2020年に350日間「ステイホーム」したノマド

2020年に350日間「ステイホーム」したノマドLife
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フルタイムトラベラー。海外デジタルノマド6年目。
世界各地のAirbnbで家を借りながら暮らす旅人。ライター。翻訳家。
元は音楽業界でマーケティングやデザインをやっていた人。

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デジタルノマドになった2015年頃から、年末になると「今年はどんな国に行ったかな?」と1年を振り返るようになった。

いつも思いつきで国や都市を移動しているので、「あの街に行ったのは去年だよね?あ、今年か。」ということが頻発する。そのため、備忘録として残すようになった。

去年は10ヶ国34都市一昨年は9ヶ国24都市を旅しながら暮らした。

2020年は?
1ヶ国。

新型コロナウィルスの影響で、ずっと日本にいた。

そして、驚くべきことに。
約350日間は「ステイホーム」な生活をしていた。

数えてみたら、2020年に誰かと会うために外出したのは、たったの13日だった。

閏年である2020年は366日あったので、正確には353日間、家の中と家から1マイル以内で暮らしていたことになる。

2019年までの5年間は「海外ノマド」らしく、アジア、アメリカ、ヨーロッパと海外を飛び回っていた自分でも信じられないほどの、ひきこもり具合!笑

1年のうち、約350日も家にいたなんて・・。

おそらく、これまで生きてきた40年間で、最も家にいた時間が長い1年だったし、最も人と触れ合わなかった1年だと思う。


 

ノマド生活をしていた頃は、ふと夜中に目が覚めた時に「あれ?今どこにいるんだっけ?」と部屋を見渡したり、早朝に窓越しから勢いのある話し声が聞こえると「あぁ。そっか。イタリアか。」と思いながら再びベッドに潜ったり、寝ぼけ眼で歯を磨いていると窓際にハミングバードが飛んできて「あぁ〜カリフォルニアにいるんだ〜」と嬉しくなったり。

そんな感じで、変化の多い暮らしを5年間してきたので、毎日同じベッドで目が覚め、家の中でも外でも同じ言語しか聞こえなくて、毎日同じ景色を眺める、という生活が久しぶりで、ある意味新鮮だった。

そして、とても有難いと思った。


 

1月下旬から警戒していた新型コロナウィルスに対する思いは、2月、3月、と時間が経つにつれ、緊張感が増していった。

そんな時、安心して過ごせる「家」があること、たわいもない話をできる「家族」や、離れていても気持ちをシェアしサポートしあえる「友人」がいることが大きな支えになった。

実は、これこそが、私が2019年から強く意識するようになったことだった。
(以下、2019.12.31に投稿したブログより引用。)

デジタルノマド5年目になった今年、少し心境の変化がありました。

「そろそろどこかに定住したいな〜」という思いが出て来たのです。(という割には色んな国を転々としてますが・・)

色んな国を訪れたり、1〜2ヶ月短期で暮らし続けるのは楽しいのですが、イタリアのAirbnbの家に居た時に、ふと、「どこにも属していないな」って気がついたのです。

昔から「自由」を好み、感性の赴くまま動く人間なのに、”I feel like I don’t belong anywhere..” と思うなんて自分でも不思議です。


 

5年間、色々な国や街を転々としながら暮らしてきたからこそ、自分の「ホーム」と呼べる場所が欲しくなったのかもしれない。

自分で選んだ食器やベッドリネン、インテリアや本、旅先で購入したモノなど、自分の好きなものを必要な数だけ置く、こじんまりとした「家」。

そして、居心地が良いと感じる地域や、自分も何かしら貢献できるコミュニティなど、「大切なホーム」だと感じられる「場所」を。

世界各地を一緒に旅してきたパートナーはよく「僕の”ホーム”は君がいる場所 」と言っていて、「それってあの曲(Edward Sharpe & The Magnetic ZerosのHome)みたいじゃん」と思っていたけど、去年あたりから、確かに「ホーム」って物理的な「住む家」ってだけじゃないよね、と思い始めていた。


 

有難いことに、私は両親のおかげで、愛情を十分に受けながら、素敵な友人達や家族に囲まれ、安心して伸び伸びと暮らせる環境で育った。

それがどれだけ有難いことなのか、ということに気づいたのは2016年にアメリカ、ブラジル、アルゼンチンで10ヶ月間暮らした時だった。

自分が「当たり前」だと思っていた環境は「特別」だった。

そして彼らの「当たり前」が、私にとっては「特別」に思えた。

その後3年で、より多くの「当たり前」と「特別」を体感してきた。

そして2020年。
私はどこにも旅をせず、1年間のほとんどを自分が育った街で過ごした。
この街には愛着も思い出もたくさんあるし、間違いなく私にとっての「ホームタウン」であるけれど、ここは両親が見つけた「ホーム」。

2021年は、私もこの街と同じくらいステキな、もうひとつの「ホーム」で暮らせる日が来ますように。

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