こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
LINE トラベルjpの<旅予算シリーズ>第3弾は、キューバ。
「キューバ旅行の予算は?観光に必要な費用・物価・注意点を徹底解説」 | 三谷めぐみ
キューバに行ったのは5年前の2014年9月。
まだ会社員として東京で働いていた頃です。
当時の写真を見ながら記憶と旅メモを必死に辿り、キューバンミュージックを聞きながら書いていたら、記事には収まらないボリュームに。
というわけで
この記事ではキューバ旅のルート、キューバ旅行にかかった旅費、キューバの物価、観光に必須のビザ(ツーリストカード)取得方法、治安、英語版保険証、出国税などについて書きます。
キューバに興味ある方は、LINEトラベルjpに寄稿した記事と合わせて読んでみてくださいね!
キューバ5泊のルート
私がキューバに行ったのは2014年9月の2〜3週目。
8月の終わりに代々木公園で友達と話してた時のこと。
そういえば来月キューバ行こうと思って。
キューバ?チェ・ゲバラの?
(浅い!w)
そうそう。カストロ政権のうちに行ってみたいな〜と思って。
確かに!私も「いつかは」と思ってたけど、今かな?
便乗しようかな?いい?(軽い!w)
2013年の年末年始にペルーのマチュピチュ&ボリビアのウユニひとり旅以来、次に行きたい国がなかなか見つからなかった私。
友人の口からポロっと出た「キューバ」という言葉に見事に反応!
翌日からキューバ行きの航空券を探しはじめ、シルバーウィークの前に有給をくっつけて、メキシコ4泊、キューバ5泊の9泊12日の旅をしました。
キューバ5泊のルートはこんな感じです↓
<5泊6日のキューバ旅ルート>
ハバナ(2泊)→ バラデロ(1泊)→ トリニダー(1泊)→ シエンフエゴス(2時間)→ハバナ(1泊)
サンタクララ、サンチアゴ・デ・クーバ、グアンタナモにも行きたかったけど時間的に無理だったので上記の5泊6日になりました。
実際にキューバに行って思ったのは「キューバは駆け足で回る国じゃない」ということ。
ハバナは2泊でじゅうぶん。2014年の時点でも観光地化が結構進んでいて「キューバらしさ」はトリニダーから南部にいった方がより感じられるんじゃないかな?と思いました。
トリニダー(トリニダード)は、キューバらしさが感じられながらもハバナほど観光地化されすぎていないし、とにかくフォトジェニック(映える)街。
シエンフエゴスは2時間しかいなかったけど、映える観光地って感じでした。
バラデロは完全なリゾートなので「キューバらしさ」みたいなものは期待せず、ビーチのんびり1週間くらい過ごすのがオススメ。
・ハバナは2日でOK
・映える写真ならトリニダーとシエンフエゴス
・のんびりリゾートならバラデロ1週間
キューバ旅行にかかった旅費
日本のシルバーウィークは、キューバではオフシーズン!というわけで結構安く行けたと思います。
ツアーではなく個人手配した、キューバ5泊6日ひとり分の金額はこちら。
<航空券> ¥175,262
- 東京⇄メキシコ ¥127,610
航空会社:アメリカン航空
往路:東京→ダラス→メキシコシティ
復路:カンクン→ダラス→東京 - メキシコ⇄キューバ ¥47,652
航空会社:クバーナ航空
往路:メキシコシティ→ハバナ $253
復路:ハバナ→カンクン $165
<タクシー・バス> ¥16,815
空港タクシー往路:17.5CUC(35CUCを2人でシェア)
空港タクシー復路:20CUC
ハバナ観光バス:5CUC
ハバナタクシー:50CUC(100CUCを2人でシェア)
ハバナ→バラデロ:10CUC
バラデロ→トリニダー:20CUC
トリニダー→シエンフエゴス→ハバナ:25CUC
<宿泊費>¥22,800
ハバナ2泊 50CUC
バラデロ1泊 100CUC
トリニダー 1泊 25CUC
ハバナ1泊 25CUC
・ホテル予約は
・カサ(民泊)ならAirbnb。
カサは飛び込みもありだけど、違法カサ(青いイカリマークが無い)に注意!
<その他> ¥39,330
出国税:25CUC
食費:1日40CUC×5日=200CUC
観光:20CUC
お土産(ハバナクラブetc):100CUC
以上。というわけで
これらの旅費はまた時間がある時に計算してみます〜。
「キューバの物価は世界一安い」の誤解
ここ1〜2年でキューバに行った友人が何人かいるので聞いたみたんですが、物価は5年前とほとんど変わってないみたいですね。
キューバの物価は日本より少し安いかなぁ〜くらいです。
キューバの最新情報を念のため調べようと思い、キューバの物価についてググってみたら「キューバの物価は世界一安い!」とブログで書いている人がチラホラ・・・。
「ほとんどの人が損してる!キューバの裏技教えます」「キューバでの旅費節約方法」的なことを書いている人も。
その「方法」とは「キューバ人と同じ通貨で同じものを買う」ということ。
キューバには外国人観光客用の通貨CUC(クック)と、キューバ人用の通貨CUP(ペソクバーノ)という2種類の通貨があります。
これが何を意味するかというと、キューバが国として「観光客はCUCを使ってくださいね」という事です。
なぜか?
キューバ人の平均月収は3,000円だからです。
3万円でも30万円でもなく3千円です。
3千円以下の人もたくさんいます。
嘘だと思うなら現地の人に聞いてみてください。
旅人A「CUPで払おうとしたら嫌な顔され、CUCと言われた。」
→当たり前です。
旅人B「現地人と同じもの買ったのにお釣りが少なかった!身振り手振りで伝えてどうにか2CUP(10円)返してもらった。」
→日本でも「お釣りが10円足りない!」と怒るんですかね・・。
ブラジルやスリランカの記事でも書きましたが、どんなに節約家であろうと貧乏なバックパッカーであろうと、その国のその土地に立っているだけで、あなたは彼らより何十倍も裕福なんですよ!
旅のスタイルは人それぞれだし、節約が悪い事だとは思いません。ただ・・
旅行者としてその土地に足を踏み入れているんだったら、自分の事だけでなく、その国の事情も少しは考えてみませんか?
と思うのです。
観光でキューバに行くなら外国人観光客通貨CUCを使おう。
補足:ローカル向けのお店だと、CUCで支払ってもCUPでお釣りが返ってくることがあります。
キューバの治安
中南米は治安が良くない国が多いですが、キューバは治安が良い方。
全体的にのんびりとしていて、恐喝やスリなども少ない印象です。
私と友人はハバナ、トリニダー、シエンフエゴスで一部別行動をしましたが、いずれの街も「危ない」と感じることはありませんでした。
他の国同様、人がいない道は歩かない、バーでは自分の飲み物から目を離さないなど、基本的な事にだけ気をつけていればOKだと思います。
ビザ(ツーリストカード)はキューバ大使館領事部で
キューバ観光に必須のツーリストカードは、出発前に取るのがオススメ。
必要書類を持ってキューバ大使館領事部へ行けばその場で発行してくれます。
<キューバ大使館領事部>
住所:東京都港区東麻布1-28-4
時間:平日の9:30〜12:00(最終受付11:45)
費用:2,100円(郵送・代理の場合は5,600円)
必要書類・注意事項は公式サイトを参照
注意点:アメリカ経由の場合はキューバ大使館発行のツーリストカードは使えません。
アメリカン空港のサイトによると、アメリカ経由の場合は、ツーリストカード代50ドル+手数料35ドル=85USドル(9350円)かかるみたいです。
エアカナダは飛行機内で配布されるとの噂もありましたが、利用していないので分かりません。ご存知の方いたら教えてください。
海外旅行保険証の英訳は必要?
キューバ入国の条件に「海外旅行保険証の英訳」なるものがありました。
念の為、旅行保険会社に問い合わせて英語版を送ってもらい、印刷して持参しましたが入国審査で提示は求められませんでした。
最近キューバに行った友人も何も言われなかったとのことです。
出国税は不要に
2014年の時点では出国税25CUCが必要だったのですが、2015年3月以降は航空券に含まれているようです。
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