Airbnbからビジネスホテルへ
こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
長年、世界各地のAirbnb(民泊)を借りて暮らしていましたが、2022年ビジネスホテルに目覚めました。
きっかけは、日本の水際対策で、羽田空港のホテルに5日間隔離されたこと。
5日間の強制隔離期間中も、海外とのビデオミーティングがあったり、仕事をしていたのですが。

あれ?ホテルの方が集中できるし、仕事が捗る
と、隔離3日目に気がつきました。
苦痛だと思っていた(聞かされていた)強制隔離が、まさかハイ・パフォーマンスを出せる場になるとは・・!
それ以来、これまで縁のなかった「日本のビジネスホテル」に興味を持つように。
ビジネスホテルは「出張・おじさん専用」ではない
「ビジネスホテルは、サラリーマンが利用するもの」というイメージがありませんか?
私はわりと最近まで、そう思っていました。
学生の時に行った大阪旅行で泊まったのが、典型的な「ビジネスホテル」。
航空券とホテルがパッケージされた格安旅行商品だったので、ホテルを選べなかったのです。
その時の印象が強く残っているため、国内旅行や取材でホテルを探す時も、できるだけビジネスホテルは避けてきました。

部屋は「出張で来た人が寝られれば良い」レベルだろうし、ターゲットは主に男性客のはず。そもそも、女ひとりで泊まっても大丈夫なのかな?
と思っていたので。
しかし、実際に泊まってみると、若いカップルや、中高年ご夫婦、外国人旅行者とエレベーターが一緒になりました。
私のような女性ひとり客も、ときどき見かけます。
割合的にはサラリーマン風の男性が多いけど、普通の旅行者も結構いるんだな、と気づきました。
最近泊まったビジネルホテルの中には、女性用アメニティが揃う「レディースルーム」だけでなく、「女性専用フロア」や「女性専用エレベーター」があるホテルも。
もはや「ビジネスホテル」は「おじさん専用」ではありません。
この20年で、社会的な構造や個人の意識が変化しているように、ビジネスホテルも変化・進化を続けているのですね。
「ビジネスホテル」は世界的に見てもユニーク
ホテル業界に精通しているわけでもない、あくまで世界各地を旅してきた私の見解ですが。
「ビジネスホテル」というカテゴリは、日本独自のユニークなものじゃないのかな?と思います。
アメリカには「ビジネスホテル」というものはありません。
日本人がアメリカ出張で泊まるホテルは、だいたい「シティ・ホテル」と呼ばれるチェーン系のホテルかと。
もしくは「バジェット・ホテル」と呼ばれる、簡素な格安ホテル。
どちらも、ビジネスや出張に特化しているわけではなく、一般旅行者向けです。
車社会のアメリカでは当たり前のようにある「モーテル」が日本には無いのと同じで、「ビジネスホテル」は、ある意味「日本らしい」ホテルなのかな、と。
アメリカやオーストラリアから遊びに来た友人も「日本のビジネスホテルはいいよね!」と言っていたし。
近年、日本の「カプセルホテル」は、「ポッドホテル」としてアジアを中心に広がりを見せつつあるけど、「ビジネスホテル」は聞いたことがないので。
コスパも立地も、ビジネスホテルの方が良い
ノマドになってから、生活の基盤がAirbnb(民泊)だったので民泊との比較になりますが。
ビジネスホテルに滞在するメリットは、ずばり立地とコスパの良さ。
ビジネスホテルの多くは、駅直結または駅から徒歩3分圏内のところにあります。
これがとにかく便利!
民泊を借りると、駅から徒歩10分という場所も多いので、スーツケースをひっぱりながら住宅街を歩くか、タクシーを利用しなければならないのですが。
短期滞在の場合、この移動がめんどくさい!
時間もコストも余計にかかりますしね。
それに、ビジネスホテルがある駅周辺には、飲食店やスーパーやコンビニがあります。
首都圏だと駅ビルやショッピングモールもあったりして、本当に便利!
宿泊費に関しても、ビジネスホテルだと1泊5,000円〜で泊まれちゃうし、民泊では絶対に必要な清掃料(7,000円〜2万円)もかかりません。
ホテルの清掃は2〜3日おきに1度(希望すれば毎日)入ってくれるし、タオルや部屋着は毎日新しいものを届けてくれますし。
民泊にはあるキッチンが無いというデメリットはあるにせよ、1週間程度の滞在ならビジネスホテルが圧倒的に便利だな!と感じています。
ビジネスホテルも奥が深そうなので、これから掘り下げるのが楽しみです。
オススメのビジネスホテルがある方は、ぜひコメント欄にて教えてください。
私も実際に泊まって良かったビジネスホテル、ノマド向きのビジネスホテルを、今後紹介していきますね!
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