アメリカのカーシェアリングCar2GoとReachNowを使ってみた

car2go(c)Megumi Mitani Nomad
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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

現在地:アメリカ🇺🇸 オレゴン州 ポートランド

今日はポートランドに来てからよく利用しているカーシェアリング・サービス、Car2Go(カーツーゴー)とReachNow(リーチナウ)について。

私たちは定住しない暮らしを続けているので、家も車も持っていません。

そんな私たちの救世主、レンタカー!

アメリカには年に3ヶ月〜6ヶ月滞在しますが、毎回滞在する都市がバラバラなので、現地でレンタカーを借りていますが。ポートランドは公共交通機関が発達しているので、レンタカーは要らないと思い借りませんでした。

ポートランドに来て1週間経った頃。
バスでヘルスコンシャスな地元民に愛されているスーパー「New Seasons」に行きました。Whole Foodsよりもローカルなセレクションが多くて楽しくなり、チェックアウトを済ませると大きな袋が3つ。。(←買いすぎ)

「結構重いし、バスで帰るのメンドクサイよね。この時間帯混んでるし」となり、ポートランドの街でよく見かけるカーシェアリングを利用してみることに。

日本のカーシェアリングとは違い、好きな場所に乗り捨てOK!
とても便利なので今では週に3〜4日は使っています。

というわけで。

アメリカのカーシェアリング事情、Car2GoとReachNowの使い方・料金・使ってみた感想をご紹介します!

(2021年4月1日追記)Car2GoもReachNowも2020年2月に北米から完全撤退し、現在はSHARE NOWとしてヨーロッパのみでサービス提供を続けているそうです。
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アメリカのカーシェアリング事情

ご存知の通りアメリカは車社会。
ニューヨークシティ以外で車のない生活って結構不便なので、ほとんどの人が車を持っています。

ロサンゼルスやマイアミは車がないと生活できない(無理ではないけどかなり不便)し、サンフランシスコ、シアトル、ボストン、フィラデルフィアは車が無くても大丈夫だけど、車がないとちょっと不便。

ポートランドも、バスやストリートカー(路面電車)が発達しているので、車が無くても困ることはないけど、雨風で寒い日に外で15分もバスを待つのは苦痛。

なので、ポートランダーもカーシェアリングを利用しているんですね。

Car2Go(カートゥーゴー)とReachNow(リーチナウ)

car2go(c)Megumi Mitani

アメリカのカーシェアリングで有名なのが、米国内で100万人以上が利用するCar2Go(カートゥーゴー)、そして後発のReachNow(リーチナウ)。

Car2Goは、2008年にドイツのダイムラーが始めたカーシェアリング事業。アメリカ、ドイツ、カナダ、イタリア、スペイン、オーストリア、オランダ、そして中国でも利用され世界で310万人に利用されています。

一方、ReachNowは2016年にBMWの傘下事業としてシアトルでサービスを開始。シアトルとポートランドの2都市で8万人の利用者と、Car2Goと比べると小規模。ニューヨークのブルックリンでのサービス提供も終了しています。

Gar2GoとReachNowが合併するという話がありましたが、どうやらダイムラーとBMVが「モビリティ・カンパニー」を設立するようです。

Car2Goの使い方・料金・利用した感想

car2go(c)Megumi Mitani
Car2Goは私たちが1番良く使っているカーシェアリング・サービスです。

Car2Goの使い方

  1. Car2Goのアプリで目的地を入力
  2. 近くにある車を仮予約
  3. 仮予約した車を見つけたら傷などないかチェック(傷や故障があればレポート)
  4. 運転席側フロントガラスに表示される番号をアプリ上で入力しロックを解除する
  5. 車内の清潔度を評価
  6. 運転開始(鍵はダッシュボードの中)
  7. 目的地に着いて車を降りたらアプリ上で「完了」
  8. 登録したメールアドレスに利用料金が表示される
事前に登録が必要です。免許証(国際運転免許証可)、運転証明書(英語)が必要なので準備しておきましょう。

Car2Goの料金

料金は1分 $0.39(約42円)〜と分単位でも借りられますし、20分 $6(約660円)、1時間 $19(約2100円)というパッケージもあります。
この料金には、保険、ガソリン代(EV充電代)、駐車料金も含まれているのが凄いところ。レンタカーだと、保険は別途加入だし、ガソリンも満タンにして返すのが普通です。もちろんストリートパーキングの料金は別途かかります。

Car2Goを利用した感想

car2go(c)Megumi Mitani
Car2Goの車は全てメルセデスベンツ。Mercedes-Benz GLA、Mercedes-Benz CLAどちらも乗りましたが快適でした。
一度「タイヤの空気圧をチェックしてください」とアラートが出たことがありました。
車を降りて見たところ問題なさそうでしたが、念のためにカスタマーセンターに連絡すると「わざわざ報告してくれてありがとう。ほとんどの人は連絡くれないから(笑)」と言って、次回使えるクレジットをくれました。カスタマーサービスの印象、良いです。

ReachNowの使い方・料金・利用した感想

reachnow(c)Megumi Mitani
ReachNowは私たちがはじめて利用したカーシェアリング。

時々使いますが、Car2Goに比べると車が少ないのとサービスが微妙なので好んでは使いません。Car2GoよりReachNowが近くにあれば使う、という感じです。

ReachNowの使い方

使い方はCar2Goとほぼ同じ。

  1. ReachNowのアプリで目的地を入力
  2. 近くにある車を仮予約
  3. 仮予約した車を見つけたら傷などないかチェック(傷や故障があればレポート)
  4. スマホでロック解除をする
  5. 運転開始(車のキーはありません)
  6. 目的地に着いて車を降りたらアプリ上で「完了」
  7. 登録したメールアドレスに利用料金が表示される
事前に登録が必要です。免許証(国際運転免許証可)、運転証明書(英語)が必要なので準備しておきましょう。

ReachNowの料金

料金は1分 $0.45(約50円)〜1時間 $15(約1650円)、3時間 $50(約5,500円)というパッケージもあります。
Car2Go同様、料金には、保険、ガソリン代(EV充電代)、駐車料金も含まれています。1時間だとCar2Goより4ドル安いんですね。

ReachNowを利用した感想

reachnow(c)Megumi MitaniReachNowの車はBMVのX1、3シリーズ、ミニクーパー、i3(EV車)に乗りました。

どれも快適でしたが、ReachNowの第一印象は「最悪」でした。

というのも、車に乗って1分で「Flat Tire Alert」が出て「今すぐ車を止めて確認してください」と表示されたのです。

おそらく、前に乗った人がパンクした時にレポートしなかったのだと思います。

乗って1分で急遽路肩に車を止め、アプリ上で「運転終了」にした後、パートナーがバックパックを車内に置いたままな事に気がつき後部座席のドアを開けようとすると、防犯サイレンが作動。
静かな住宅街にサイレン音が鳴り響きました。。
再度車を「利用する」にして、無事サイレン音は止まりましたが。。

カスタマーサービスに連絡すると「そうですか。では、近くに別の車があるのでそれを使ってください。」と案内されたのが、徒歩15分の場所。しかも目的地と反対方向。家から目的地までは徒歩30分なので、歩いた方が早くない?とイライラ。

結局、車で6分で着くはずの目的地まで1時間かかりました

その後、Car2Goが近くにいない時に5回ほど利用しましたが特に問題なかったので、最初の車だけ運が悪かったのだと思います。

Car2GoとReachNow、使うならどっち?

どちらも使いやすく、料金的にも差が無いので、Car2GoでもReachNowでも良いですが、個人的にはCar2Goが好きです。

まず、Car2Goの方が車の数が圧倒的に多いこと。
そして、Car2Goのパッケージが使いやすいので。
私たちはだいたい10〜20分の利用が多いので、Car2Goの6ドルのパッケージをよく使います。20分を超えても、超過した時間が自動的に分単位で加算されるシステムなので楽です。
アメリカにはUberやLyftもあるので、カーシェアリングの必要を感じないかもしれませんが、興味があれば使ってみてくださいね。

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この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。世界各地で家を借りながら暮らす「デジタルノマド」9年目。40ヶ国。

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