こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。
ブエノスアイレスはアルゼンチン最大の都市ですが、英語がほとんど通じません。スペイン語の必要性を日々感じており、「はじめてのスペイン語」を勉強中?
今日はブエノスアイレスの治安について書きます。アルゼンチンの日本語での情報は本当に限られていて、特に最新の情報はなかなか見つけられません。
ブエノスアイレスに来て3週間経ったので、2016年5月現在の治安状況と防犯対策について書きます。
アルゼンチンは本当に危ないのか?
「アルゼンチンは治安が良くない」「特にブエノスアイレスは要注意だ」とこれまで世界中で会った旅人から聞いていました。
最新情報を調べようとネットでリサーチすると、スリ・強盗・詐欺などの情報ばかり。
4月中旬、ニューヨークからチリのサンチアゴを経由しブエノスアイレスの空港に降り立った日本人の私とアメリカ人のパートナー。
「ついに来た!アルゼンチン!」という喜びよりは、緊張の方が優っていて2人とも警戒心に溢れていました。
空港内だからと言って安全とは限りません。
むしろ外国からの旅行者は狙われていることが多いです。
とりあえず空港内のカフェでコーヒーを飲んだ後、タクシーでホテルへ向かうことに。
UBERを呼ぶつもりだったけど、捕まらなかったので仕方なくタクシーを使いました。
ホテルがあるのは、San Nicolás(サン・ニコラス)という中心地。
ブエノス・アイレス名物のCambio Guysがいるフロリダ通りのすぐ近く。
ホテルが立ち並び、観光客も多いけれどビジネスマンも多い慌ただしい場所です。
タクシーの車窓から見たブエノスアイレスの第一印象は

うん。。気をつけた方が良さそうだな。
ブエノスアイレス滞在3週間経過
あっという間に3週間が過ぎました。
私たちは今のところ危ない目にもあっていないし、トラブルや犯罪も見かけていません。ブエノス名物と聞いていた「ケチャップ強盗(*)」にも遭遇していません。
たまたま運が良いだけかもしれないけど、地下鉄に乗る時や街中を歩く時にはかなり気を張るようにしています。
*ケチャップ強盗とは、ケチャップや謎の液体を気づかれないようにターゲットにかけておきながら「あら、何かついてるわよ〜。拭いてあげる。」と親切心を装って近寄って来てスリをする人たち。おばさんが多いらしいです。
安全対策はローカルを見て学ぶ
28ヶ国旅して来て学んだことのひとつ。

海外での安全対策は「ローカルを見て学ぶ」
なぜなら犯罪の傾向や安全対策は国によって違うからです。
ブエノスアイレスに着いて最初の5日間はほぼ手ぶらで出掛けました。一眼レフカメラを持ち歩きたい気持ちを抑え、まずは街中にいる人をひらすら観察しました。
ポケットにiPhoneと簡易的なおサイフ(クレジットカード1枚と40USD)だけを入れて。
正確には、カード1枚と20USDをおサイフに、残り20USDはポケットに入れて。ポケットに入れた20USDは強盗に遭遇した時に投げる護身用です。
ブエノスアイレスの人達を5日間観察して学んだことは
- バックパックやカバンは歩く時でも前に抱える(電車の中では絶対)
- 携帯をチェックする時は立ち止まって周りを確認してから
- 人混みでは常に周りに視線を配る
- 女性はスカートよりパンツで外出(スカートを履いている人は本当に少ない。ディナーや観劇・タンゴの時はドレスアップするのでしょうね。)
- 颯爽と歩く(フラフラと目的がないような歩き方はしない)
- すぐに現金が出せるようにしておく(みんなポケットからスッと出す)
ブエノスアイレスは多民族な場所だけど、アジア人は少なく、日本人はそこにいるだけでなんとなく目立ちます。
レストラン、電車の中、コーワーキング・スペースでさえも、アジア人が珍しいのかよくジッーと顔を見られます。決して差別的な感じじゃなくて「あ、アジア人だ。日本人か?中国人か?韓国人か?」という感じで。
ただでさえ目立つ=ターゲットになりやすいので、せめて行動だけでも現地の人に近づけてリスク回避したいですよね。
上で紹介した6つのポイントが、これからアルゼンチンに行く方の参考になれば幸いです。
ブエノスアイレス在住25年のTOMOKOさんも安全対策について大切なことを書かれていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
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