【実質休業】旅行ライターで海外ノマドですが。当面、海外旅行は自粛します。

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こんにちは!フルタイムトラベラー、三谷めぐみ (@meg_intheworld)です。

今日はあまり楽しくない話を書きます。

皆さんもご存知の通り、1月から日本国内でも広がり始めたCOVIDー19(コロナウィルス・新型肺炎)ですが、2月にはイタリア、韓国、イランでパンデミックが起こり、そして3月に入ってヨーロッパ全体、アメリカでも広がり、緊急事態宣言が発令されたり国境を封鎖する事態になっています。

一方、今(3月18日現在)の日本では、学校休校、リモートワーク(テレワーク)という変化はあるにせよ、ヨーロッパやアメリカに比べると、自由に外出もできるし、飲食店で食事もできるし、比較的「普通」な日々を送っているように思います。

もちろん、普段とは違う生活を余儀なくされ、「自粛」ムードが続いてストレスを感じたり、「いつ終息するのだろう」と不安に思う人も多いと思いますが。

私も1月下旬からなるべく電車に乗らない生活を始め、2月中旬から完全に”Self-Quarantine”生活をしています。

私は、フルタイムトラベラーデジタルノマド)として、世界の色んな国へ飛び、その街で暮らし、旅をし、そこでの経験や観光にオススメのスポット、旅に役立つ情報を発信するのが仕事です。

いわば、旅をすることが生業。

旅行ライターなので、旅をしなければ仕事にならないとも言えるかもしれません。(まぁ、フリーランスで他の仕事もしていますが。)

そんな旅大好きな旅中毒人間にとって、5年間も旅をしながら暮らしてきた私にとって、「旅ができない」「海外にいけない」ということは結構なストレスです。

さらに、COVID-19による大打撃を受けている旅行業界の事を想うと、「今は旅行しない方が良い」なんて、思っていても言えませんでしたし、むしろ「今こそ旅をして航空会社やホテル業界に貢献した方が良いのでは?」とさえ思いました。(たった1人の旅人の「貢献」なんてたかが知れているのに。笑)

「旅行」に対して様々な想いや葛藤を抱え、悩みに悩んだ結果、それでも、暫くの間は海外旅行を控えようと決めた理由をシェアしたいと思います。

個人ブログなので敢えて断る必要もないかと思いますが、以下は完全に私一個人の考えです。皆さんがそれぞれの考えを持っているのと同じように、私という一人の旅人の意見である、ということを理解した上で読んでいただければ幸いです。

1. 終息の気配が全く見えないから

前回のQ&Aに書いた通り、2月の時点で「4月までは旅行しません」と言いましたが、今(3月18日)の時点では「5月末、もしくは夏までは日本にいる覚悟をした方がいいな」と考えています。

日本国内にいて、日本のメディアだけ見ていると、コロナは終息に向かっているかのようにも見えますが、ヨーロッパやアメリカの現状を見てください。現地に友人・知人がいれば、是非どんな状況にあるか聞いてみてください。

COVID-19という同じウィルスなのに、海外と日本でここまで国の対策や反応が違うことが不思議でなりません。。

2. どこにも入国できない(隔離される)可能性もゼロではないから

今日現在(3月18日)、88ヶ国が日本からの入国を制限しています。

例え日本を出国し飛行機に乗っても、現地に着いて入国できない、またはそのまま隔離される可能性もあります。

ここ3週間、ドラスティックに状況が変わっているので「今日はOKでも明日はダメ」という可能性は十分にあり得ます。

日本からの入国規制がある国

3. 日本もいつ渡航禁止・入国制限をするか分からないから

オーストラリアはオーストラリア国民に対し、「全ての国・地域への渡航禁止」をかけました。海外に滞在中の人は至急帰国するよう通達したそうです。

ヨーロッパも封鎖状態にあり、アメリカもロックダウンしている街がある中、日本で同様の事が起きても何ら不思議ではありません。

(3/20追記)
ついにアメリカも「海外渡航禁止」を勧告しました。
私達は、これまで以上に、これから何が起こるのか注視する必要があるように思います。

4. 国や場所によっては「観光」どころではなく、飲食店も閉まっているから

今(3月18日)の状態で、いつも通り何の心配もせずに観光を楽しめる国はどのくらいあるのでしょうか?

2週間後、1ヶ月後には「平常通り」に戻っているでしょうか?

残念ながら、私にはそうは思えません。
もちろん1日も早く平常通りに戻って欲しいと願ってはいますが。。

それに・・・。
例え観光大国であっても、今の状況で「外国人旅行者」が歓迎されると思いますか?

何もなければ良いですが、場所によっては「日本から来たのか」と警戒されてしまうことがあるかもしれません。

観光大国は観光で経済が成り立っているという側面もありますが、小さな国や十分な医療が無い国ほど「今は行かない」という選択が、その国のためになる場合もあると思います。

5. COVID-19は旅行保険でカバーされない場合もあるから

無事に海外に行けたとしても、コロナウィルスから逃れたということでありませんし、現地で感染のリスクがないとは言えません。

現地で発症し病院にかからなければならない場合、自分の症状を現地語で説明できますか?
医療費はいくらかかるかご存知ですか?
あなたが普段加入している旅行保険会社は補償してくれますか?

保険会社や補償内容によっては、COVID-19は補償対象外という場合もあるので、もし行く場合は、規約をよく確認した方が良いでしょう。

6. 旅行はいつでもできるから

旅行を計画して、予約も済ませていた人にとって、海外旅行を「キャンセル」することは非常に辛い決断です。

私も同じです。アメリカにいるパートナーとは、4月からアメリカ・日本・タイのどこかで過ごす予定でしたが、2月初旬に計画を白紙に戻しました。
次にいつ、どこの国で会えるかさえ分からなくなりました。

でも。「数十年に1度あるかないかの事態」と言われてる今の状況で、先述した5つの理由を超えるほど、「今じゃないと行けない」のでしょうか?

もちろん答えが「YES!100%!」な人もいるでしょうが、私は「今は待つとき」だと考えました。

COVID-19が終息したら、思いっきり旅をすれば良いのです!

今はこの「待つ」時間を有効に使うべく、別の方法で「旅」を楽しむことにしました。

次の記事で「自粛期間中に『旅』を楽しむ方法」をシェアしますので、よければまた読みにきてください。

Until then, Eat well, Sleep well, Laugh sometime!

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この記事を書いた人

自然と芸術を愛する旅人。世界各地で家を借りながら暮らす「デジタルノマド」9年目。40ヶ国。

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