【スリランカひとり旅】キャンディで出会ったスリランカ人ファミリー

kandy-family (C)Megumi Mitani Sri Lanka
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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

キャンディの観光スポットや見所をご紹介した続きで、キャンディでのエピソードを。

キャンディに着いた1日目の午後、キャンディの街を散歩しようとキャンディ湖に行った。

kandylake(C)Megumi Mitani

この湖は人口湖。
湖沿いにはお菓子や飲み物を売っている親子や、コブラや猿に芸をさせてお金を稼ぐ人がいる。

地元の人と観光客が入り混じる湖沿いを歩き続ける。

スリランカでは珍しくスーツを来た男性が「プライベートタクシーはどうですか?」と名刺を差し出す。

笑顔で断ると「では名刺だけでも持っていってください。何かあった時のために」と丁寧に言う。

さらに歩き続けると、18歳くらいの男の子が「どこから来たの?ひとり旅?」と声をかけてきた。キャンディダンスの売り子だった。

先のタクシードライバーもキャンディダンスの宣伝アルバイトの子も、押し付けがましくないのがスリランカらしい。

「自分はこんなサービスをしているよ。それより日本はこんな国なんでしょう?」といった感じで、サービスを断っても会話が続くことが珍しくない。

スリランカ人は好奇心が旺盛でオープンマインド。

Kandy(c)Megumi Mitani

強い日差しの昼下がり、キャンディ湖の隣にある仏歯寺に行った。

仏歯寺の敷地内にある階段に座っていたら10代の女の子2人組が近づいてきて「Can we take a picture?(一緒に写真撮ってくれる?)」と声をかけてきた。

「もちろん!」と言って彼女の携帯で撮ると「バ〜イ」と笑顔で去っていった。

ボリビアに行った時もそうだったけど、特に会話しなくても「旅行者と一緒に写真を撮る」ということが彼女達は楽しいのかもしれない。

2分後。今度は別の女の子4人が「Selfie, together?(一緒にセルフィー撮ろう?)」と声をかけてきた。

彼女達はセルフィーがうまい。1人の子が携帯を取り出したら他の3人は瞬時に各自ベストポジションにつく。私を含めて5人もいるのに全員見事にフレームに収まっている。

自分ひとりのセルフィーすら下手な私は、3人以上になると誰かしらの顔が隠れたり切れてしまう。楽しそに笑いながら去っていく彼女達を尊敬の眼差しで見送った。

さらに1分後。
今度はスリランカ人ファミリー(おばあちゃん、お母さん、娘2人、息子1人)が近づいてきて「Picture?」と言われた。

直前に2組の女の子たちとセルフィーを撮っていたとはいえ、「いやぁ。おばあちゃん含めて6人でセルフィーはないよなぁ」と思った私は「OK!」と言って、持っていたカメラで家族の写真を撮った。(写真左)

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するとお母さんが「Thank you, but together…(ありがとう。でも一緒に・・)」と。

えー!私も家族写真に入っていいんですか!?と驚きながらも、6人でセルフィー?

その後も、家族交代で娘2人と私、長女以外の家族と私、おばあちゃん&お母さんと私、など5パターンくらいお母さんの携帯で写真を撮った。

写真を撮ったらすぐに去っていく女の子達とは違い、このファミリーは私の隣に座ったままだった。何か言いたそうにしている長女とお母さん。

その後も沈黙が続いたのでニコッと微笑むとお母さんが「Friends?」とひとこと。

「友達と一緒に来てるの?」とか「友達を待っているの?」という意味だと思った私は「No, by myself.(いいえ、ひとりです)」と返すと、また沈黙。

そして再びお母さんが「Friends? Phone number?」と私の携帯を指差して言いました。

「あぁ。友達になろうって意味だったのか」と思った私は「スリランカの携帯番号はないけど」といって、東京タワーと増上寺の写真が入った名刺を渡した。

家族みんながその小さな名刺を覗き込んだあと、お母さんと娘が「Thank you」と小さな声でいった。

そして後日、家族のお父さんからFacebookページ宛にその日撮った写真(右側2枚)が送られてきた。

その後も、スリランカに関する投稿とするとメッセージをくれたり、家族のセルフィーを送ってくれるお父さん。

言語の違いで意思疎通がスムーズにいかなくても、知っている単語でコミュニケーションをとろうとする気持ちは本当に大事だな、と家族から教えてもらった出来ことでした。

この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。世界各地で家を借りながら暮らす「デジタルノマド」9年目。40ヶ国。

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