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「ヴィパッサナー瞑想10日間100時間」から1年後の振り返り

ヴィパッサナー瞑想10日間100時間から1年後の振り返り(c)Megumi Mitani

こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

2024年の春、ネパールのルンビニで「ヴィパッサナー瞑想10日間コース」に参加してから、1年。

半年前に書いた振り返りで、「メディテーションは日常に不可欠なものになった」と書いたけれど。この「不可欠」という感覚が、時間とともに変化していった。

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「必要不可欠」という思い込みを手放す

1日約10時間、合計約100時間の「ヴィパッサナー瞑想10日間コース」を終えてからの1ヶ月は、朝と夜に30分〜1時間の瞑想が自然と日課になっていた。

しかし帰国後は、1時間座れる日が少しずつ減り、15分だけという日もあった。

続けたいと思っていても、気持ちが追いつかない時もあったし、「やらなきゃ」という義務感が芽生える瞬間もあった。

毎日、朝と夕方に「30分のメディテーション」というスケジュールを入れ、「通知が出たら遂行する」というスタイルにも、違和感を覚えるようになっていった。

ほぼ義務感でメディテーションをするような日々が続くと、5分でやめたくることもあった。

そして、いつの間にか「毎日欠かさずメディテーションをする」ということ自体がプレッシャーになっていると気づいた。

前回の記事で書いた「メディテーションは、脱水症状を防ぐための水分補給のようなもの。」という考えは、今も変わっていない。

しかし、メディテーションは、水分補給と違って、直接的に命に関わるわけではない。

半年前の私は、「メディテーションがエッセンシャルなもの、つまり必要不可欠なものになった」と思っていたけど、半年後の自分は、自分で貼った「必要不可欠」というラベルに縛られているように感じた。

そこで、そのラベルを外して、「やる」か「やらないか」を自分で選ぶようにした。この方が自然だし、健康的だと思ったから。

自分で「選べる」ようにしたことで、以前よりも自発的に「やりたい」と思えるようになった。

「今日は忙しくなるから、今時間を取ってやっておこう」とか、「今日はたくさん頭を使ったから、寝る前に脳を落ち着かせよう」といった感じで。

結局のところ、こんな風に「自分の状態を観察する」ことが、最も大事な気がしている。瞑想状態に入っていようが、いまいが。

自分が心地よい場所を選ぶ

「ヴィパッサナー瞑想10日間コース」に参加したことがある人ならご存知だと思うが、「10日間コース」では、席を選べない。

初日に指定された場所に、10日間座り続けなくてはいけない。

自分の前後左右にどんな人がいても、その場所が気に入らなくても、よほどの理由がない限り、移動は許可されない。

10日間コースは「ヴィパッサナーを習得すること」が目的であり、様々な制約の元で行う。毎日決まった時間に決まった場所に座ることも、メディテーションを習慣化するためには最適な方法だと思う。

しかし、現実世界で暮らす私には、それが合わないと気づいた。

1年のうち10ヶ月以上、海外を転々としながら暮らしていた頃に比べれば、今はかなり定住に近い暮らしをしているので、「定位置」を決めようと思えば、決められる。

だけど、気づいてしまった。私のような直感や感覚が無意識レベルで動いてしまうタイプは、「本当に居心地がいい場所」はその時々で変わる。

その日の風向きだったり、周囲の音だったり。

もちろん、その感覚を無視して、自分で決めた「定位置」に、毎日座ることもできる。

ただ、自分の中では、「ここだ」という感覚は大切にしたい。

海外にいる時は、安全を考慮して、ホテルのベッドの上やテラスでやることが多い。しかし、旅先であっても、ピラミッドの前、紅海のビーチ、ナイル川沿い、神殿の中など、「ここだ」と感じる場所があったので、そこに座ってメディテーションをした。

ランニングとメディテーションの相乗効果

「10日間コース」を終え、1年経った今。最も心地よく、深くメディテーションに入れるのは、3〜5km走った直後のメディテーション。

地面に座って、風の音や波の音を聞きながら目を閉じる時間は、とても心地よい。

ある日の夕方。1日中座って仕事をしていたせいで、目から肩にかけて痛みを感じるほど凝っている感じがした。しかし、外に出て、ゆっくりと3km走っただけなのに、痛みや偏頭痛が自然と消えていることに気づいた。血行が良くなって、自然と凝りが解消されたのだと思う。

波の音が聞こえる場所で、軽くストレッチをした後、「ここでメディテーションしてみよう」と思い座ってみると、かなり深い瞑想に入った。

座った時間は30分くらいだけど、その日1日の疲れが全て消えるような、不思議な感覚があった。

それ以来、私の中で、ランニングと瞑想はセットになっている。

「今日は走りたくないけど、メディテーションしたいから、ラン行くか〜。」という日もあれば、「今日はずっと座りっぱなしだから走ろう!ついでにメディテーションもしよう。」という日もある。

これは私の仮説でしかないけど、ランニングとメディテーションには相乗効果があるのでは?と考えている。

つまり、ランニングで気分が高揚する→ランニングを終えて徐々に心身がリラックスしていく→その後にメディテーションをすることで、疲労や痛みが軽減され、回復に向かう→リラックスできるので深い瞑想に入れる。という仮説。

あくまで私個人の体験だけど、体感的にはこんな感じ。

実はこのランニングとメディテーションのセットは、「ヴィパッサナー瞑想 10日間コース」に参加する前からやっている。

そして「やはり私にはこのスタイルが合っている」と、思った。

「ヴィパッサナー瞑想 10日間コース」は、経験としてとても有意義だったし、再度参加したいと思っている。けれども、今は「元のスタイルに戻った」で良いと考えている。

この先、また変化することもあると思うので、その時は、またシェアしますね。過去の記録は以下に残していますので、興味があれば読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。2015年より世界各地で家を借りて暮らすデジタルノマド。40ヶ国以上。

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