こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
パスポートの有効期限が6ヶ月を切ったので、更新しました!
今回、初めてマイナンバーカードでパスポートの更新をしたのですが、従来の方法と比べると、すごく簡単でした!
「え!ホントにこれで終わり??」という感じ。
写真や署名など準備するものは別として、申請自体は5分ほどで終わりました。
これからパスポートの申請をされる方は、マイナンバーカードでの申請をオススメします。
この記事でわかること↓
- マイナンバーカードでのオンライン申請は何がすごいのか
- パスポート更新の申請方法・料金
- パスポート申請に必要な書類(写真のサイズや細かい注意事項)
- 申請後から受取完了までの流れ
私は今回自分で申請するにあたり、外務省のページを見てから申請したのですが。分かりづらい点があり少し混乱したので、その辺りの注意点なども合わせてお伝えします。
オンライン申請の何がすごいか
これまで、パスポートを更新するには以下のステップが必要でした。
- 写真屋さんや証明写真の機械で証明写真を撮る
- 有効なパスポートを持ってパスポートセンターまで行く
- パスポートセンターで申請書類を記入する
- 窓口に提出して申請を受理してもらい、引換券をもらうそして、約2週間後に
- 引換券を持って、再度パスポートセンターに行く
- 支払い(収入印紙を購入)をする
- 本人確認をして、新しいパスポートを受領する
つまり、少なくとも2回、パスポートセンターに行く必要がありました。
しかし、マイナンバーカードを使ってオンライン申請をすると、この手順が簡略化されます。
- 自宅でオンライン申請をする
- クレジットカードで支払う
- パスポートセンターに行き、新しいパスポートを受領する
これだけです!
申請自体はどこでもで出来るので、パスポートセンターに行くのは受領する時だけ。
オンライン申請なら、写真もスマホのカメラでOKで、申請書類を記入する必要もありません。
というわけで
申請に約5分、受領に約5分と、手続き自体は約10分で終わりました!
これは、すごい便利だな!と思ったので、申請から受け取りまでのガイドを作成しました。
これからマイナンバーカードで申請をする方のお役に立てれば幸いです。
パスポート更新に必要なもの
- 有効なパスポート(有効期限が切れていないか確認)
- マイナンバーカード
- スマートフォン
- マイナポータル(アプリ・無料)
上記の4つが最低限必要なものになります。
申請をスムーズにするために、準備しておくと良いものは以下の2つ。
- パスポート用の写真
- 署名
この2つもできれば事前に準備しておいた方が良いです!私は初めて申請した際に、両方とも「基準に満たない」との理由で申請が受理されませんでした。苦笑
パスポート申請用:写真のサイズ・注意点
写真のサイズは、730 pixel x 600 pixel(35mm x 45mm)です。
ファイル形式は「jpg」で、ファイル容量は「600キロバイト以内」(国内から申請する場合)。
国外から申請する場合は、ファイル形式は「jpg・jpeg・bmp・png」で、ファイル容量は「20キロバイト以上2MB以内」です。
注意事項としては
- 申請日から6ヶ月以内に撮影された写真
- 背景は無地
- 正面を向く
- 顔の輪郭が隠れないような服装・髪型にする
- 髪の毛が目にかからないようにする
- カラコン、メガネ、ウィッグ、帽子などはNG
- 笑顔や写真加工もNG
その他、外務省作成のPDFでより詳しい不適切な例を見ることができます。
私は1回目の申請時に大きめのピアスをつけていたのですが、以下のコメントが来ました。
顔写真について、大きなピアスの装飾品が顔の輪郭に影響があり不明瞭になっています。各国の空港で採用されている顔認証ゲートにおいて、顔の輪郭を読み込めない場合に、認証エラーが生じることがありますので、装飾品をはずして再撮影をお願いいたします。
片方のピアスが頬の一部にかかっていたので、NGだったようです。なので、翌日にピアスを外して撮影し直しました。
パスポート申請用:署名の注意点
背景が白い紙に、自筆でサイン(署名)したものを、申請時にスマホのカメラで撮影して申請したのですが、「影が入っている」との理由で、認められませんでした。
所持人自署について、影が生じているため、旅券に転写することができません。署名を書いた紙を壁などに貼り、正面から撮影すると、影が入らずきれいに撮影することができます。
申請時の注意事項にも書いてあったので、自分なりに影にならないように注意して撮影したつもりだったのですが、ダメでした。
再度申請した際は、スキャナで取り込んで申請しました。スキャナがある方は、その方が確実だと思います。スキャナがない場合は、上記の指示通り、壁に貼って撮影が良いかと思います。
署名については、外務省作成のこのページが分かりやすいです。
マイナンバーカードでの申請方法
準備が出来たら、あとは申請するだけ。
- スマートフォンでマイナポータル(アプリ)を開く
- マイナンバーカードを読み込む
- 「パスポート」の項目から、「切替申請」を選択
あとは、手順に従って、顔写真と署名をアップロード(または撮影)して、最後に手元にある有効なパスポートの写真ページを読み込み、ICチップが入っているページをスマホでスキャンします。
最後に、再びマイナンバーカードを読み込み、電子署名(マイナンバーカードのパスワードを入力)すれば申請完了!
申請が完了すると、マイナポータルにお知らせが届きます。
申請完了から受け取りまで
私は、9月19日に申請をしたところ、その日中に「写真の不備がある」と連絡が来たので、翌日20日に写真を再度アップロードしました。
そして9月24日「パスポートの審査が完了しました」という件名のメッセージが届き、交付予定日と手数料納付のお知らせが来ました。
交付予定日が10月3日になっていたので、申請からちょうど2週間後に受領できる、というスケジュール感だと思います。
そして、案内があった通りにクレジットカードで支払いを済ませました。
5年間の場合は¥11,000、10年間の場合は¥16,000です。
そして、ここで疑問が。
「交付日」ではなく「交付予定日」だから10月3日に行って受け取れるのかな?
と思い、外務省のページを見たところ、以下のように書いてありました。
Q:申請状況照会を確認したら、パスポート(旅券)の申請が「処理中」のままです。
A:パスポートの受け取りが完了するまでステータスは「処理中」と表示されています。受け取りが可能になると窓口に受け取りに来るよう案内するメッセージが届きますが、その際、「処理中」の表示をクリックし、画面をスクロールダウンしてそのお知らせを確認してください。
なので、「受け取りが可能になるとマイナポータルに連絡が来るんだろうな」と思っていたのですが、予定日から数日過ぎても連絡が来ませんでした。
1週間経過しても来ないので、「さすがにこれはおかしいのでは?」と思い、受領予定のパスポートセンターに電話をすると「もう届いていますよ。こちらからは特に連絡しておりませんので、ご都合の良い時に取りに来てください。」とのこと。
というわけで、その日に受け取りに行きました。
新パスポート受領の流れ
用意するものは
- オンライン申請した際に発行されるQRコード
- 現行のパスポート
を持って、パスポートセンターに行きます。
(一応マイナンバーカードも持って行ったのですが不要でした)
以下は、自治体によって若干異なるかもしれませんが
- 窓口で、QRコードを提示します
- 窓口の方が、顔写真と顔を見て本人確認をし、本籍地を口頭で確認します
- 新しいパスポートの氏名・生年月日を確認します
- 現行のパスポートを無効化処理してもらいます
- 新しいパスポートの支払い(決済)承諾をします
- 新しいパスポートを受領
という流れでした。
平日の空いている時間帯に行ったので、5分ほどで新しいパスポートを受け取れました!
その後、30分後くらいにマイナポータルにメッセージが届き、ステイタスが「処理完了」に変わりました。
結局、外務省のページに記載されていたような「受け取りが可能になると窓口に受け取りに来るよう案内するメッセージ」が来ることはありませんでした。
おそらく「交付予定日・手数料納付のお知らせ」通知が、「受け取りが可能になると窓口に受け取りに来るよう案内するメッセージ」のことだったのかと。
無事に受け取れたので良いですが、急いでいる方は「交付予定日」に、受領予定のパスポートセンターに電話をして確認してみると良いと思います。
コロナ禍の時もそうでしたけど、日本政府のサイトって分かりにくいですよね・・。
情報が整理されていれば、問い合わせも減るからお互いにとって良いのにな、と思います。
注意事項・Q&A
事前準備でサクッと申請!
先に説明した通り、写真と署名をあらかじめ準備しておくと、申請がスムーズに行えます。
特に写真は細かい規定(前髪が目にかかってはいけない、顔の輪郭がはっきり見えていないといけない、など)があるので、その場でスマホで撮影すると、見落としがあって、撮影し直しになるかもしれません。
パスポート申請から受領までどのくらいかかる?
私は、申請から受領まで約3週間でしたが、「交付予定日」は申請から2週間後だったので、早ければ2週間で受け取れると思います。(2024年10月現在)
パスポートの料金は?
5年間の場合は¥11,000、10年間の場合は¥16,000です。
パスポートの更新に戸籍謄本は必要?
変更がない場合、戸籍謄本は不要です。変更がある場合はオンライン申請はできないので、従来通りの方法(オフライン)で申請が必要です。
パスポート更新のオンライン申請対象者は?
オンライン申請が可能なのは、「残存有効期間が1年未満」または「査証欄の余白が見開き3ページ以下」のパスポートを持っている人です。
また、本籍地、戸籍上の氏名・性別に変更がない、マイナンバーカードに氏名・住所等が記載されている必要があります。
パスポートの残り期間が6ヶ月以上ないと入国できない国も多いので、6ヶ月を切ったら、なるべく早めに更新するようにしましょう!
パスポートの有効期限が切れた場合でも更新できる?
できません。有効期限内に更新ができなかった場合は、新規での申請が必要になります。
外務省のサイトによると、2025年3月24日から、全自治体で「新規」の申請もオンラインでできるようになるみたいです!詳細はこちら。
その他の質問
その他の質問は、外務省の「よくあるお問い合わせ」を参照ください。
パスポートの更新はマイナンバーカードでの申請が便利!
事前準備さえしておけば、パスポートの申請・受領がとても簡単なオンライン申請。
マイナンバーカードをお持ちの方は、オンライン申請がオススメです!
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