「日本に来るなら日本語を話せ!」とあなたが思う理由

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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

現在地:イタリア🇮🇹 シチリア州パレルモ

シチリア島のパレルモ生活も2週目に入りました。
今日は雨が降ったり止んだりなので、Airbnbでブログを書くことにしました。

インバウンド!インバウンド!インバウンド!

ここ数年、日本に戻るたび外国人観光客が増えているなぁ〜と強く感じます。

渋谷から原宿方面に歩くと、日本語より外国語の方が耳に入ってきて「あれ?私、東京に戻ってきたんじゃないっけ??」と思うことも。

2018年に大阪に数ヶ月滞在していた時(特に桜の時期)は、アジアからの旅行者がものすごーく多くて、日本にいるんだか他の国にいるんだか分からないほどでした。

最近日本に居ないので分かりませんが、「インバウンド」という言葉も「インターネット」っていう言葉が世の中に知れ渡った頃のように広がっていますし、東京では「TOKYO2020」とオリンピック需要を見込んだ訪日外国人がターゲットのビジネスも盛んのようです。

しかし一方で、こんな声も。

日本に来るなら日本語話せよ!

日本に来るなら日本語を話せ!って鎖国してるんですか?

デジタルノマドになる前、英語が社内公用語の日本企業で2年半ほど働いていたのですが。

普段の仕事やミーティングで英語なんてほぼ使わないんです。
だけど、TOEIC800点以下の人は勤務時間中に「英語の勉強」をさせられていたり、800点以下が続くとお給料がカットされたりしているようでした。

そんな中、英語に苦しむ同僚達のこんな会話がありました。

つーかさ。ここは日本なんだし、日本企業で働いてるんだし、英語なんか必要あるか?

ほんとだよね。外国人スタッフもいるからとか言うけどさ・・そっちが日本語勉強しろよって感じ。

日本に来る外国人観光客も日本語話せよ!英語で道聞いてくるんじゃねーよ(笑)

結構こんなことをフツーに言う人が多い会社で、目を丸くする日々だったのですが。。

街中でも「何あの外人。ウケる。日本語で言えよ。分かんねーよ(笑)」とか言っているのを聞いたことがあるし、飲食店でも外国人観光客が日本語を理解できず困惑しているのに、機関銃のように日本語を喋り続ける店員さんを見たことがあります。

「日本に来るなら日本語を話せ」という気持ちも分からなくはないですが、ちょっと冷たいなぁって思うんです。

日本って鎖国してるんでしたっけ!?

実はイタリアやフランスも同じ

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9月からイタリアを旅していてもうすぐ1ヶ月が経過するんですが。

イタリア人も「イタリアに来たらイタリア語で話しなさい」と思っている人が多いようなんです。

私は今回がはじめてのイタリアで、イタリア語なんて「ボンジョールノ(こんにちは)」と「チャオ(Hi!またはBye!といったカジュアルな挨拶)」「グラッツィェ(ありがとう)」しか知りませんでした。

ローマのコロッセオとか、観光客が多いレストランは英語が通じますが、小さなお店とかバル(カフェ)は通じません。

Google翻訳アプリでイタリア語メニューを見ながらオーダーしたり、食べたいものを指差してオーダーしていますが、なんか悪いな・・気まずいな・・と思います。

「イタリアにいるんだからイタリア語を話せ」とは今のところ言われていませんし、ほとんどのイタリア人は親切ですが、面と向かって「英語で言うな!イタリア語を話せ!」と言われる外国人旅行者もいるようです。

イギリス人やオーストラリア人が当たり前のようにイタリア人に英語で話しかけ「観光地でしょ?英語分からないの?」と言っているのを聞いて、それもちょっと違うよなぁ・・と思いましたが。

そういえば昔、フランスに行った時も英語が通じにくかった気がします。

ミャンマーで出会ったベルギー人から聞いた話ですが、フランス人は旅行先でも、他のフランス人旅行者とばかり話すそうです。誰かひとりでも英語を話すと会話を止めたり、クスッと笑うそうです。

その後、ラオスで出会ったフランス人に聞いたら「間違いないわね。愛想の悪いヨーロピアンがいたらフランス人よ。フランス人はフランス人としか話したがらないから?」と。

共通点は英語に対する苦手意識=恥をかきたくない

日本もイタリアもフランスもなんで「英語を話すな!」という人がいるのか考えてみたんですけど、たぶん英語に対する苦手意識が強いからなんじゃないかと。

イタリア人やフランス人は、英語が理解できる人でも「恥をかきたくない」から話さない人も多いそうです。ヨーロピアンは3〜5ヶ国語話せる人も少なくないので「英語すら話せない」と思われたくないのかも?

ブラジルにいた時は真逆で「英語を話せる」=「教養がある」という認識があるようで、こちらががんばってカタコトのポルトガル語で注文しようとしたら、カタコトの英語で返されたこともありました。

これはちょっと英語が得意な日本人もやりがちですね。
日本在住歴が長い外国人が流暢な日本語で話しかけても、なぜか英語で返すという・・笑

苦手でも恥ずかしくても、話せばいつの間にか慣れる!

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私も今でこそ英語に不自由する事なく旅も出来ているし、海外のクライアントとも仕事できていますが、10年前は今ほど話せませんでした。

この5年間、アルゼンチン、ブラジル、タイ、イタリアなど1ヶ月以上暮らした国の言語も、その国に行くまで全く話せませんでした。

どの言語もレベルゼロの状態でしたが、基本のあいさつや日常生活で必要な言葉くらいは覚えようと心がけました。

スペイン語もポルトガル語もタイ語もイタリア語も、はじめて現地の人に話しかける時は、めちゃくちゃ緊張しました。

通じたとしても、相手がイタリア語で返してきたら分からないし、やっぱり英語で話しかけてみようかな?

とか。

でも、そんなことやってたらいつまで経っても覚えないんです(実体験)。

間違えてもいいし、伝わらなくてもいいし、相手が何言ってるか分からなくても、とりあえず現地語で話してみる。

これは英語もそうなんですけど、間違えても伝わらなくても、大体の場合相手が「あ、それってこういうこと?」とか何かしら言ってくれて、意思疎通ができるんですね。

そうすると「あぁ。この言い方じゃ通じないんだ。」と学べるわけです。

そうしたら、次は別の場所でその言い方で試してみる。

通じたら「あー!通じたー!」と嬉しくなりますよね!

これを10回でも100回でも繰り返したら、外国語に対する苦手意識も「恥ずかしい」という気持ちも消えるはずです。

要するに慣れてしまえば、苦手意識は無くなります。


日本人は言葉が通じなくてもとても親切で礼儀正しい

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浅草の鳥越祭りで。日本語を少ししか話せないアメリカ人のパートナーもお神輿を担がせてもらえました。

私がこれまで出会った外国人旅行者で日本に来た事があるという人は、ほぼ全員「日本人はすごく親切だよね!」とか「言葉の壁はあったけど色々助けてもらったの!感動したわ。」とか「レストランやコンビニでさえものすごく丁寧で礼儀正しいよね。」と言います。

私も100%同意します。
日本人は本当に親切で丁寧で礼儀正しい人が多いと思います。

だからこそ「日本に来たら日本語を話せ!」と言っている人を見るとちょっと悲しくなります。

世界には196ヶ国もある中、日本という小さな島国を選んで観光に来てくれるということは、少なからず日本に興味がある旅行者という事ですよね?

いくら日本が好きでも、漢字、カタカナ、平仮名、敬語、丁寧語、謙譲語がある日本語の習得は簡単ではありません。そして日本語は英語やスペイン語と違って、日本でしか通じません。

たった1〜2週間、日本を観光するためだけに「日本語を勉強して来い!」というのはちょっと厳しすぎる気がしませんか? ?

それに、もしかしたら英語で声をかけてきたり道を聞いてくる観光客も日本語に苦手意識があったり、間違った日本語を話すのが恥ずかしいと思っているのかもしれません。

みなさんにも似たような経験ありますか?
もしあればコメント欄で経験や意見をシェアしてもらえたら嬉しいです!

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この記事を書いた人

フルタイムトラベラー。海外デジタルノマド6年目。
世界各地のAirbnbで家を借りながら暮らす旅人。ライター。翻訳家。LINE トラベルjpナビゲーター。

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