アフターコロナ(ニューノーマル)の旅行はどうなる?

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自然と芸術を愛する旅人。2015年より世界各地で家を借りながら暮らすデジタルノマド。40ヶ国。

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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

前回はアフターコロナ(ニューノーマル)の生き方について書きました。

今回は「これからの旅行(海外旅行・国内旅行)」がどうなっていくかフルタイムトラベラー/デジタルノマドとして5年間放浪してきた私の考えをシェアしたいと思います。

(注:2020年5月15日時点の考えです)

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これからの旅行はどうなる?

みなさんは、「これからの旅行」ってどんな感じになると思いますか?

私は

旅行者は旅行先を慎重に選ぶようになり、観光地や航空会社・ホテル側も観光客を選ぶようになる

と思います。

ここ10年ほど。LCCが普及し、ホテル料金比較サイトが一気に増え、AirAisaのスローガン「Now Everyone Can Fly」のごとく、誰もが気軽に海外旅行できる時代になりました。

昔は「数年に1度の海外旅行」だった人も「年に1度」旅行できるようになったり、台湾・韓国・タイなどアジア圏に週末だけ遊びに行く人も増えたのではないでしょうか?

私も、航空会社やホテルの価格競争、AirbnbUber, Lyft, Grab等が普及したおかげで、5年間も自由気ままに色んな国で暮らしながら旅をするデジタルノマド生活ができました。

航空、ホテル、シェアリングエコノミー業界には感謝しかないです。

その反面、年間何十回も飛行機に乗っているので(グレタさんに怒られそう)イタリア滞在中に学生デモ隊とすれ違った時には「環境破壊に加担しているのかも」と感じることもありました。

また、旅行業界ではここ数年「オーバーツーリズム」が課題になっていました。

2018年には自然保護のためタイにあるピピ島がビーチを閉鎖せざるを得なくなり、イタリアのヴェネツィアやスペインのバルセロナでは、世界中から押し寄せる観光客に地元民が困惑する事態に。日本の京都もそうですよね。

そして、COVID-19をきっかけに

もしかしたら必要以上に旅をしていたのかもしれない

と思うようになりました。

誰もが気軽に海外旅行する時代は終わる!?

少なくともあと半年〜1年は海外旅行は簡単ではなくなり、中長期的に見ると「旅の仕方」が変わるのではないでしょうか。

短期的には、飛行機・宿泊施設の感染予防対策の徹底、入国に関しては「COVID-19陰性証明証」を入国条件に加える国も増えるかもしれません。

現在、アメリカでは飛行機に搭乗する全ての乗員・乗客のマスク着用が義務づけられています。

飛行機搭乗中だけでなく、空港でのチェックイン時、搭乗ゲートでの待機中も常時マスクを着用し、搭乗前には非接触の体温チェックをし、38度以上熱がある人は搭乗ができません

上記には記載されていませんが、機内食や機内サービスは最低限に抑えられ、極力接触を減らす形に変更されています。

また、中長期的な目線で見ると、航空券の価格上昇は避けられないのでは?と思います。

ご存知の通り、航空会社は大変な時期にあり、イタリア、フランス、ポルトガルでは、航空会社の国営化も噂されています。

飛行機って飛んでいなくても莫大な維持費がかかるんですよね。。

そんな中、各航空会社はこれまで以上に清掃・除菌を徹底し、乗客同士の間隔を空けるために搭乗者数を減らすなど努力を続けてくれています。

原油価格の大幅下落(一時マイナス40ドル)により、燃油サーチャージ代は下がるとしても、1席あたりの価格は上げざるを得ないんじゃないかな、と思います。

個人的には、少なくともこの先1年は、価格が1.5〜2倍になったとしても1席ずつ空いている飛行機に乗りたいです。「機内の空気は常に循環しており、感染リスクは低い」と言われていても・・。

飛行機に限らず、ホテルや民泊の衛生面は今まで以上に気になりますし、観光地の混雑具合なども、次の目的地を選ぶ上でのポイントになりそうです。

そうなると、これまで以上に「どうして今、その国・都市・観光地に行きたいのか?」考える人が増える気がします。

「話題のスポットだから」とか「SNS映えするから」という、フワッとした理由で海外旅行をする人は減るんじゃないかな?と思います。

国内旅行の需要は上がる?

現時点(5月中旬)で、ロックダウンを解除し、経済活動を再開した国であっても、入国規制は未だ厳しいまま。海外旅行の計画を立てるのは難しいですよね。

となると、日本国内のCOVID-19がある程度収束したら、国内旅行する人が増えるのでは?

まずは、日帰り観光、近場で1〜2泊の温泉・キャンプ旅など。

日本国内にも良いところがたくさんありますもんね!

Booking.comによると、過去2ヶ月でカスタマーが「マイリスト」へ追加したホテルのうち51%は近郊エリアだったそうです。

「インバウンドビジネス」をしていた方も、ターゲットを日本人にして、「日本人が改めて日本人に日本の良さを伝えていく」なんていうのはどうでしょう?

私は世界を旅して暮らした後だからこそ余計に「日本」をもっと知りたいし、自分の知らない「日本」を体験したいです。

そして気に入った土地や文化を発見したら移住したいなぁ〜なんて思います。

今回は、フルタイムトラベラーとして「世界を旅することが日常」であった私が「アフターコロナ(ニューノーマル)の旅行はこうなるんじゃないかな?」と思っていることを書きました。

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