【アルゼンチンのバス旅】ロクトリオって何!?

アルゼンチン・バス旅(c)Megumi Mitani Argentine
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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

現在地:アルゼンチン🇦🇷メンドーサ

アルゼンチンの中でも有数のワイン産地であるメンドーサに来ています。

ここまでの旅がなかなか(苦笑)だったので、アルゼンチンのバス旅についてシェアしたいと思います。

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ブエノス・アイレスからメンドーサへ

ブエノス・アイレスからメンドーサまでは飛行機だと2時間弱で行けるのですが。

3年前にボリビアやペルーで出会った旅人達から「アルゼンチンの長距離バスは快適だったよ!こことは大違い。」と聞いたことがあった私。

飛行機だとすぐ移動終わっちゃうし、バスという選択肢もありだな

と思い、調べてみると。ブエノス・アイレスからメンドーサまでバスで14時間。

14時間・・・。半日以上かかるのか・・。

と思いながらも、楽で簡単な道と、ちょっとチャレンジングな道があったら、後者を選びたくなる旅人マインド強めの私。

14時間のバス旅をすることに決めました。

直前だったけど、オンラインでチケット予約し、当日を迎えました。

バスターミナルで問題発生

アルゼンチン・レティーロ(c)Megumi Mitani

メンドーサまでは、夜行バスで14時間。

家を出る前にシャワーを浴び、1週間分の荷物をパッキングし、準備万端!な状態で家を出ました。

ブエノス・アイレスのバスターミナルは、レティーロ駅の近くにあります。

レティーロ周辺はブエノス・アイレスの中でも特に治安の悪いところ。

メンドーサで同じホステルに滞在しているイギリス人男子が「ここに来る前、レティーロで手に持っていたiPadを奪われた」と言ってました。

だからiPhoneやカメラは極力持たないようにしているのです。

 

この日、初めてレティーロ駅に行った私は、夜で暗かったこともあり、バスターミナルがどこにあるか分かりませんでした。

Google mapも現在地情報GPSが狂っていて役に立たず。。

近くにいた警備員のおじさんに聞くと「2ブロック先だよ」とのことだったので早足で歩くことに。

無事にバスターミナルに着くも、ターミナルが広すぎて、バス乗り場を見つけるのもひと苦労。

ターミナルマップでインフォメーションセンターを探し、バス会社の名前を告げブースを教えてもらいました。

バス会社のカウンターに居た女性に事前に予約したe-Ticketを見せると、スペイン語で何か言われました。

ごめんなさい、スペイン語分かりません。英語話せますか?

とスペイン語で伝えるも、「No」。
隣のカウンターにいたお姉さんも首を振って「No」。

二人で何か話した後、最初のお姉さんがPCのモニターの画面をこちらに向けると、Google Translateの画面に「PRINT」と出ていました。

このe-Ticketをプリントしないといけないの!?えー!e-Ticketの意味ないじゃん!!

と思いながら、「どこでプリントできますか?」と聞くと「ロクトリオ」と。

ロクトリオ?

そう、ロクトリオ。ロクトリオ。ロクトリオ。

と呪文のように「ロクトリオ」と言い続けるお姉さん。。

ロクトリオって何!?

「ロクトリオ」が何かも分からない私は

「どこかにプリント出来るマシーンがあるのでは?」
「空港でチケット印刷するやつみたいな?」
「それともロクトリオってお店の名前かな?」

と「ロクトリオ」の謎解きを続ける。

インフォメーションブースに戻るにも遠いし、ターミナルのお店は閉まっていて、人も少ない。

どうしよう。。と思いながら時計を見ると、20:30。

バス出発まで15分しかない!

ターミナル内を歩き回るアジア人(私)は目をひくので、手荷物にも気を配りつつ、周りを見渡すと。

警備員を発見!

「ロクトリオはどこですか?」と聞くと「5ブロック先のこの辺」と親切に教えてくれました。

開いているお店はそこだけだったので、看板もない「ロクトリオ」に飛び込みました。

ここではじめて、ロクトリオ(Locutorio)はPCが置いてあるインターネットが出来る場所のことだと分かりました。

ロクトリオは、ネットカフェと呼ぶには狭すぎる、電話ブースのような場所。

昔は電話を持っていない人が来る公衆電話が並んでいる場所だったため、今もロクトリオと呼ぶんだとか。

「ロクトリオ」の受付にいたおじさんに「e-Ticketをプリントしたいんです!」と身振り手振りで伝えると、「15番のブースに入ってプリントしなさい」と言われました。

無事にプリントを終えて、ロクトリオを後にしたのがバス出発5分前。

バス乗り場まで走って行くと「メンドーサ?こっちだよ!」と案内係のおじさんに言われ、バスに飛び乗ったがのが出発3分前。

ギリギリ間に合いました。

家を出る前にシャワーを浴びてスッキリしたのに、ロクトリオを探し回ったおかげで汗だく・・。苦笑 もう1回シャワー浴びたい。

バスの車内に2時間閉じ込められる

飛行機遅延が当たり前のアルゼンチンだし、バスの出発も遅れるかな?と思っていたら、定刻より1分前に発車。

危なかった!

そして、バスが走り出して5分後。なぜかバスは路肩に停止しました。

・・・2時間も。

・・・何のアナウンスもなく。。

バスターミナルの敷地内に。。

何人かの乗客はバスの外に出て、タイヤの辺りを見たり、ドライバーと話していましたが。

私を含む外国人観光客たちは、一体何が起こっているのかも分からず。

ただただ2時間、バスの中で待機。。

ロクトリオを探し汗だくになって走り回ったのに、まさかターミナルの前でバスが故障するなんて・・。

つづく。

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この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。2015年より世界各地で家を借りながら暮らすデジタルノマド。40ヶ国。

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Comment

  1. megintheworld より:

    いぶし銀。さん
    ハイ、メンドーサ旅は帰りもハラハラでした。w
    閉まっていないのに走る電車・・怖いですね。
    電車も「ピー」っと鳴ってすぐにドアが閉まるし、バスも乗客が乗り終わっていなくても発車するからドキドキします。
    前に、彼が先にバスに乗って、私が乗ろうとした瞬間に発車したので、バスの入り口のポールにしがみついて飛び乗った事があります。w

  2. neko-bungu より:

    なんと・・・!!ハラハラしますね!
    時間より早く出発なんてあるんですねー。
    この前地下鉄がドアを閉めながら発車していたのでびっくりしました。
    閉まりきってないのに走りだすこのスリル。

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