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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
9月に2週間カリフォルニアに行ってきました。
帰国後に会った人たちに必ず聞かれるのがコレ。
やっぱりアメリカ高かった?
そこで今回は
2023年9月時点のアメリカの物価、円安がどの程度影響あるのか、旅の予算はどのくらいあれば良いのか、少しでも旅費を抑えるコツをお伝えします。
アメリカの物価高はリアル
私もアメリカ(ハワイ)に行きたいけど、円安だからな〜
芸能人ですら「アメリカの外食は高い」と言ってるしなー
なんて思っている方も多いかもしれません。
アメリカによく行かれる方はご存じかと思いますが、円安関係なく、アメリカの生活費は日本の2倍(田舎なら1.5倍)かかります。
そうなんです。「アメリカが高い」のは今に始まったことではなく、日本で暮らす私たちからすると「もともとちょっと高い」のです。
そして、今回1年半ぶりにアメリカに行って分かったこと。
今のアメリカの物価高はリアル。そして「アメリカは高い」と感じているのは、私たち日本人だけではありませんでした。
事実、サンフランシスコ、ロサンゼルスに住んでいるアメリカ人の友人たち、そして空港や機内で話したアメリカ人たちが口を揃えて「expensive(高い)」と言っていたのです。
安定した仕事と家を持つ彼らの口から「expensive」というワードを聞いたことがなかったので、少し驚きました。同時に「アメリカで暮らしているアメリカ人でもそう感じるんだな」と思いました。
そして、ロサンゼルスに長年住んでいたアメリカ人の友人は、物価や税金の高さを理由にフィリピンに引っ越しました。他にも、東ヨーロッパや南米など物価の安い国でノマド暮らしを始めた知人もいます。
米ドルは今どこの通貨に対しても強いので、彼らはアメリカ国外に行けばアメリカにいるよりも楽に良い暮らしができるからかな、と。
2022年にロサンゼルス&サンフランシスコにいたときは、スーパーもレストランも「ちょっと上がったかな?」程度だったのですが、今回は「あー確かに物価上がったなー」と私も感じました。
私のアメリカ生活での生命線とも言える、Whole Foodsのサラダバー。2018年頃までは、1pound $8.99、2019年に$9.99になり、2022年は$10.99だったのですが。それが今はなんと$12.99にまで上がっていました!
今回は短期滞在だし、このサラダバーが恋しかった(笑)ので値段関係なく買っていましたが、長期滞在だったら、利用する回数は減るかなと思います。ずっと$9.99だったものが、一気に3ドルも上がると、連日利用するには「高いな」と。
物価高、ドル高、円安による影響(過去と比較)
アメリカの物価高に加え、日本人旅行者にとっては「30年ぶりの円安」という状況・・。
過去30年間のドル円平均値は、およそ1ドル105円。
過去10年間のドル円平均値は、およそ1ドル120円。
2023年10月時点で1ドル約150円。
分かりやすいように、今回の旅行中に食べたものを例に比較してみたいと思います。
MIXTのサラダ
サンフランシスコ発祥のサラダショップMIXT。サラダをしっかり食べたい時(主にランチ)に利用していたお店。自分の好きなサラダも作れるし、フルーツ系のドレッシングがとても美味しい!市内に何店舗もあるので便利!
この日は季節限定メニューだった「ピーチサラダ」をオーダー。
税込・チップ別で、$20。
1ドル150円だったので、日本円だと3,000円でした。
これが、もし1ドル120円だったら2,400円。
2019年の時点では、同じようなサラダは税込$15-6でした。
そして1ドル約110円だったので約1,700円。
4年後に1,300円も高くなった=物価上昇率(対円)76.5%。苦笑
IN-N-OUT Burgerのハンバーガー
日本では滅多に食べないファストフード。でもCaliforniaに戻ってきたら絶対に1度は食べるIn-n-Out. 冷凍品を一切使わない100%USDAの新鮮なお肉と野菜で手作りされるハンバーガー。従業員を大切にするポリシーもサポートしたい理由!
チーズバーガーとフレンチフライで$6.5。
1ドル150円だったので、日本円だと975円。
これが、もし1ドル120円だったら780円。
ファストフードだけに安い!LAで人気のレストランGreat Whiteで食べたチーズバーガーはすごく美味しかったけど、税金+チップ込みで$29=4350円。笑
Din Tai Fung(鼎泰豊/ディンタイフォン)
日本でも人気の「鼎泰豊」。小籠包ブームの火付け役。アメリカでも人気で、この日はなんと2時間も待ちました…!
頼んだものは、蟹の小籠包、黒豚と海老の餃子、鶏肉の炒飯、デザートにあんまん。
お会計は税金・20%チップ込みで$77でした。
1ドル150円だったので、日本円だと11,550円。
これが、もし1ドル120円だったら9,240円。
金額が大きければ大きいほど、円安を感じる。苦笑
その他、有名店のクッキー1個$5.5(825円)、コーヒー1杯$5(750円)、ローカルビールのテイスティング(5oz=150ml) 1杯$6(900円)といった感じです。
結論:日本の物価と比較してはいけない。
結論としては、もう、これしかないです。笑
日本の物価と比較するのはやめましょう。いちいち比較してたら、アメリカ滞在を楽しめないので。笑
様々な国で長期滞在しながら暮らしてきた私は、日本に帰国する度に「日本は心配になるくらい、安くて美味しいものがいっぱいある!」と思っていました。
そして今回帰国してからも「やっぱり日本は(消費者にとっては)天国だな!(気になることは色々あるけど..)」と思いました。
「日本は先進国の中でもかなり物価の安い国」だということを自覚しておくと、旅先で「物価高」に驚かなくなると思います。
アメリカ旅の予算はどのくらい必要か
カリフォルニア(ロサンゼルス、サンフランシスコ)やニューヨーク(マンハッタン、ブルックリン)に行く場合。
ざっくりですけど、1週間で40-50万円は必要だと思います。
まず航空券が20万円前後、ホテルが1泊2-3万(ホステルの相部屋なら1泊1万円以下)なので、飛行機とホテルだけで35万円前後。
その他、空港からホテルまでの移動や、滞在中の移動費、食費で少なくとも5-10万円は使うと思います。
お土産や自分のお買い物したい人は、別途予算を確保しておきましょう。
旅費を抑えるコツ
1週間で40-50万円!?じゃあ2週間行ったあなたは80万円以上使ったの?
と思われるかもしれませんが、そんなに使っていません。
長年フルタイムトラベラー、デジタルノマドとして生きてきた私は、旅費を抑えるコツ(トラベルハック)を知っているので、場合によっては旅費を半分にすることもできます。
今回の場合は、ZIPAIRで航空券を買ったので25万円が13万円になりました。
ホテルの予約もオンラインで徹底的に探して(笑)20%もお得に泊まれたホテルもあります。また、最初の1週間は友人と一緒だったので1泊3万円のお部屋に1.5万円で泊まれました。
旅のリサーチやプランニングは「仕事」並みに大変。時間もかかりますが、予算を抑えたい場合は必須!
自分できない、やりたいくない人は、プランニングが得意な人を雇いましょう。時間とストレスから解放される上、旅の予算を抑えることができます。
その他、円安の今、現地で旅費を抑える方法をとして
残っているUSドルを持って行き、現金で払うことをオススメします!
アメリカはカード社会。どこに行っても「Apple Pay」や「クレジットカード」が主流で、現金が使えないお店もあります。
私も普段の習慣から、最初の1週間はずっとカード払いをしていました。しかし途中から元々持っていたUSドル(現金)で払うようにしました。
30年ぶりの円安なので、すでに手元に持っているUSドルは1ドル150円よりも円高の時に引き出したものだから、少しはお得になると気づいたのです。旅の後半になってから。笑
カードは便利ですが、クレジットカード会社の独自レートが設定されているので、例え1ドル150円であっても152円で請求が来たりするので。
そんな風に、少しずつ工夫していけば、旅費を抑えることができると思います。
アメリカ旅の予算にはついては、過去にもいくつか記事を書いているので、参考にしてくださいね。
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