ZIPAIR (JAL系LCC)搭乗レポート【成田ーサンノゼ:2023年9月】

ZIPAIR搭乗レポート(c)Megumi Mitani Airline
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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

先月、JAL系LCCの「ZIPAIR(ジップエア)」でアメリカ🇺🇸カリフォルニアに行ってきました。

今後アメリカ西海岸に飛ぶ時は、もうZIPAIR一択で良いかも!というくらい、ZIPAIRファンになりました。

この記事では、はじめて「ZIPAIR」を利用した感想、ZIPAIR搭乗レポート(料金・座席・機内食)、ZIPAIRの良い点、改善して欲しい点をお伝えします。

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ZIPAIR(ジップエア)の基本情報

2020年にZIPAIRがハワイ就航を発表した時に「ハワイまで超格安で行ける!」と、旅好きの間で話題になったZIPAIR。

一方で「ZIPAIRなんて聞いたことない」「よく知らないエアラインで飛ぶのは不安だなぁ」という方もいると思います。

まずは、ZIPAIRの基本情報を簡単にご説明しますね。

ZIPAIRは2018年にJAL(日本航空)が設立したLCC=格安航空会社です。

2020年から、タイ(バンコク)、韓国(ソウル)、ハワイに就航開始し、2021年にはシンガポール、そしてロサンゼルス線も就航。

その後、2022年にはアメリカのサンノゼ、2023年にはサンフランシスコにも飛べるようになりました。

アジア方面は、Air Asia、Scoot、Viet Jetなど数多くのLCCが飛んでいましたが、日本からアメリカ方面へのLCCはありませんでした

そのため

ZIP AIRでハワイ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼに格安で飛べるようになったことは、日本在住者にとって、とても嬉しいニュースなのです!

同時に、アメリカ西海岸から日本へ、気軽に観光や出張で来る人も増えると考えられます。

この後、詳しくレポートしますが、LCCとはいえJAL系という「安心感」も個人的には体感することができました。

ZIPAIRを利用してみた感想

JAL系LCCのZIPAIRでアメリカへ(c)Megumi Mitani

最近はタイアップ記事(PR記事)も多いので、予めお伝えしておきますね。

この搭乗レポートは、ZIPAIRから商品提供を受けたものではありません。完全に実費で、1人の旅行者として体験した内容です。

それでは、いつも通り、正直に感じたこと、思ったことを書きますね。

今回、ZIPAIRを利用して、まず最初に思ったことは

アメリカ西海岸まで、こんなに安くていいんですか?乗客としては最高なんですが・・!

です。

コロナ禍以降、アメリカ行きの航空券は、コロナ以前の1.5〜2倍になっています。

2021年にアメリカに渡航した際は、当時最も安かったデルタ航空で飛んだのですが、それでも往復15万円。他社は20〜25万円でした。

2023年10月現在も、東京ーサンフランシスコの直行便は往復25万円前後です。

「9月にベイエリアに行きたいなー」と思っていた8月のある日。たまたま見たInstagramの広告で、ZIPAIRがキャンペーンをやっていることを知りサイトをチェックしてみると。

東京(成田)ーサンノゼ・サンフランシスコが片道5〜6万円で販売されていました。

え!LCCとはいえ、SFまで往復12万円!?30年ぶりの円安にも関わらず!?

と驚いた私。

タイミングよくカリフォルニア行きが決まったので、ZIPAIRで航空券を買いました。

LCCはサーチャージ(燃油特別付加運賃)も不要なので、航空券代は本当に約12万円で済みました。

ZIPAIRの予約(受託手荷物・座席指定・機内食は別料金)

ZIPAIRの予約は、公式サイト・アプリから行うのが1番シンプルで良いと思います。

タイミングによってはキャンペーンを行っているOTA(エクスペディアなど)の方が安い場合もありますが。

現在(2023年10月)はセール期間中ではないにも関わらず、東京ーサンフランシスコは片道5万円台、ハワイはなんと片道2万円台(!)からありました。

セールやキャンペーン期間中以外でも、空席が多い日は安いのかもしれませんね。

ZIPAIR Valueパッケージ(c)Megumi Mitani

LCCを利用したことがある人はご存知だと思いますが、LCCは受託手荷物(スーツケース)、座席指定、機内食はオプションのため有料になります。

機内に持ち込める手荷物は7キロまでなので、よほど軽装な方でない限りは皆さん受託手荷物を購入すると思います。

ZIPAIRは、受託手荷物、座席指定、機内食をそれぞれ購入することもできますが、「Value」というこの3つがパッケージになっているプランだと、個別に買うより20%お得みたいです。

私は機内食を食べない(提供される前に断る)こともあるので、受託手荷物と座席指定だけでいいかな?と思いました。

しかし「はじめてのZIPAIRだし、機内食も気になる」と思い、往復共にValueプランを購入しました。

Valueプランは渡航先によって金額が異なります。

2023年10月現在、サンフランシスコまで受託手荷物30kg、座席指定、機内食付きで¥11,000のようです。

ちなみに、私が9月に利用した時は、スーツケース23kgまでで、¥8,800でした。

ZIPAIRのチェックイン

ZIPAIRチェックイン(c)Megumi Mitani

「LCCだし、ZIPAIRも当然オンラインチェックインができるでしょう」と思っていた私は、iPhoneにZIPAIRアプリをインストールしていました。

搭乗前日にチェックインのお知らせがきたので、チェックインを試みるも・・。アプリで試しても、Webサイトで試しても「オンラインチェックインは利用できません」と出ました。

「不便だなぁ」とは思いましたが、あまり驚きはしませんでした。なぜなら、過去に何度もJAL国際線で同じ経験(オンラインチェックインがでいない)があったからです。

というわけで、搭乗日当日。成田空港でチェックインをしました。

ZIPAIRのチェックインカウンターは、成田空港の第1ターミナル北ウィング「C」にあります。

ここにも自動チェックイン機があるのですが、機械ではチェックインできなかったため、カウンターの列に並びました。

幸いチェックインカウンターの列は混んでいなかったので、20分ほどでチェックインは完了。

ZIPAIR手荷物計量チェック(c)Megumi Mitani

LCCなので、受託手荷物だけでなく、機内に持ち込むすべての荷物(小さなサコッシュまで)しっかり計量されました

ここで7kgをオーバーしたと思われる人たちは、その場でスーツケースを開けて、受託手荷物に入れていました。

ZIPAIR搭乗レポート(座席・機内食・エンタメ・Wi-Fi)

ZIPAIR機内・座席(c)Megumi Mitani

ZIPAIRはまだ新しいからなのか、清掃を徹底しているからなのか、機内も座席もとてもキレイでした。

アジア系のLCCだと、座席が古かったり、変色してしまっている場合もあるのです。苦笑

「狭い」と言われがちなLCCの座席も、標準体型の日本人なら問題ありません。というか、普通のエコノミー席より狭い!という感じも特にありませんでした。

ZIPAIRの機内エンタメ、Wi-Fiは?(c)Megumi Mitani

機内のエンタメは、ZIPAIRのWi-Fiを繋いで見ることができるのですが、選択肢は少ないです。

そしてWi-Fiも、なかなか繋がらなかったり、繋がっても速度がかなり遅いです。LINEやメールはできますが、SNSをチェックしたり、調べ物をするのは厳しいレベル。

私はいつも搭乗前にPodcastや動画をダウンロードしておくので問題ありませんでしたが、「機内で映画を見たい!」と思っている人はストレスを感じるかもしれません。

離陸して2時間後くらいに、事前に購入した機内食が運ばれてきました。

この時、搭乗券を確認されるので準備しておくとスムーズです。

フルーツ好きの私は、機内でもフルーツを食べたくて、注文時に写真で見て唯一フルーツが付いていた「三元豚カツサンド」をオーダーしていたのですが、受け取ったのはこちら。

ZIPAIR機内食のカツサンド(c)Megumi Mitani

え!フルーツが・・入ってない!入れ忘れ!?

え!しかも、なんかお肉の色が変!腐ってないよね・・?

と思ったら、カツサンドにはブルーのラップがかかっていただけでした。笑

カツサンドよりも楽しみにしていたフルーツがなくて、しかもカツサンドはかなり冷たいまま提供されたので、がっかり・・。

フルーツ入れないなら、せめて温めてから提供してほしい。固くて冷たいカツサンド・・って・・泣きたい。(←大袈裟)

と思ったのでした。

ちなみに、事前に機内食をオーダーしていない人も、機内で注文して購入することができます。事前予約の機内食配膳が終わってからなので、少し後にはなりますが。

なんとなく、ほとんどの人が「Valueパッケージ」を買っているんだろうな、と思っていたのですが、機内食を食べている人は私の周りで30%くらいでした。

私も次回は機内食いらないかも。。

航空券を買う時に往復共にメニューを決めなくてはいけない(その日に何が食べたいかなんて分からない..笑)し、お腹空いてたら空港で食べればいいし。と思いました。

しかし、帰国便の機内食で考えが変わりました!

サンフランシスコー東京便の搭乗レポートは↓

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この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。世界各地で家を借りながら暮らす「デジタルノマド」9年目。40ヶ国。

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