こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
前回の「2年ぶりのアメリカ渡航に向け準備したこと【コロナ禍の海外旅行】」に続き、今回は私がアメリカ渡航に必要な陰性証明書を取得した方法をシェアしたいと思います。
【注意】この記事の内容は2021年11月現在のものです。最新情報は各自で航空会社にお問合せください。
「陰性証明書」の規定は航空会社によって異なる?
アメリカ渡航に必要な新型コロナウィルス陰性証明書は、各航空会社の規定に沿ったものを準備する必要があります。
2021年11月現在、JALやANAはPCR検査が必要らしいのですが、デルタ航空は抗原検査でもOKでした。
同じ国に渡航する場合であっても「陰性証明書」の規定が異なるようなので、各航空会社の公式サイトや詳細な情報が見つからない場合は電話等で問い合わせることをオススメします。
デルタ航空に電話確認
私は今回アメリカまでデルタ航空で飛んだのですが、デルタの公式サイトには「PCR検査」の陰性証明書が必須とは書いてありませんでした。
デルタの提携病院はアメリカ国内の病院で、日本国内ではどこで受ければ良いのか、本当にPCRじゃなくてもOKなのか不明だったので、デルタ航空に電話で問い合わせてみることに。
11月10日に羽田空港からアメリカに渡航するのですが、陰性証明書はPCR検査でなく、簡易検査でも大丈夫なのでしょうか?
左様でございます。
では、出発当日に羽田空港にある検査センターでクイック検査を受けてその陰性証明書をチェックイン時に提示すれば搭乗できる、という理解で合っていますでしょうか?
はい。問題なくご搭乗いただけると思います。
というわけで、PCR検査ではなく簡易検査(クイック検査)でもOKという事が確認できたので、当日羽田で検査を受けることに。
ちなみに、デルタ航空のカスタマーセンターの方はとても丁寧でした👏
出発当日、羽田空港で検査・陰性証明受取
アメリカへ出発の日。羽田空港内にある木下グループPCR検査センターで抗原検査を受けました。
木下グループが羽田空港で提供している4つの検査
・エキスプレスPCR検査 7,900円(税込)
鼻腔ぬぐい液によるマルチプレックスPCR検査。検査時間20分。
・クイック検査(抗原定量検査)1,900円(税込)
鼻腔ぬぐい液による抗原定量検査。約30分で結果判明。
・PCR検査 2,000円(税込)
唾液による高精度な検査。検査後最短4時間で結果判明。
・クイック検査(抗原定量検査)+PCR検査 3,300円(税込)
PCR検査陰性証明書取得に2〜3万円かかるクリニックも多い中、木下グループの検査センターはかなり格安。しかも早い!クイック検査なら30分、PCR検査でも最短4時間で陰性証明書を貰えるなんて便利!
羽田空港で検査を受ける際の注意点
前日までに事前予約をする
検査センターは完全予約制のため、事前予約が必要です。ただし、検査日の5日目前からしか予約できないので注意。
出発前に急な事務処理が発生しバタバタしていた私は、日付が変わった当日の深夜に予約していなことを思い出しました。慌てて予約するも、抗原検査の空きはあったのでひと安心。
空きがあれば当日予約をして検査を受けられるみたいですが、念のため出発2〜3日前に予約することをオススメします。
誓約書・同意書に記入
オンラインで予約すると予約内容のメール内に、「誓約/同意」のご登録、というリンク(Googleフォーム)があります。これに同意・署名をしていないと検査を受けられないので検査前までに登録しておきましょう。
普段より早めに空港へ
当日30分で検査結果が判明する検査を受ける場合は搭乗4時間前までに、PCR検査など最短4時間以上かかるものは更に時間に余裕を持って空港に着くようにしましょう。
コロナ禍の国際線エリアは人も疎で、チェックインもセキュリティゲートもかなりスムーズだったけど、当日何があるか分からないので。
クイック検査(抗原定量検査)の流れと陰性証明書
実際に私が受けたクイック検査(抗原定量検査)はこんな感じ。
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羽田空港 第1旅客ターミナル4階の木下グループPCR検査センターへ行く
羽田空港第1ターミナルの4Fです。エレベーター、エスカレーターでアクセス可。 -
店舗前にいる受付スタッフに予約メールを提示
検査センター入口の前に予約確認を行うスタッフが立っているので、予約メールを提示し、宣誓書に同意した旨を伝える。
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受付にて支払いを済ませ、検査キットを受け取る
受付にて検査内容と氏名に間違いがないかの確認を行い、料金を払います。支払いはクレジットカードまたは電子マネーのみ。現金は不可。
検査キットを受け取ってブースに移動。 -
検査ブースで鼻腔をぬぐい検査キットに入れ提出
鼻腔検査、PCR検査の方法はブース内に説明書があるのでそれに従って行えばいいだけ。鼻腔または唾液採取が終わったら、検査キットを提出する窓口へ。
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30分後に戻って検査結果が記載されたカードを受け取る
結果を受け取る場所が狭いためか、30分後に戻ってくるように言われます。時間になったら受付時にもらった番号(予約番号とは別)で呼ばれるので検査結果を受け取り終了。
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予約から陰性証明書受け取りまで、かなりスムーズでした!
この後、航空会社のチェックインカウンターで、ワクチン証明書と陰性証明書を見せて無事に飛行機に搭乗できました。
ワクチン証明書(ワクチンパスポート)の取得については以下の記事で解説しています。
2021年12月現在のデルタ航空の規定
2021年12月19日現在、デルタ航空のサイトには以下の様に明記されています。
米国入国要件
2021年12月06日より、米国に到着する全ての旅行者(米国市民および非米国市民を含む)には、最初のフライト出発前1日以内に受けた新型コロナウイルス検査の陰性証明書、あるいは過去90日以内に新型コロナウイルス感染症から回復したことを示す書類の提示が求められます。非米国市民のお客様は、ワクチン接種を完了し、その証明書をお持ちいただく必要があります。また、全てのお客様は証明書にご署名いただき、追跡調査情報をご提出いただく必要もございます。
承認されている検査は、以下をはじめとする抗原検査または核酸増幅検査(NAAT)です。
*RT-PCR検査
*LAMP検査
*TMA検査
*NEAR検査
*HDA検査ご注意:抗体検査は認められていません。
羽田空港でのPCR検査・抗原検査・陰性証明書取得を考えている方の参考になれば幸いです!
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Comment
そうです。アリゾナ州との宗教に近く、I40のギャラップから南へ35マイルです。美術工芸が盛んで、宗教的な踊りが1年じゅう行われています。Shalakoが有名ですが、私が好きなのは、春先に行われるNight Danceです。夜中に始まり、朝まで神様に扮した踊り手が踊ります。素晴らしい部族です。
私は、主としてZuniの宝飾細工の研究をしています。今までに、アメリカで5冊出版しています。今年の12月にはShalakoのお祭りを見に行きたいと思っています。
そうなのですね!大変興味深いです。ズニ族の工芸品やダンス、是非拝見してみたいです。
私はユタとアリゾナを観光で訪れた時にナバホ族の工芸品や文化に触れたり、ハバスパイ族の村に滞在した程度なのですが、アメリカ先住民族の作品や暮らしにはとても魅かれるものがあります。
私のFBに友達依頼を送っていただければ、いろいろ見れますよ。
丁寧な説明有難うございました。抗原検査の証明書は、紙でも受け取れるのでしょうか。
清俊夫さん
はい、陰性証明書は名刺サイズの紙でした。記事内に掲載している画像(複製禁止と透かしを入れているもの)が実物です。私が検査を受けたのは2021年11月ですが、現在も特に変更がなければ同じものを受け取ることになるかと思います。
お返事ありがとうございました。都度都度すみません。入国審査の時は、その証明書も提示するのでしょうか。すべて英語ではないため、心配しておりました。
今まで年に2-3回、アメリカ先住民ズニ族の居留地に行っていましたが、2年以上行けていません。久しぶりなので心配していました。
陰性証明書は羽田空港のチェックインカウンターと搭乗前に提示しただけで、米国のイミグレでは提示を求められませんでした。
陰性証明書がないと飛行機に搭乗できないので、イミグレにいる時点で陰性でしょう、という判断なのかもしれませんね。
私はアメリカ国内で乗り換えもあったので、念の為、陰性証明書に記載される名前を英表記にしてもらいました。
検査当日に受付でリクエストすれば対応してもらえると思います。
結果、国内線乗り換えでも陰性証明書は必要なかったのですが。笑
久しぶりのアメリカ渡航、楽しみですね!
ズニ族はニューメキシコ州でしょうか?
私もアメリカ先住民族の文化に興味があるので、いつかゆっくり訪れてみたいです。
お気をつけて!