35日間に渡るアメリカ政府閉鎖とその影響

TrumpShutdown(C)Megumi MitaniTravel

こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

今回の3ヶ月アメリカ滞在は入国時に別室送りになったり、搭乗する飛行機の荷物検査が以前より厳しくなったり、いつもと様子が違いました。

トランプ政権になってから2度目のアメリカ生活。カフェに行けば誰かが「まったくこの国はどこへ向かっているんだよ」とか、「Crazy(狂ってる), Ridiculous(馬鹿げてる), Insane(正気じゃない)」などという強い言葉が飛び交っています。

この1ヶ月、アメリカ国民の間で最も関心を集めていたのが「アメリカ政府のシャットダウンはいつまで続くのか」でした。

つい先ほど、トランプ大統領が「2月15日までの3週間は一時的に政府機関の閉鎖を取りやめる」と宣言しました。

このブログの読者さんは、海外旅行や海外生活に興味がある方が多いので、今アメリカで起こっていることに加え、観光でアメリカに来る予定の方に影響が出そうなことを書きます。

アメリカ政府機関が35日間もシャットダウンした理由

アメリカ政府機関がシャットダウンしたのは2018年12月22日。

トランプ大統領の公約のひとつである「メキシコとの国境に壁を作る」ための予算57億ドル(約6200億円)を巡り共和党と民主党が対立したため、アメリカ政府機関の一部を閉鎖することになりました。

トランプ大統領は本気で「違法な移民からアメリカ国民を守る手段は、壁なんだ。壁こそがこの国を守るんだ。」と自身のTwitterやスピーチで言い続けています。

更に、アメリカ史上最長となる35日間のアメリカ政府機関の一部閉鎖についても、民主党に責任を押し付ける始末。

Donald J. Trump Twitterより

「民主党のせいでアメリカ政府は閉鎖した」と言ったり、「ナンシーとチャックが動けば15分で政府閉鎖を終わらせることができる。シャットダウンは彼らと民主党のせいだ」とまでTwitterで発言。

もちろんナンシー・ペロシ下院議長は反論。
「真実はこうです。共和党がシャットダウンを始めたのです。そして民主党はシャットダウンを終わらせようとしているのです。」

そして、アメリカ時間1月25日に「アメリカ政府機関のシャットダウンを終わりにして、再開することで合意しました。」とトランプ大統領がアナウンス。2月15日までの3週間は一時的に政府機関の閉鎖を止め、予算について話し合いを進めるそうです。

1ヶ月以上のシャットダウンによる影響

Federal Workers Tell Us How it Feels to Be Shut Down

"The biggest fear is not getting food.""It's like a nightmare that won't end.""President Trump should do what's right for the workers."Federal workers tell us what it's actually like being shut down.

VICE Newsさんの投稿 2019年1月15日火曜日

35日に及ぶアメリカ政府のシャットダウンは史上初。12月末頃からシャットダウンによる様々な影響が出始め、連日のようにニュースになっていました。

・アメリカ政府に雇われている80万人に影響が出ている
・80万人のうち約40万人が1ヶ月以上無給で働いている(働いた分は後に支払われる)
・残りの約40万人は自宅待機を強いられている(もちろん無給。後日支払われることもない)
・アメリカの国立公園や政府管轄の街がゴミだらけ
・政府機関で働く人々も食べ物の配給に行列を作る

1ヶ月分のお給料が支払われなかったら、家賃や家のローンも払えないし、当然日々の生活にも影響が出ますよね。。

アメリカ観光への影響

数時間前に政府機関再開のニュースが告げられたばかりなので正確なことは分かりませんが、閉鎖されていた人気観光地スミソニアン博物館やナショナルギャラリーも再開されると思います。

アメリカの美しい国立公園もパークレンジャーが全く足りない状況にも関わらず、ナショナルパークへ押しかけたマナーのない観光客が残した爪痕は大きく、政府が再開したからといってすぐに元どおりになるとは思えません。

また、空港の保安検査官が足らず、セキュリティチェックが通常より30〜60分余計にかかっていた問題は解消されそうですが、自宅待機になったスタッフが全員戻ってくるのかは疑問です。

P.S.
この記事を書き終わり、カフェを出て歩き出した数秒後。後ろから何か聞こえると思い振り返ると、真顔でハーモニカを吹きながら歩いている20代の女性が。「あぁそっか。私、今ポートランドにいるんだ。」とほっこりした気持ちになりました。

この記事を書いた人

フルタイムトラベラー。デジタルノマド5年目。
世界各地のAirbnbで家を借りながら暮らす旅人。ライター。翻訳家。
LINE トラベルjpナビゲーター。

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