こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
東京にいる意味が分からなくなった私は、4月上旬からタイに来ています。
3月のある日。Facebookに「4月からタイに1ヶ月行くことにした」と書いたら、毎年タイに行っているサンフランシスコの友人から「Songkranに行くの?」とか、マレーシア人の友人が「僕もプーケットに行くよ!」とコメントが。

そうか。そういえば4月はタイのお正月で、世界的にも有名な水かけ祭り(ソンクラーン)があるんだ!
と、航空券を予約した後に気がつきました。
そんなわけで偶然だけど、水かけ祭りの時期にタイにいることになった私。
今回は2019年のソンクラーン(水かけ祭り)の様子と、私が体験したチェンマイのソンクラーン、ソンクラーン中の街の様子、はじめてソンクラーンに参加する人へのアドバイスをお伝えします。
ソンクラーンの時期・日程
タイのソンクラーンは毎年4月13日〜15日と決まっています。
今年はちょうど週末にかぶったためなのか12日の金曜日が臨時祝日となり、16日(火)が振替休日であったため、公式な祝日は12日(金)〜16日(火)の5日間でした。
とはいえ、この時期は独自に休業日を設定しているお店も多く、13日〜18日まで閉めるお店もあれば、13〜15日は営業して16〜18日を休むお店など様々。
行ってみたら閉まっていたお店や、定休日のはずなのに開いているカフェなどあり、その日行ってみて分かる感じでした。
ショッピングモールや観光客が多く来るお店は通常通りの営業をしているところが多かったです。
ソンクラーンと音楽
週末を利用して日本からソンクラーンに参加された方もいるかもしれませんね!
私の元同僚グループもバンコクの S2O Songkran Music Festival に参加していたらしく「めぐちゃん、今バンコクにいる〜?」と連絡がきました。
大好きなFatboy Slimが出るって知ってたら私もバンコクに残ってS2Oに参加してた〜!
バンコクでは他にもAFROJACKが出たSiam Songkran Festivalなど、音楽と水かけ祭りが一緒に楽しむイベントが開催されていたようです。
私が今滞在しているチェンマイのニマンヘミンでも、ソンクラーン中は毎晩夜中まで街中に音楽が鳴り響いてました。
MAYAというショッピングモールでは、毎日ライヴイベントが行われていて、盛り上がっていました。近くのクラブやバーでも音楽がガンガンにかかっていて、現地の人も観光客も楽しんでいるようでした。
ソンクラーン中の街中の様子
ソンクラーン中は、外にいる人は全員といっていいほど、どこかしら濡れています。笑
というのも、こんな人が街中のいたるところにいて
ミニバケツや水鉄砲(時にはホース!)で水をかけてくるんです。
このめっちゃ笑顔なお姉さんはのバケツは氷水だった!!こっちが「キャー!」とか言うからそりゃ笑いが止まらないよね?笑
この親子も本気でかけてくる。笑
観光客も時々こんな風に不意打ちで狙ってくる。笑
こちらが無防備でもお構いなし!?
トラックの荷台に乗っている集団や、建物の2階からホースで水をかけられることもありました。
彼らみたいに「準備万端」な状態だったら良いけど、そうでない場合はホントびっくりします。
しかし!頭から思いっきり水をかけられても怒らずに、水をかけられたら「ありがとう」と思った方が良いみたいです。
水をかけられても怒らず感謝する!?
ソンクラーン前日のこと。
今日はまだ大丈夫だろうと、いつも通りの普段着で、トートバッグにラップトップを入れて外出しました。
12日は臨時祝日でしたが、日中はいたって普通の日という感じ。
ところが!
夕方コンドミニアムに戻ろうと歩いていると、すれ違いざまに水鉄砲で打たれたり、バケツを抱えたファミリーが私たちを笑顔で待ち構えいました。

あぁ・・もう始まっている
前日の事があったので、ソンクラーン初日(13日)は濡れることを覚悟で乾きやすいワンピとビーサン、ウォータープルーフのバッグに貴重品やラップトップを入れ、フジロックで大活躍した防水ケースにiPhoneを入れ外出。
こちらは武器(水鉄砲・バケツ)を持っていなかったけど、水をかけられる準備はできていたので、前日と同じファミリーやお店の人に水をかけられてもお構いなし。むしろ楽しんでいました。
気温は40度で湿度も低いので5〜10分も歩けば洋服も乾くし。
しかし!
その日の夕方。スーパーで買い物をして食品や夜ご飯を両手に持って帰る途中に、遠慮なく思いっきり水をかけてくる人達に対し「食べ物が濡れちゃうよ!」と、ちょっとムッとしながら早歩きで歩いていた私。
すると、渋滞にハマっていたトラックの荷台から背中に思いっきり水をかけられました。
このバイクに掛けている集団です。この後すぐ狙われました。
車道から歩道まで狙ってくるとは思わなかったし、後ろからだったので見てないけどたぶんバケツでおもっきり水をかけられました。
驚いたので思わず「Holy shoot!(ちょっとー!マジで?)」という言葉が口から出てしまった私。
するとトラックの荷台から水をかけてきた男子が「No holy shit! Songkran!」と言いました。
ずぶ濡れになりながらも「そうだね。ソンクラーンとはこういうものだよね。」とすぐに思い直し、「Yeah, you are right. Happy Songkran! Happy New year!(そうだね。あなたの言う通りだわ。ハッピー・ソンクラーン!ハッピーニューイヤー!)」と叫び、高々とピースサインを掲げると、水をかけてきた男子グループは「Yeah-!!! Happy New Year!」と盛り上がっていました。
その様子を見ていたパートナーが

そもそも水をかける行為は「悪いものを払い落とす」みたいな意味があるらしいよ。だから「ありがとう」って思った方がいいみたいだよ。

なるほど。だからさっきから思いっきり水かけられようが、メガネが水滴だらけだろうがニコニコしていたのか、この人は↓
不意打ちに水をかけられても、笑顔で楽しみ感謝しましょう!
普段は控えめなチェンマイの人達が遠慮なく思いっきり楽しんでいる様子をみると、すごくハッピーな気持ちになるし、終わってみるとちょっと寂しい気も・・。
外国人観光客の私たちは、ソンクラーンの時くらいしかこんなにたくさんのタイ人とコミュニケーションとる機会もないし。
なので、ソンクラーン中は現地の人と一緒に思いっきり楽しみましょう!
はじめてのソンクラーンで準備したいもの
ソンクラーンに参加したい人は以下のアイテムを準備しましょう!
・水鉄砲またはバケツ
・濡れても良い服装(ローカルはアロハシャツ)
・サングラス
・ビーサンやウォーターシューズ
・防水ケース(携帯用)
・ウォータープルーフのバッグ
ほとんどのものもは現地で購入できるので、日本から持ってこなくても大丈夫!
ソンクラーンの時期になるとこんな風に道端でも売ってます。
もちろんショッピングモールやコンビニでも。
ソンクラーンの時期にタイへ来る人へ
「水かけ祭りには参加したくないけどその時期タイに来る」という方にとっては、ソンクラーンの3日間は地獄かもしれません。笑
外に出れば必ず水を掛けられるし、避けることはほぼ不可能です。
「お祭りごとは苦手」とか「絶対に濡れたくない」という人は、その時期はなるべく外出しないか、Grab(東南アジア版のUber)を使うと良いでしょう。
私たちもどうしても濡れたくない時はGrabを使いました。Door to doorなので全く濡れずにすみました。
お祭りごとに興味なくても、タイの事を知るために1度くらいは参加してみることをオススメします。
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