神楽坂でフランス旅気分!ル・コワンヴェールの芸術的なケーキとパンを食す旅

ル コワンヴェール パトリック ルメル(c)Megumi Mitani Food
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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

フランス旅行はできないけれど、本場のフレンチ・ペストリーを楽しみたいな〜って思うこと、ありませんか?

そんな時にぜひ行って欲しいお店が、Le Coin Vert (ル・コワンヴェール)神楽坂

東京・神楽坂でフランス人シェフが営む「Le Coin Vert」は、まさにパリの街角にあるようなパティスリー。芸術作品のような美しいケーキが並ぶショーケースを眺めるだけで、フランスに来たかのような気分に。

先日インスタでご紹介したところ反響が大きかったので、改めてシェフにインタビューしてきました。

ル・コワンヴェールで購入できるケーキの種類、人気のケーキ、シェフのお気に入り、そして話題のクロワッサンとパン、焼き菓子、限定メニューまで、取材してきたものを一気にご紹介します!

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Le Coin Vert (ル・コワンヴェール)神楽坂

東京近郊に住むフランス好きの人なら、誰もが一度は来たことがあるであろう神楽坂は、まさに「Little Tokyo(海外にあるジャパン・タウン)」ならず「Petite France」。

おいしいフレンチ・レストランが立ち並ぶ神楽坂には、日本在住のフランス人はもちろん、鋭い味覚を持つ日本人も多く訪れます。

そんな高感度な人たちが集まる神楽坂に、フランス人シェフPatrick Lemesle(パトリック・ルメル)がオープンしたのが「Le Coin Vert 神楽坂(ル・コワンヴェール かぐらざか)」。

Le Coin Vert Kagurazaka(c)Megumi Mitani

2019年のオープン以来、着実にファンを増やし続け、今や人気のパティスリーに。

シェフのパトリック・ルメルは、母国フランスで16歳からパティシエとして働いてきた、まさに製菓のプロ。

日本でもクロワッサンが人気の「メゾンカイザー」のパリ本店で、7年間エグゼクティブシェフとして働き、新しいレシピを作り続けて来たそうです。

2006年に来日してからは、代官山にある「ル・コルドン・ブルー」のパティシエ上級コースで教えてきたという、とにかくスゴイ人。

そんなシェフが創るケーキや焼き菓子、クロワッサンをはじめとするパンは、どれもフランスの要素をたっぷりと感じる、まさに本場の味。

クロワッサンには、ADP認証のBeurre D’Isignyのフレンチバターを使うなど、素材にもこだわっています。

Le Coin Vert (ル・コワンヴェール)のケーキ

ル・コワンヴェールのケーキ・ラインナップ(c)Megumi Mitani

ル・コワンヴェールのショーケースには、毎日15から20種類ほどのケーキがディスプレイされています。

ル・コワンヴェールのケーキ(c)Megumi Mitani

定番のチーズケーキ、パリブレスト、モンヴェール(モンブラン)、タルトタタン、フォンダンショコラはもちろん、まるでアート作品のような美しいケーキが並んでいます。

ル・コワンヴェールのケーキの中でも、特に人気なのは、イチゴタルト、モンブラン、そしてノワール・テジール(ショコラのムースケーキ)。

ル・コワンヴェールのモンブラン(c)Megumi Mitani

モンヴェール(モンブラン)¥830

ノワール・テジール(ショコラのムースケーキ(c)Megumi Mitani

ノワール・テジール(ショコラのムースケーキ)¥730

そして、パトリックシェフのお気に入りは、プラリネ・エスプレッソ・コーヒータルトとシチリア(ピスタチオとイチゴジュレのケーキ)。

プラリネ・エスプレッソ・コーヒータルト(c)Megumi Mitani

プラリネ・エスプレッソ・コーヒータルト ¥650

ル・コワンヴェールのシチリア(c)Megumi Mitani

シチリア(ピスタチオとイチゴジュレのケーキ)¥750

私はこれまでに、モンブラン、ノワール・テジール、コーヒータルト、シチリアをいただきました。どれも本当に美味しいのですが、個人的にはノワール・デジールとシチリアが特に好きです。

ル・コワンヴェールのケーキとコーヒー(c)Megumi Mitani

シェフ「どのケーキもそうだけど、ノワール・デジールは4層になっているから上からスプーンを入れて下の土台まで一緒に口に入れて食べて欲しい。その方が美味しさが分かるから。」

言われた通りに食べてみると、濃厚なチョコレートムースと土台のサクサク感、ほのかな塩味が見事に合わさって、思わず「あ〜しあわせ」と目を閉じてしまうほど。

チョコレート好きな方は、絶対好きだと思います!

Le Coin Vertのシチリア(c)Megumi Mitani

そして、こちらがシチリア。正直に言うと、はじめは鮮やかな見た目にちょっと驚いたのですが、こちらも上から下までスプーンを入れて口に入れてみると・・

え、ピスタチオのクリームとストロベリーの酸味がすごく合う!!そしてキルシュのムースとのバランスもすごくいい!!

あまりに美味しくて、断面の写真も撮ったのですけど、食べかけであまり美しくないので小さく載せておきますね。笑

シチリア(ピスタチオとイチゴジュレのケーキ)の断面(c)Megumi Mitani

爽やかな酸味と甘すぎないピスタチオクリームが絶妙なシチリアは、これから暑くなる季節にもオススメ!だと個人的には思うので、ぜひ食べてみてくださいね。

人気のケーキは早い時間帯に売り切れてしまうこともあるので、早めに来店するか、前日までに電話でお取置きをお願いしておくと良いかと思います。

私もまだまだ他にも食べてみたいケーキがたくさんあるので、通い続けます。笑

新しいケーキを食べたら、こちらにアップデートしていきますね。

Le Coin Vert (ル・コワンヴェール)のクロワッサン

ル・コワンヴェールにケーキを買いに来た人が、その見た目に惹かれつい買って帰ってしまうのがクロワッサン。

あの「メゾンカイザー」でエグゼクティブシェフを務めたシェフが作るクロワッサンなので、美味しいのは当然なのですが。トレンドを取り入れたクロワッサンも作っています。

Le Coin Vert Kagurazakaのクロワッサン(c)Megumi Mitani

以前、ニューヨークのミッドタウンに泊まった時、毎朝すごい行列ができているベーカリーがあったんですね。ショーウィンドーを覗くと、カラフルなクロワッサンがディスプレイされていて、新しいもの好きのニューヨーカーたちを虜にしていたようです。

ニューヨーカーたちが求めたクロワッサンと同じくらいカラフルで美しいクロワッサンを、東京の神楽坂で買えるのは嬉しいですよね。

ル・コワンヴェールのクロワッサンのラインナップは、プレーン、ピスタチオ、フランボワーズ、ショコラの4種類。

ル・コワンヴェールのクロワッサン・ショコラ(c)Megumi Mitani

ショコラ ¥430

ル・コワンヴェールのクロワッサン・ピスタチオ(c)Megumi Mitani

ピスタチオ ¥430

Le Coin Vert 神楽坂のクロワッサン断面(c)Megumi Mitani

ピスタチオにはクリームが、ショコラにはチョコレートが入っています。

そして私の大好きなアーモンド・クロワッサン!

Le Coin Vertのアーモンド・クロワッサン(c)Megumi Mitani

アーモンド・クロワッサン ¥400

何度リピートしたことか・・♡

もともとクロワッサン・ダ・マンドが大好きなのですが、パトリックのアーモンド・クロワッサンは本当に美味しい!!

そのまま食べてももちろん美味しいですが、トースターで少し温めるとサクッと感がアップし、アーモンドの香りが立つので、より美味しくいただけますよ!

Le Coin Vert (ル・コワンヴェール)のパン

Le Coin Vertのバゲット(c)Megumi Mitani

クロワッサン以外にも、天然酵母を使ったオリジナルパンもあります。

カンパーニュやバゲッド、オリーブ・バゲッド、ベーコンパン、チーズパンなど。

私は家で自家製天然酵母パンを焼く人間なので、Le Coin Vertのパンはまだオリーブパンしか食べたことないのですが、しっかりオリーブが入っていて美味しかったです!

Le Coin Vert (ル・コワンヴェール)の焼き菓子

Le Coin Vertの焼き菓子(c)Megumi Mitani

ル・コワンヴェールには、ケーキとパンの他に、ギフトにも最適な焼き菓子もあります。

マドレーヌ、フィナンシェ、フルーツケーキから、メレンゲ、フロランタン、ガレット、クッキーまで種類豊富。

ひとつからも購入できるし、ボックスに入れてギフトセットを作ってもらうことも可能です。

私は「ディアマンショコラ(濃厚ショコラのクッキー)」と「スペキュロス(アルザスのシナモンクッキー)」を食べました。

ディアマンショコラは口に入れた瞬間、チョコレートの香りとホロホロ感がたまりません。

シェフ曰く「コーヒーに少しディップしてから食べても美味しいよ」とのことだったので、コーヒーに浸してから口に入れたら大人な味が口いっぱいに広がりました。

スペキュロスはハード系のクッキーで、仕事の合間に紅茶やコーヒーと一緒に食べたい感じ。シナモンが香りとサクッとした食感が後を引く・・・。

そしてケーキのショーケースの上にはカヌレもあります。

Le Coin Vertのカヌレ(c)Megumi Mitani

シェフ「カヌレの上に色々のったものが流行っているけど、あれはカヌレじゃない。本物のカヌレを食べてほしい。」

とのことなので、カヌレ好きの皆様、ぜひ食べてみてくださいね!

Le Coin Vert (ル・コワンヴェール)の限定メニュー

ル・コワンヴェールの母の日限定クロワッサン(c)Megumi Mitani

Le Coin Vertでは、季節限定のメニューが登場します。

母の日には、写真のラズベリー・クロワッサン・フラワーが1週間限定で発売されました。

そして母の日限定の「ラズベリー・ケーキ」。
作っている様子がInstagramに上がっているのでぜひみてください♡

6月には父の日にも限定商品を出すみたいなので、最新情報は公式のInstagramをチェックしてくださいね!

ル・コワンヴェールにイート・イン・スペースはある?

ル・コワンヴェールの店内にはイート・イン・スペースはありませんが、お店の外にベンチが3つあります。

そしてお店の目の前は公園なので、天気の良い日は、レジで販売している飲み物をテイクアウトしてお店のベンチや公園で食べるのも良いかもしれません。

ただ、ケーキだとちょっと食べるのが難しいのと、ゆっくりできないので、私のオススメは隣接するギャラリー・カフェ。

せっかく美味しいケーキをいただくのだから、テーブルに座って、ゆっくりケーキと飲み物を味わいませんか?フランス旅に来たつもりで。

Le Coin Vertに隣接するギャラリーカフェ(c)Megumi Mitani

「Gallery Cafe Pulse」さんでコーヒーや紅茶などの飲みのもをオーダーすれば、ル・コワンヴェールのケーキを持ち込んで、店内またはテラス席でいただくことができます。

ケーキを購入する際に「隣のカフェで食べて行きたいです」と伝えると、トレーに乗せてくれますので、トレーを持ったままギャラリー・カフェに行ってくださいね。

Le Coin Vertにイートインスペースはありません(c)Megumi Mitani

私もル・コワンヴェールに行くと、だいたいこちらのカフェでコーヒーと一緒にケーキをいただくことが多いです。マダムが美味しいコーヒーを淹れてくださいます。

手土産にも喜ばれること間違いなし


初めてシェフのケーキとクロワッサン(ダ・マンド)を食べた時に「これは友人にも食べてもらいたい!!」と思い、後日お取置きをお願いし、友人宅に持参したのですが。

すごく喜ばれました!

差し入れや、ちょっとしたお礼にル・コワンヴェールのケーキやクロワッサンを持って行くと必ずと言っていいほど「このお店、どこにあるの!?買いに行きたい」と言われるのです。←本当。

なので、最近は海外から遊びに来た友人たちに「東京でオススメのベーカリーまたはパティスリーは?」と聞かれたら、Le Coin Vertを紹介しています。

フランス人はもちろん、昔パリに住んでいたという友人も「美味しかったよ!」と喜んでくれました。

私の好きな言葉のひとつに「Happiness only real when shared」という言葉があるのですが。

本当に自分が好きなものだからこそ友人だけでなく、いつもブログを読んでくれている読者さんともシェアしたい!と思い、今回ブログでも紹介することにしました。

東京に来る機会があったら、神楽坂にある「Le Coin Vert」に行ってみてくださいね!

Le Coin Vert Kagurazaka(ル・コワンヴェール神楽坂)の基本情報
営業時間:11:00-19:00(定休日:月曜)
住所:東京都新宿区神楽坂2丁目20−14
電話番号:03-6280-8270
公式サイト:https://lecoinvert.co.jp/
Instagram:@le_coin_vert_kagurazaka

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この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。世界各地で家を借りながら暮らす「デジタルノマド」9年目。40ヶ国。

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