「東吉野村への移住」や「二拠点生活」に興味がある方は、東吉野村の移住相談にお問い合わせしてみてくださいね!
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東吉野村でお世話になったみなさま、どうもありがとうございました!!また遊びに行きます!
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