こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
いつもはMessengerでやりとりしている友人から、めずらしくメールが入っていました。
わざわざメール送ってくるなんて大事な用事かな?なんだろう?
と思ってメールを開くと、「自宅のWi-Fiがハッキングされたみたいで、全部再設定中なので、しばらくMessengerは使えない」というお知らせでした。
え?自宅のWi-Fiがハッキング??公共の無料Wi-Fiが危ない(ハッキングされるリスクがある)のは知ってるけど、自宅のWi-Fiもハッキングされるの?えー嘘でしょ〜?
と思いながらググってみたら、情報が出てくる、出てくる。
自宅のWi-Fiルーターは大丈夫?2020年に見直すべきセキュリティ対策(I-O DATA)
・ハッキングされると、個人情報やクレジットカードの情報を盗まれる
・それらの情報を悪用して、高額な買い物したり、自分になりすましてSNSにログインし悪質なメッセージを発信されることもある
・パソコンやスマホがウィルスに感染するリスクもある
・Iot家電(ペットの観察用カメラや自宅セキュリティーカメラ)を通して、家の中を観察されたり、その映像を公開される恐れがある
いやいや、これ。結構怖くないですか?
と思った私は、自分のWi-Fiルーターの設定を確認。
案の定、初期設定の大事な部分をスルーしていたことが発覚。
すぐに設定を変えて、ひと安心したのでこの記事を書くことにしました。
ネットワークの設定とか詳しい人にとっては「それ、常識でしょ」というレベルの事だと思いますが、私みたいに「え!自宅のWi-Fiも危ないの?初期設定?したっけ?」と思った方は、もう一度初期設定の確認・パスワードの変更をすることをオススメします。
BUFFALOのWi-Fiルーターを安全に使うための初期設定
私はBUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WCR-1166DSというWi-Fiルーターを使っているので、バッファロー製品の初期設定で解説します。
ちなみにこのルーター、値段も手頃だし、小さい割に2つ離れた部屋にいても問題なく使えてます。
で、こちらを購入した時に初期設定として、この画面が出るのですが。
このパスワードってデフォルトで「password」になっているんですね。
これは、BUFFALOの公式サイトでも公開されているものなので、パスワードであってパスワードでないようなもの。苦笑
なので、まずはこれを変更しておかないと「危ない」らしいのです。
(私は2年近く変更していなかった・・)
Wi-Fiルーターの本体電源を一度OFFにして、再起動した後、先程のログイン画面で
ユーザー名:admin
パスワード:password
を入れて、一旦ログインする。
すると、「最近使用したパスワードがデータ侵害で検出されました。今すぐ変更することをおすすめします。」とポップアップが出ます。(Chromeの場合)
OKを押して、管理画面に入ります。
「詳細設定」から「管理」>「システム設定」と進みます。
そして、この画面にある「管理パスワード」を独自のもの(初期設定の”password”ではないもの)に変更するだけ!
設定が完了したら、再度Wi-Fiを切って、passwordで入れないことを確認します。
これでOK!
本当は、Wi-Fiルーターを買ってすぐにこの設定をすべきなのですが。私みたいに忘れてた!という人は今すぐ確認・再設定を!
もちろん、これは誰もが簡単にできる最低限の対策なので、心配な人はスマート家電をサイバー攻撃などから守る「ネット脅威ブロッカー」機能付きのWi-Fiルーターなど、機能・性能の高いルーターを使う方が、より安心だと思います。
個人レベルでも気をつけたいWi-Fiハッキング
5-6年前までは、ハッキングされる対象は「セレブリティ」や「リッチな人」、または大企業がほとんどだったので、自分には関係ないと思っていました。
なので、海外にいる時も公共の無料Wi-Fiで銀行口座にログインしたり、航空券を買ったりしていたのですが。
2年前にタイのコワーキングスペースで仕事していた時に「え?君、デジタルノマドなのにVPN使ってないの?ウィルス対策はしてる?」と言われて、いかにWi-Fiが危険かを熱弁されました。
その人はセレブでも大企業のリモートワーカーでもなく、ドイツ出身のフツーのノマドだったので、「あぁ個人レベルでも危惧すべき時なのかなー」なんて思いました。
インターネットの接続とか、ネットワーク設定とかよく分からない!という人もいるかと思いますが
公共の無料Wi-Fiを使う時は特に「このWi-Fiに繋いだら、情報を盗まれるかもしれない」という認識を持っておくことは大切だと思います。ハッキングなんて滅多にないと思いますが、可能性はゼロではないので。
ちなみに!銀行やクレジットカード会社、Amazonや楽天の名前を使った詐欺メール(日本語が不自然、送信元が怪しい等)も多いので、「ハッキングされたかも」と焦ってリンクをクリックしたりしないよう、ご注意くださいね。
フィッシング詐欺に関しては、一般社団法人 全国銀行協会のページで金融機関を名乗った犯罪の手口等が紹介されています。
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