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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
日本百名山の「赤城山」に登った翌日、榛名神社と榛名湖を囲む山(永宝山と天目山)をソロ登山してきました!
榛名神社は、昨年4月に高崎出身の方が案内するアメリカ人グループのツアーに同行し、初めて訪れた神社なのですが。
その時、岩山と木々に囲まれた榛名神社の神聖な空気というか「氣」の良さのようなものを感じて、「いつかまた戻って来たい」と思った神社でした。
榛名神社・榛名湖周辺には、榛名富士をはじめとする山が連なっているので、きっと紅葉の時期はキレイなんだろうな〜と思っていたので、赤城山と合わせて1泊2日で群馬に行くことにしました。
11月上旬の赤城山は、すっかり紅葉が終わっていましたが、榛名神社・榛名湖周辺は、キレイな紅葉を楽しむことができました!
この記事では、榛名神社と、榛名神社から「関東ふれあいの道」を通って、永宝山と天目山を縦走したソロ旅をご紹介します。
一緒に旅している気分になってもらえたら嬉しいです。
まずは榛名神社を参拝
群馬旅2日目。まずは、榛名神社に向かいます。
JR高崎駅から群馬バスの「榛名湖」行きに乗り、バスで約70分と、結構な山奥にある神社なんです。
榛名湖行きのバスは、高崎駅西口のバスターミナル、「2番」バス乗り場から出ます。
6:30に起きて、7:15にホテルをチェックアウト。
高崎駅直結のホテルに泊まったので、バス停までは徒歩3分。
7:25発の「榛名湖行き」バスで、榛名神社に向かいます。
なんとこの路線バス、USB充電ができるようなっていていました。さすが70分以上走るバス。途中から、学生さんたちも乗ってきましたが、平日だからか空いていました。
走るバスの中から、群馬県の景色を眺め
昨日の赤城山でも思ったけど、群馬県って、どこにいても、360℃山に囲まれている気がする。
と思って調べてみたら、群馬県の3分の2は山地や丘陵地なのだとか。さすが内陸県。
8:40 「榛名神社前」のバス停に到着。降りたのは私1人だけ。
バス停の前に広がる岩山がすでに美しくて、良い1日になる気がしました。
バスで通過した鳥居まで歩いて戻り、榛名神社へ向かいます。
右手方向のゆるめの坂を登っていくと、榛名神社に着きます。
平日の朝だったので、ほとんど人がおらず、とても静かでした。
約1400年前に創建された「榛名神社」は、国の重要文化財に指定された社殿や、武田信玄が戦勝祈願をした樹齢約600年の「矢立杉」もある、由緒ある神社です。
この右側のイラストにある通り、榛名神社は山に囲まれています。
随神門をくぐると、凛とした空気が漂います。
風で揺れる木々の音、川の音、時々聞こえる鳥の声だけが響く参道は、とても静かで神秘的でした。
鳥居から10分ほど歩くと、神門に着きます。
「鉾岩(ぬぼこいわ)」の手前にある「双龍門(そうりゅうもん)」は、国指定重要文化財にも指定されている、1855年に造られたもの。
2019年から3年以上かけて行われた保存修理工事が終わってまだ2年なので、とてもキレイな状態です。去年初めて見た時は、繊細で美しい木造彫刻に見惚れてしまいました。
現在は国指定重要文化財建物の保存修理工事が行われているため、本社・幣殿・拝殿を見ることはできませんでしたが、参拝してきました。全ての工事は令和8年12月末に完了予定だそうです。
榛名神社基本情報・アクセス
所在地:群馬県高崎市榛名山町849
電話番号:027-374-9050
拝観時間:午前7:00〜18:00(冬季10/1-3/31は17:00まで)
榛名神社へのアクセス
JR 高崎線「高崎駅」西口バスターミナル 2番乗り場から、群馬バス「榛名湖」線で約70分。
車の場合は、関越自動車道「高崎IC」または「前橋IC」より約60分。
榛名神社から「関東ふれあいの道」を通って永宝山と天目山へ
9:40 榛名神社での参拝を終え、関東ふれあいの道「榛名山へのみち」を歩くことに。
予定では、榛名神社から榛名湖まで歩いて、その後、榛名富士を登山するつもりでした。
しかし、この地図を見て「関東ふれあいの道」というものがあることを知ったので、全く未知のルートですが、せっかくなのでこのコースを歩くことに。
歩き始めてすぐに「榛名川上流砂防堰堤」という砂防堰堤(さぼうえんてい)がありました。
初めて聞いた言葉だったので近くにあった看板を見ると、昭和30年に土砂災害を防ぐために作られたものだそう。登録有形文化財にも登録されているのだとか。
写真の左側が登山道になっています。登っていくと、上から砂防堰堤を見ることができるのですが、水や土砂が貯まるようになっていて、水だけが下に流れるようになっているみたいです。
「熊出没注意!」の看板が出ていたので、ベア・ベルをつけて歩き始めます。
本当に森の中を歩いているような感じで、ここで熊が水を飲んでいてもおかしくないというくらい、人の気配が全くありません。
未知のルートなので、難易度も分からなかったのですが、結構アップダウンがあるコース。
「榛名湖まで3kmか」と思って歩き始めた私にとっては
え。思ったよりキツイ。動物の足跡はあるけど、人間の足跡はないし・・。大丈夫かな。スマホも圏外だし。
と、思いましたが、すでに1.5kmくらい歩いていたので、このまま歩き続けることに。
この道でいいんだよね?と思って歩き続けると「関東ふれあいの道」というサインを発見!
これだけでも安心感が違う。設置してくれた方ありがとう!!
と思い、歩き続けました。
榛名神社の裏を歩いていた時は、「きっとここには、熊と鹿と私しかいない」と少しドキドキしていたのですが、この辺りにくると、空が開けて紅葉を楽しみながらハイキングすることができました。
10:35 天神峠に到着。ここから「榛名湖が見渡せる」と書いてあったのですが、木々に覆われていて、木の合間から見る感じでした。
榛名湖に下りたい場合は、ここから「天神峠バス停」方面に行くと200mで下山できるようです。
せっかくここまできたし、下山せずに「永宝山」まで行ってみよう!
とプランを変更。そのまま「関東ふれあいの道」を歩くことにしました。
これが正解!
登山道を登り続けたら、永宝山までの登山道から榛名湖と烏帽子ヶ岳(えぼしがたけ)が見えました!
さらに登っていくと360℃パノラマビュー!榛名湖側は、榛名富士、烏帽子ヶ岳、鬢櫛山(びんぐしやま)が見渡せます。
反対側には名前はわからないけど、紅葉した山々が。
11:00 永宝山(1,236m)に到着。頂上からの眺めより、登山道からの眺めの方が素晴らしかったです。
時間がない方は、天神峠から永宝山がオススメ!天神峠バス停から0.5kmなので。
永宝山の手前で、この日初めて他の登山者2名とすれ違いました。
榛名神社から誰にも会わずに来たので「あ!人間の声がする!」と少し安心しました。笑
永宝山から天目山まで0.8kmと書いてあったので、天目山まで縦走してみることに。
11:35 天目山(1,303m)に到着。
最後の登りが長い階段になっていたので、写真を撮りつつやすみながら登りました。
天目山からは榛名湖と、反対側に高崎市を望むことができます。
私は今朝あの辺からバスに乗ったんだろうなー
なんて思いながら高崎方面を眺めていました。
ちょうど、反対側から登ってきたという方たちがいたので、話を聞くと、「ここまま下って行くと榛名湖に降りられるはず」とのことだったので、サクッと休憩して下山開始。
天目山から七曲峠までの登山道はとても歩きやすく、トレラン感覚で下山することができました。
12:10 榛名湖に到着。
時間があれば「関東ふれあいの道」の終着地「ヤセオネ峠」まで行きたかったのですが、この日は18時までに東京に戻る必要があったので、13:30のバスに乗らなくてはいけないので、また次回。
榛名湖に着いて
あと1時間あるし、榛名富士にも登ってみようかな。
と思ったのですが、空が曇り始めていたので、榛名湖周辺でのんびりすることに。
榛名湖からの榛名富士
ボードウォークのようになっているところがあったので、歩いてみました。
背丈よりも高い草に囲まれて冒険気分!
そしてまた誰もいない。笑
後ろを振り返ると、今下ってきた天目山が。
あー!きっとあの尾根を歩いてきたんだな〜!
こうやって、自分が登った山を眺めると、楽しい気持ちになります。
榛名富士も登ってみたかったけど、また次回。
近くまで行ってみると、紅葉は半分くらい終わってる感じでしたが、あと1週間くらいは楽しめそうな感じでした。
風が出てきて肌寒くなってきたので、バス停に向かいます。
13:30「榛名湖」から「高崎行き」のバスに乗って、高崎へ。
行きのバスではUSB充電ができたのですが、帰りは古いバスだったのか充電ソケットがなく、iPhoneの充電が切れました。泣 持っていたバッテリーも調子が悪く使えず。
15:00 予定通り、高崎駅に到着。そのまますぐ電車に乗って、東京に戻りました。
群馬1泊2日旅まとめ
「紅葉が見たい」「山に登りたい」「榛名神社に戻りたい」という3つの目的があった、弾丸ソロトリップでしたが、お天気にも恵まれ、3つとも叶えることができました。
時間があれば、このあと、伊香保まで行って温泉に入ってから東京に戻れたら最高でしたが、1日目の夜にホテルで大浴場にある温泉?とサウナに入ったので、今回はそれで満足です!
榛名神社、榛名湖、榛名山も東京から日帰りで行くことも可能なので、この記事を読んで興味を持ったら、ぜひ行ってみてくださいね!
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